嵐の中のクディッチとジョージの嫉妬
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翌朝起きるとジョージは試合があるので先に起きたようで隣にはいなかった
窓が風でガタガタ音を鳴らし昨日よりも悪天候になってしまったようで、私はジョージやハリーが心配になった
黒いシャツに赤いショートパンツを履いてレインブーツを履くとカッパを手に持ち談話室を抜けてクディッチ競技場へと向かった…
すると向かい側からカナリア・イエローのユニフォームを着たセドリックと出会ってしまった
告白の返事をして以来、避けられているような気がしていたのでこんな所で会うとは思いもしなかった
「セドリック、久しぶりね…
今日はグリフィンドールと試合よね、最悪な天候のようだからケガしないように気をつけてね」
「ありがとう、リリス。
君は本当に優しくて素敵な女の子だよ、どうやら彼氏さんはなかなかの束縛の強い人のようだね…
お互いいい試合になったらいいね、では僕は行くよ!」
何故かセドリックが私の首元を見つめていたので疑問に思ったがリーが実況席に急がなければいけなかったので気にせず走り去った
カッパを着たがあまりの雨風に帽子が脱げて一瞬で身体は濡れてしまい、なんとかリーの隣に座った
「遅いぜリリス、もう始まるところだ!
お前ッ!?
おいおいマジかよ、ジョージって束縛する奴だったんだな…
リリス、お前鏡見てきたか?」
何故かリーは私の首元を見ると仰天し頭を抱えながらマイクを握っていた
「見てないけど、セドリックと同じこと言うのね。
寝坊したから着替えてそのまま来たの」
「その姿でディゴリーに会ったのかよ、男として同情するぜ…」
リーは手鏡を出すと私に首元を見るように促し見つめると、首元から胸元まで赤い痣だらけで私は思わず驚き叫んだ
「ちょっとこれ何!?」
「ジョージが朝から機嫌がよかったのはこれだったのか、愛されまくりだなリリス!
それはキスマークだ、きっと寝てる間につけられたんだろうな」
鏡の中に映る自分のキスマークだらけの姿に思わず恥ずかしくなり、なるべく見えないようにシャツを引っ張った
「ゴホンッ、フレーベア…
ウィーズリーと付き合っているのは知っていますが、清く正しい交際をなさいませ。
フレーベア家の令嬢ともあろうレディがあらぬ噂をされますよ?」
「アハハハ…ごもっともです、マクゴナガル先生…
気をつけます…」
隣に座っていたミネルバが凄く怖い顔で睨んできたので思わず今回は大人しく謝った
するとピッチにグリフィンドールとハッフルパフの選手達が現れフーチ先生がホイッスルを吹き、嵐の中試合が開始された
「さて、フーチ先生のホイッスルもこの嵐中では聞こえませんでしたが試合が始まりました!
きっと僕達の声も皆に届いてないと思いますが、リリスと実況していきます!
おーっとブラッジャーがハリーを叩き落とそうとしましたが危機一髪!
おっと、傘が飛ばされアンジェリーナに当たるところだった!
嵐の中のクディッチは危険がいっぱいだ、また稲妻が光った!
両チーム気をつけて!」
隣にいるリーの実況すらこの激しい嵐の中では途切れ途切れにしか耳に入ってこなかった
雷鳴が鳴り響く中両チーム、スニッチを取っていなかったので試合はまだ続いていた
ハリーとセドリックが猛スピードで上へと上がって行くのが見え、どうやら2人ともスニッチを見つけたようだ
「おおっと、両チームのシーカーがスニッチを見つけたようだ!!
凄いスピードで上がっていく!
さぁスニッチはどちらが取るのか!?」
リーの実況を聞きつつハリーが取りますようにと祈っていると上空にあの卑しいディメンター達が現れ、箒を手放したハリーが地面へと落ちるのが見え実況席から思わず立ち上がり私は叫んだ
「ハリー!!」
するとアルバスが呪文を唱えハリーは地面に激突せずにすみ、守護霊を出してディメンターを追い払った
実況席から飛び降りると意識を失っているハリーの元へと走った
「ハリー!ハリー!!しっかりして!」
「リリス落ち着くのじゃ、担架に乗せ医務室に運ばなくては」
アルバスとグリフィンドールのクディッチの選手のみんなが集まり、魔法で担架にハリーを寝かすと医務室へと向かった
「彼奴らが敷地内に入ってくるとは由々しき事じゃ。
ポピー、ハリーを任せた」
いつも優しいアルバスが珍しく怒っていたようなのでディメンターの事は任せて、私は意識がまだ戻らずベッドで寝ているハリーを心配した
「地面が柔らかくてよかった、絶対死んだと思ったぜ」
「あんな高さから落ちたのよ、ダンブルドア先生がいなかったらどうなっていたことか…」
フレッドとアンジェリーナが話していると壊れた箒を持ったロンとハーマイオニー・ネビルが医務室へと飛び込んできた
「リリス、ハリーは大丈夫!?
