ジョージとのクリスマス休暇
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ハリーと話し後、荷物を纏めた私はジョージと共にホグワーツ特級に乗ってフェニス姉さんの待つ屋敷へと帰る予定だ
さすがの悪戯っ子のジョージもフェニス姉さんに会うのでカチンコチンに緊張し、駅に着くまでずっと固まっていた
「ジョージ、そんなに緊張しなくても大丈夫だから。
まぁフェニス姉さんのことを"おばさん,って呼んで起こらせないかぎり何ともないわよ!
多分ジョージの事気に入ってるから」
「うちの両親から手紙がきて"絶対にフレーベア先生を怒らすな,って何度も送ってきたから緊張しちゃってさ。
ほらフェニス・フレーベアは"稀代の魔女,と呼ばれダンブルドアと並ぶ偉大な魔法使いだ、しかもフレーベア家ときた…
さすがの僕も心臓がやばいよ」
「それぐらい授業にも緊張感を持って受けてくれたらいいんだけど、あっアンナとフェニス姉さんだわ!」
汽車が停まったので荷物を下ろして降りるとアンナと寒い中ミニワンピース姿のフェニス姉さんが手を振って迎えにきてくれた
「おかえりなさい、リリスと彼氏くん♡
モリーとアーサーの双子ちゃんね、フェニス・フレーベアよ。
ご両親から山程手紙を頂いたわ、息子がお世話になりますって。
二人に愛されてるわね!
休み中は私が母だと思って遠慮なく頼って頂戴♡」
「あッ…
ジョージ・ウィーズリーです、リリスとお付き合いしてます!
今回は僕なんかを招待していただきありがとうございます!」
カチコチンに固まりながらも深々と丁寧に挨拶をし、それを見ていたアンナは何度も頷きいい印象のようだ
「立ち話もなんだから屋敷に帰りましょうか、さぁ二人とも私の腕に掴まって」
私もジョージもフェニス姉さんの腕を掴むと姿現しで屋敷まで飛んだ…
屋敷の中は相変わらずアンナが綺麗にしてくれているので真新しい家のように美しかった
籠に入れていたロゼとセルロッタを話すとアンナが私達の荷物を魔法で部屋まで運んでくれた
テーブルにはチキンやローストビーフなど豪華なクリスマス料理が並び、部屋の中は美味しそうな匂いでいっぱいだった
フェニス姉さんはいつもの椅子へと座るとワインを注いでいた
ジョージは私の屋敷の広さに驚いているようでぽかーんと口を開けたまま呆けていた
「ジョージ、座りましょう!
アンナがクリスマス料理を作ってくれたのよ」
私の隣に座るように促した
「お嬢様の彼氏様が来ると聞いておりましたので、今回は張り切りすぎてたくさん作ってしまいました。
ジョージ様、たくさん食べてくださいね」
私とジョージにジュースを注ぐとフェニス姉さんの隣にアンナも座った
「ありがとうございます」
「我が家は屋敷しもべのアンナも家族の一員だから一緒に食べてるの、ジョージかまわないかしら?」
「あぁ…全然問題ないよ!」
「では諸君、孫に彼氏が出来たことを祝って…乾杯!!」
挨拶を勝手にし乾杯し終わるとフェニス姉さんは一気にグラスのワインを飲み干した
よほど楽しいのかいつもよりお酒を飲むペースが早いように感じたがお腹が空いていたのもあり、ローストビーフへと手を伸ばした
緊張していたジョージもお腹が空いていたようでアンナが作ったカルパッチョを食べ"美味しい,と絶賛し、チキンやピザへとかぶりついた
それを隣で見つめていた私はジョージの緊張が少し解けたので安心した
「で、ジョージは私の孫娘のどこに惹かれたのかしら?」
「私も聞きたいですわ、フェニス様!」
「フェニス姉さん、ちょっとお酒のペース早すぎよ!」
空いているボトルが二・三本机に置いてあり、顔を真っ赤にしたフェニス姉さんがジョージへと絡んでいた
「そうですね…
リリスの広く深いその抱擁力と悪戯っ子な性格にいつの間にか惹かれ、気づいたら好きになってしまってました」
告白されたけどジョージが私のどこに惹かれたのかは聞いたことなかったので、私は嬉しくて思わず顔を赤く染めた
「まぁまぁ♡青春ね♡
貴方顔もイケメンだし、中身もそこらへんの貴族のバカ息子より私は好きよ。
お互いまだ子供なんだからいろんな恋をしたらいいわ、で!リリスとはHしたの?」
フェニス姉さんの言葉に仰天し、口の中に入っていた物が思わず出そうになった…
「なッ…何言ってるんですか、フェニス姉さん!?」
「何って付き合ってるんだからHしたのか聞いただけでしょ?
