●本宗教の特色
宗教と聞き、胡散臭いというイメージを持つ方も多い事と存じます。しかし、本団体は週に一度阿弥陀仏を唱える儀礼、教祖様が提供する施設、衣食住の提供等があり、老若男女住みやすい安寧の場となっております。
山奥の寺院で多少険しい道さえありますが、池には「極楽」を彷彿とさせる睡蓮の花を見る事ができ、春は桜を、夏には蓮を、秋には紅葉を、冬には雪景色を愉しむ事が出来ます。

●施設について
施設には大浴場や大広間があり沢山の人を収容するのに向いています。信者は同じ床を共有する事でより内密な仲になることでしょう。
裏手側には厠、廊下から右手に曲がると治療室があります。治療室では良薬、消毒液等が有り、町のかかりつけ医が傷を治してくれます。

教祖様のお部屋は施設の西側にあり、無断で立ち入る事は禁止されていますのでご注意を。


●規則について
私達信者には以下の物が支給されます。

・白い服
・髪ゴム（女性のみ）
・おくるみ（妊娠中の方のみ）
・剃刀

入信してまず最初にやって頂く事はお召し替えです。ここにいらっしゃった方であれば着物も汚れている方が多いでしょう。何にも染まらないという云われる絹を着用してください。

頭髪は、女性であれば耳の後ろより下で一つに纏め、男性であれば髪を剃刀で丸刈りにしましょう。お歯黒などのメイクは禁止、衣服の改造は禁止とさせて頂きます。
これは正しい者こそ救われるという教えです。

また、万が一に備えて藤の花の香炉を焚くという方もいらっしゃる事と存じますが、本宗教の管理は万全なので安心して暮らしてください。


●教祖様のお告げ
教祖様は日中はお部屋にて経を唱えておりますのでお告げを聞くのは日が沈んだ時間帯となります。一人が怖いという方はお友達を連れて教祖様の所へ参られてください。

●信者同士の交流会
月に数回信者達で集まりお鍋や美味しい物を食べに旅行に行く機会を設けました。

教祖様にはご内密ですが、熱心なファンが作成した妄想本も御座います。詳しくは作者プロフィールにてご説明させていただきます。
くれぐれもご内密に…。