20mの高さから落ちるなんて…」
「ハリー死んでない!?生きてる!?」
「ハーマイオニーもロンも落ち着いて、ハリーはダンブルドア先生が助けてくれたから生きてるわ」
「よかった、あんな嵐の中の試合だったから…
何か起こるんじゃないかって不安だったんだ!
でもハリーが無事でよかったよ…」
ハリーが生きていることを知ったネビルは安心したのか床へと座り込んだ
「あれ…僕なんで医務室に…?」
「ハリー!目を覚ましたのね!!」
目を覚ましたハリーに私は思わず抱きつき頰にキスをした
「貴方落ちたのよ、ダンブルドア先生が助けてくれたからよかったけど…
みんな貴方が死んだと思ったわ」
アリシアは涙を流しながら震えていた
「試合は?試合はどうなったの!?」
「ディゴリーがスニッチを取った、ハリーが落ちた直後に。
何が起こったのかあいつは気がつかなかったんだ、振り返ってハリーが地面に落ちているのを見てあいつは試合を中止しようとした。
やり直しを望んだが…向こうが勝ったんだ。
フェアにクリーンに…ウッドさえ認めたよ」
ジョージの言葉にハリーは自分のせいだと顔を下に向け、シーツをぎゅっと握りしめていた
「ウッドはまだシャワー室の中さ、きっと溺死するつもりだぜ!
落ち込むなよハリー、これまで一度だってスニッチを逃したことないんだ。
一度くらい取れないことがあって当然さ!
それにこれでおしまいってわけじゃない、僕達は百点差で負けた。
だからハッフルパフがレイブンクローに負けて僕達がレイブンクローとスリザリンを破ればいいことさ!」
フレッドの言葉にハリーは頷いたがショックを受けているのがわかり、私は思わず背中を優しく撫でた
「あと…君に言わなきゃいけないことがあって…
ほら、暴れ柳はぶつかられるのが嫌だろ?
だから…この通りさ…」
ロンが折れた箒をハリーに見せると、粉々に折れた大切な箒の無残な姿に言葉が出なかったようだ…
「さぁこの子は安静にしなくてはいけません、みんなは出て行きなさい!」
薬を取りに行っていたマダム・ポンフリーに私達は追い出されてしまった
「ハリー…大丈夫かな?
負けたことと大切な箒まで無残な姿になったし…」
「身体的には治るけど精神的なものはすぐには治らないから…
今はとにかく安静にしなくちゃ!
それよりもリリス、貴方びしょびしょのままじゃない!?
風邪引くわよ!」
ハーマイオニーとロンは着替えいたようで私は廊下を歩くたびに服から水が落ちていたことに今から気がついた
「ハリーが心配で忘れていたわ」
「2人は先に塔に帰っといていいよ、リリスは僕が責任持って乾かすからさ!」
クディッチの衣装を着たジョージが濡れた私を抱き上げた
「ジョージ、リリスは私の大切な親友なんだからそれを忘れないでちょうだいね?」
「わかってるよ、ハーマイオニー!」
「アンジェリーナとアリシア、ウッドは俺に任せといて!
今すぐにシャワー室から強制的に出させるから、お前ら2人はゆっくり後から来るんだぞ?」
フレッドの意味ありげな言葉にジョージは気づいたようだが私は訳がわからず、ロン・ハーマイオニー・アンジェリーナ・アリシアへと手を振り別れた
ジョージに抱っこされたままシャワー室へと向かっているとリーが教えてくれたキスマークの件を思い出し、思わずジョージの頬っぺたをつねった
「痛たたた、リリス酷いじゃないか」
「なーにが酷いじゃないかよ、こっちの方が酷いわ!
こんなにキスマークつけられてるの知らなかったんだから!!
セドリックとリーに見られるし、鏡見て驚いたわよ!」
「へぇー…
リーはともかく、あのディゴリーも見たのか…
僕のモノってことだよ、だいたいあんなに警戒心なしで寝てるリリスが悪い」
「私が悪いの!?
だってジョージとだったら安心して寝れるんだもん、仕方ないじゃない」
プイっと頬を膨らませ拗ねた私を"可愛い,とジョージは笑い、また唇にそっとキスをしてきた
いつの間にかシャワー室へと着き中へと入るとウッドとフレッドは見当たらず、私は女子のシャワー室へと行こうとジョージの腕の中から降りようとしたが何故か男性のシャワー室へと無理矢理入らされ
空いているシャワー室押し込まれるとジョージは鍵を閉め濡れた服を脱ぎ始めた
「女の私が男子のシャワー室に入っているのはちょっとまずい気がするんだけど…」
「誰もこないから大丈夫、それより風邪ひいちゃいけないし。
ほら脱いで!」
「へぇッ!?ちょっとッ!待って!?」
強引なジョージにどうすることもできず、お互い裸になったがジョージを直視しないよう思わず目線を逸らした
するとジョージは笑いながら手にソープをつけると私を洗ってくれた
上から下へと丁寧に洗ってくれたのだが、私の胸を見るとニヤッと笑い、少し強く揉まれ思わず変な気分になり顔を歪ました…
「その顔、エロすぎ…」
「んッ…もう!遊びすぎよ!!
