クロとイケメンからの告白
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翌朝、ロンの機嫌は直ってなかったようで植物学のスプラウト先生の授業で一切話をしなかった…
変身術を終えた後ミネルバがホグズミードの許可書を提出するように言ってきたので提出していると、どうやらハリーは叔父さんにサインを貰えなかったようでなんとかミネルバを説得していたが許可を貰えず悲しそうだった
晩御飯を食べているときに拡大呪文をかけてある大容量収容可能な自作の小さなバックにみんなにバレないようにチキンや野菜を中に入れあの野良犬のご飯を確保した
「ホグズミード、ハロウィンの日に行けるの楽しみね。
ハリーにはたくさんハニーデュークスのお菓子を買って帰らなくちゃね!」
「フフッそうね!
あっ、ハーマイオニー先に帰ってて頂戴。
私、スネイプ先生に聞きたいことあったの!」
「わかったわ、先に帰ってるわね」
ハーマイオニーへと手を振ると居なくなったのを確認し、私は学校を出てハグリッドの家の側まで走って岩陰でアニメガースで白豹へと変身すると禁じられた森へと走った…
森の中を走りあの洞窟の穴を見つけて入るとセルロッタと共にあの黒い犬が座っていた
私が変身を解くと犬は嬉しそうに飛びついてきたので顔を撫でてやった
「遅くなってごめんね、今日はお肉持ってきてあげたよ」
ローブを捲り小さな鞄に手を入れ先程大広間で入れていたチキンやサラダをお皿の上に出すと、犬は目を輝かせながらご飯へと齧り付いていた
水も入れてあげてセルロッタにもキャットフードを出してあげると二匹仲良く食べ始め、その光景を微笑ましく眺めていた
「野良くんじゃ呼び名可哀想よね、名前つけてあげるわ。
黒いからブラック!
あッ、でもシリウス・ブラックと同じは嫌よね。
クロはどうかしら?」
一瞬クロが"シリウス・ブラック,の名に反応したような気がしたが、"ワンッ!,と吠えて返事をしてくれたのでどうやら気に入ってくれたようで嬉しかった
鞄の中からフカフカの毛布やタオルケットを出すと地面に寝ていたクロのために寝床を作ってあげた
「これならこれから寒くなっても寝やすいと思うんだけど、どうかしら?」
食べ終わったクロはさっそく毛布の上に座ると寝心地を試し、どうやら気に入ってくれたようだった
「フフッ、気に入ったのね。
また来るからもしお腹すいたら食べるのよ、セルロッタはクロといたいみたいね」
お皿にドックフードを入れると変身し学校へと帰り廊下を歩き曲がると誰かとぶつかってしまい、倒れかけたが受け止めてくれたので怪我をすることはなかった…
「危なかった、リリス大丈夫かい?」
「あらセドリック、ぶつかってごめんなさい!」
「君が倒れなくてよかったよ、今日も1人でいるんだね」
「ちょっと飼い猫の友達に会いに行ってたの!」
抱き止めてくれたセドリックにお礼を言い自分の足で立つと急に手を握り私を抱きしめた
「こないだ君に言えなかったから…
リリス、君が好きだ…
僕と付き合ってくれないか?」
予想してなかった言葉に私は驚いて固まってしまった
「セドリックが私を…?」
「あぁ…君が好きなんだ、返事は今じゃなくていい。
こないだ伝えようと思ったけどタイミングが合わなかったからね」
「びっくりしたわ、ちょっと考えさせてね…」
「あぁ、返事待ってるよ。おやすみ」
頬にキスをされ思ってもみなかったセドリックの告白に私はボケーっとしながらグリフィンドールまで帰った
談話室に入るといつものように賑やかでうるさかったがセドリックに告白された私はどうするべきか悩んでいたので、側でリーがフレッドとジョージの試作品の悪戯グッズでドラゴンの尻尾が生えたことにも眼をくれず宿題をしていたハーマイオニーの隣に座った
「おかえりなさい、リリス。
スネイプ先生に聞けた?」
「スネイプ先生よりもどうしよう、ハーマイオニー…
さっきセドリックに好きって告白されちゃったの」
「告白!?」
宿題をしていたハーマイオニーは驚いて声を上げてしまい、談話室にいたみんなに聞こえてしまい"リリスがセドリックに告白された,と知ってしまった
「ここで話すのは適切じゃないわ、部屋に行きましょう!」
大量の本を急いで手に持つとハーマイオニーは私を引っ張って女子寮へと戻った
部屋にはラベンダーとパーバティがまだ戻っていなかったので私とハーマイオニーだけだったので都合が良かった…
ハーマイオニーは自分のベットに私を座らせると大切な本を乱雑に置いた
「貴方とセドリック・ディゴリーが仲がよかったのは知ってるわ。
まぁ魔性のリリスを好きになるのは時間の問題だとわかっていたけど、まさかもう告白してくるとは思わなかったわ。
それでリリスは異性として好きなの?」
「うーん、友人としては好きだけど…
異性として好きなのかと言われたらわかんないかな…」
「まぁ貴方の場合、いろんな人と付き合ってみるのもいいかもしれないわね。
初めての相手が"アレ,だったから」
「フェニス姉さんもハーマイオニーと同じこと言ってたわ、学生の内はいろんな人と恋愛しなさいって」
「貴方の場合''好き,の範囲が広すぎるのが問題ね、だからフェニスさんはそう助言したんだと思うわ。
でも双子達がこの事を知ったらどうなることかしら…」
フレッドはともかくジョージの方はリリスの事を友人としてではなく、1人の女性として見ているようだったし…
ハーマイオニーがそんな事を考えているなど知りもしない私は、何故ハーマイオニーがフレッドとジョージに告白されたことがバレたらいけないか疑問だった
「セドリックに告白された事とフレッドとジョージが関係するの?」
「フフッ、リリスはそう言う所は抜けてるんだから♡
まぁゆっくり考えなさい、私も告白されてみたいわよ」
「ハーマイオニー人ごとだと思って…」
セドリックの返事をどうするかまだ決めてはいないが精神的に疲れたのもあったのかいつの間にか寝てしまっていた…