年頃の男の子なんだから彼女ができたらHしたいに決まってるでしょ、ねぇアンナ!」
「はぁ…フェニス様、もう少しオブラートに包むべきらかと。
酔っていらっしゃるから一段とタチが悪いですよ、ジョージ様が驚きすぎて固まってますわ」
隣に座っているジョージを見るとアンナの言った通り、目を見開き固まっていた
「思春期の男女はストレートに聞いた方がいいのよ♡
この子、だいぶ私みたいにおっぱいおっきくなったからエロい身体してるわよ!」
「あっ、それはわかります。
ちなみにまだHはしてませんので」
「えぇ!?
こんなエロい身体のリリスとHしてないの!!
リリス、貴方鬼だわ。
ずっとお預けを食らわされてる犬と同じ状態よ、ジョージ…かわいそうに…
休暇中はリリスと一緒の部屋で寝れるようにしてあるからHしちゃいなさいな♡
ホグワーツ戻ったらどうせ出来ないんだし!」
「なッ///フェニス姉さん、何言ってるんですか!?」
「あらあらそんなに喜んでくれるなんて嬉しいわ♡」
「悪酔いしすぎですよ!!」
酔ってもいるがまたフェニス姉さんの悪い癖が出て思わず私はテーブルを思いっきり叩いてしまった
「フェニス様、その下品なお口はそれぐらいにしとかないとフレーベア家の当主として些か問題があると思いますよ」
「別に問題だらけのこの家なんだから関係ないわよ、それにリリスの代で。
これはパーティーの最中にする話じゃなかったわね…
さぁじゃんじゃん食べなさい、男の子はガッツリ食べるのが漢(おとこ)ってもんよ!」
フェニス姉さんは指を左右に振るとキッシュやバラ肉巻きをジョージのお皿へと山盛りにすると、予想外の量にさすがのジョージも顔が真っ青になっていたが気合いを入れ全部食べていた…
「グフッ…美味しかったです、ご馳走様でした」
「ジョージ、無理しすぎよ。
いつも食べる量の倍は食べたわよ」
「フフフッ、貴方面白いわね。
今日は疲れたでしょうから貴方達はもう寝なさい、あッ!学生なんだから避妊はしなさいよ」
「フェニス様、酔すぎです。
リリス様のベッドで寝れるように準備してますので、お二人ともゆっくりお休みください」
「はぁ…悪いけどフェニス姉さんを頼むわね。
先に休ませてもらうわ、おやすみなさい」
二人に挨拶をすると階段を上がり食べ過ぎでしんどそうなジョージを連れて部屋へと戻った
食べすぎたジョージは部屋に入ってベッドへと倒れたので、私は着ていた服を脱ぎワンピースタイプのパジャマへと着替えベッドへと入った
どうやら少し緊張がほぐれたようで枕に疼くまるジョージが可愛く思わず頭を撫でた
「フフフッ、ジョージ緊張しすぎて無理しすぎちゃったようね。
フェニス姉さんもアンナも貴方のこ受け入れてくれているから大丈夫よ、それよりもお腹大丈夫?」
「リリスの家族に嫌われたらどうしようかとドキドキだったよ、お腹はち切れそうだ…
リリスと同じ部屋で寝かせてくれるなんて僕はラッキーだ!
僕のママだったら絶対させてくれないよ」
「私はジョージのお母さん好きよ、まぁ普通は年頃の男の子と女の子を一緒にさせないでしょ。
眠たそうね、今日は疲れたからゆっくり寝ましょ」
「ふぁ〜、なんか安心したら眠くなっちゃったよ。
おやすみリリス…」
欠伸をするとジョージはチュッとキスをし私を抱きしめてくれた
私は暖かいジョージの腕の中で目を閉じ、いつの間にか夢の中へと誘われた…