早く泡を流して出ましょ?」
「せっかく2人っきりなのにリリスは酷いな…
実況席から飛び降りてハリーの元に駆けつける姿は彼氏としては少しイラってくるものがあったからね…
少しお仕置きしちゃおうかな」
「んぁッ!?」
胸を触っていたはずの手が下へと降りて私の秘部へと指を入れられ、驚いた私は思わず声を上げた
それを聞いてジョージは微笑み、中に入れた指を上下に動かし始めた
「凄く濡れてる、リリスも興奮してるんだね」
「んッ…んあ…ヤダッ!んんッ…!」
「こんなエロい顔、僕だけしか見せちゃダメだよ?
もちろんハリーにも…」
「ハリーは…んんッ…ただの友人よ…ンァ!
ジョージだけだから…許して…んんッ…」
どうやらジョージはハリーに嫉妬したようで、ジョージのことが好きなのを理解してもらう為に自ら唇へとキスをした
「リリスからキスしてくれるなんて嬉しいよ、じゃご褒美あげないとね…」
「アァンッ!やだ…!?」
一本だった指が二本に増え先ほどよりも激しく動かされ私の秘部からは愛液が溢れ出ていた
「イッていいよ、リリス…」
「やだやだ!ジョージ!んあッ…んんッ!!」
奥まで指を入れられた瞬間、身体がビクビク震えジョージの胸元へと倒れてしまった
「イッちゃったね、嬉しいよ。
僕の指、リリスのでベトベトになっちゃった…」
力が抜けて倒れた私を抱き上げると指をいやらしく舐め杖を振り服を乾かすと着せてくれた
「ジョージって意外にSだったのね、やりすぎだよ…」
「ごめんごめん、ついリリスが可愛いすぎていじめたくなっちゃったんだよ。
でもあんなに気持ちよくイッてくれて僕は嬉しいよ」
「ジョージのエロ大魔神…」
「男はみんなエロの塊さ、彼女の前なら尚更さ!
立てないようだからグリフィンドールの塔まで僕がちゃんと運んであげるよ、リリス」
「よろしくね、ジョージ…」
エロすぎるジョージの頬にキスをすると私はお姫様抱っこで談話室まで帰った
するとフレッドが私とジョージにすっ飛んできて"弟とHしたのかい?,とケラケラ笑いながら言ってきたので頬っぺたをつねって"最後までしてないわよ,と言うと、ジョージの腕から降りてハーマイオニーがいる部屋へと向かった
「痛ッ、リリスの奴本気でつねったな。
僕が2人だけの時間をわざわざ作ってやったのに最後までしなかったのか」
「少しずつ歩いていってあげた方がリリスにはいいかなって思ってさ、まぁフレッドのおかげでいい時間を過ごせたよ。
ありがとな!」
「我が弟と大切な姫の為さ!
あのオリバーをシャワー室から出すの苦労したんだからな、見てみろよ。
まだあそこで病んでるぜ」
フレッドが暖炉の前のソファーへと指差すと、放心状態のオリバーが座っていた
「まだ病んでるのか…
ハリーも責任感じてるし、大切な箒は木っ端微塵だし。
しばらく僕らのチームは病みモードだな」
ジョージの言葉にフレッドは頷きお互いため息を吐いた…
その頃私はと言うと、自分の部屋へと戻りハーマイオニー・ラベンダー・パーバティに囲まれシャワー室で何をしていたのか根掘り葉掘り尋問されていた
「フレッドの方がSかと思っていたけど、まさかジョージがそんな激しめだとは思わなかったわ。
まぁそれだけキスマークだらけなら納得はいくけどね」
話を聞いたハーマイオニーなシャツから見えるキスマークを見つめると、納得しながら笑っていた
「年上との恋愛って大人ね、羨ましいわリリス!」
「私も素敵な彼とそんな大人の時間を過ごしたいわ♡」
ラベンダーとパーバティはうっとりしながら腕に抱いてある枕をぎゅっと抱きしめていた
「このキスマークをマクゴナガル先生にも見られちゃったんだから最悪よ…」
「ジョージに愛されてる証拠じゃない、見せびらかしときなさい。
貴方はただでさえ、学校内の男子からモテまくりなんだから虫除けのつもりでつけたのよ。
ジョージもなかなかやるわね♡」
「ハーマイオニー、おもしろがってるでしょ!
大体モテてないし、こんなにつけたら異常よ…」
「そう言う事に関して鈍感なんだから、彼氏になったジョージは苦労するわね…」
ハーマイオニーの言葉にラベンダーとパーバティも頷き私は思わず頬を膨らまし、手元にあった枕をハーマイオニーへと投げつけた
4人のガールズトークは深夜まで盛り上がった…