陽炎
この曲は2019年の9月ごろに完成した曲です。
平成から令和へ元号が変わり、令和になって完成させた初めての曲でした。
普段、歌詞を付け足しながら作る自分ですが、限りなく無駄を削ぎ落とした歌詞に仕上げました。
この曲にはモチーフとなったものはありません。
純粋に赴くまま、夏の歌詞を綴りました。
まず、1番のAメロについてですが、
「人の体温 同じくらいの外に
独りで歩いていた
その暖かさ 例えばそれが君なら
とても嬉しいのに」
最近、夏になると気温が35℃以上の日が普通になってきて、鋭い日差しに億劫になりますが、君と触れ合った時の温度だったらそんなことは気にしないというような感じを出してみました。
続いて、Bメロは、
「浮かんでは すぐに消えてゆく
面影を捕まえに」
君を欲するあまり幻覚を見ているように君がちらついている感覚を表現してみました。
元々、Bメロはもう少し長くする予定でしたが、この歌詞ができた時にこれくらいの長さに落ち着きました。
続いてサビですが、
「微かに揺れる陽炎みたいに
君の気持ちをくゆらせてきた
体中は水浸しになって
夏の日が照らしてゆく」
君の面影は君の気持ちを陽炎となって映し出していることを表現してみました。
「水浸し」は、汗を表現しているためです。
続いて2番のAメロとBメロですが、
「街の騒音 耳につんざく
無いなら無いで空しいだけ
わがままなせいで傷つけて
出て行った 二日前に」
都会の喧騒にうんざりすることもありますが、やはり無くなってしまうと物寂しさがあります。
お互いのわがままに君と自分は喧嘩してしまったから外に出てしまったことを、あえて人称を入れずに書きました。
自分は君を探している、君は自分に見つからないように離れているといった情景を表現してみました。
続いてサビですが、
「人で溢れる雑踏みたいに
君の気持ちをごまかしてきた
抽象的なものが重なって
音も無くさらってゆく」
君がいつもいる日々に慣れてしまったゆえに、君の気持ちを受け取らず、いろんなものに消えて届かなくなってしまった情景を表現してみました。
また、出した音にそれよりも大きい音を近づけると干渉して消えてしまう事象を盛り込みました。
続いてCメロとサビですが、
「微かに揺れる… 微かに揺れる…
微かに揺れる… 面影を捕まえに…
空気に化ける陽炎みたいに
君の気持ちをくゆらせてきた
気づいたときには見えなくなって
夏の日が沈んでゆく」
この「夏の日」は、「夏に輝く太陽」と「夏を過ごす日々」のダブルミーニングを指しています。
君の面影が陽炎となっていましたが、それがだんだん消えて見えなくなってしまい、次第に夏が終わりに近づいていく情景を表現してみました。
シンプルに仕上げるのは普段してこなかったので難しかったのですが、納得のいくものに仕上がったので、この歌詞は結構気に入っています。
平成から令和へ元号が変わり、令和になって完成させた初めての曲でした。
普段、歌詞を付け足しながら作る自分ですが、限りなく無駄を削ぎ落とした歌詞に仕上げました。
この曲にはモチーフとなったものはありません。
純粋に赴くまま、夏の歌詞を綴りました。
まず、1番のAメロについてですが、
「人の体温 同じくらいの外に
独りで歩いていた
その暖かさ 例えばそれが君なら
とても嬉しいのに」
最近、夏になると気温が35℃以上の日が普通になってきて、鋭い日差しに億劫になりますが、君と触れ合った時の温度だったらそんなことは気にしないというような感じを出してみました。
続いて、Bメロは、
「浮かんでは すぐに消えてゆく
面影を捕まえに」
君を欲するあまり幻覚を見ているように君がちらついている感覚を表現してみました。
元々、Bメロはもう少し長くする予定でしたが、この歌詞ができた時にこれくらいの長さに落ち着きました。
続いてサビですが、
「微かに揺れる陽炎みたいに
君の気持ちをくゆらせてきた
体中は水浸しになって
夏の日が照らしてゆく」
君の面影は君の気持ちを陽炎となって映し出していることを表現してみました。
「水浸し」は、汗を表現しているためです。
続いて2番のAメロとBメロですが、
「街の騒音 耳につんざく
無いなら無いで空しいだけ
わがままなせいで傷つけて
出て行った 二日前に」
都会の喧騒にうんざりすることもありますが、やはり無くなってしまうと物寂しさがあります。
お互いのわがままに君と自分は喧嘩してしまったから外に出てしまったことを、あえて人称を入れずに書きました。
自分は君を探している、君は自分に見つからないように離れているといった情景を表現してみました。
続いてサビですが、
「人で溢れる雑踏みたいに
君の気持ちをごまかしてきた
抽象的なものが重なって
音も無くさらってゆく」
君がいつもいる日々に慣れてしまったゆえに、君の気持ちを受け取らず、いろんなものに消えて届かなくなってしまった情景を表現してみました。
また、出した音にそれよりも大きい音を近づけると干渉して消えてしまう事象を盛り込みました。
続いてCメロとサビですが、
「微かに揺れる… 微かに揺れる…
微かに揺れる… 面影を捕まえに…
空気に化ける陽炎みたいに
君の気持ちをくゆらせてきた
気づいたときには見えなくなって
夏の日が沈んでゆく」
この「夏の日」は、「夏に輝く太陽」と「夏を過ごす日々」のダブルミーニングを指しています。
君の面影が陽炎となっていましたが、それがだんだん消えて見えなくなってしまい、次第に夏が終わりに近づいていく情景を表現してみました。
シンプルに仕上げるのは普段してこなかったので難しかったのですが、納得のいくものに仕上がったので、この歌詞は結構気に入っています。
2/2ページ