セルロッタの友人
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リーマスの授業はたちまち全生徒の一番人気の授業となり友人である私は鼻が高く、継ぎはぎだらけのローブをドラコ達が馬鹿にしていたのを耳にし就職祝いはローブにすることにた私はフェニス姉さんに早速手紙を書いてオーダーメイドで作ってもらうことにした
防衛術や占い学などいつものように授業を受け終わり晩御飯を食べ終わり一緒に食べていたジニーと帰ろうとしているとセルロッタがどこからともなく現れたと
「貴方今までどこにいたの、新しい友達でもできたの?」
セルロッタは鳴くと"こっにに来て,と言っているかのように走り出し私を見つめた
「ジニー悪いけど先に帰ってて、セルロッタを追いかけなくちゃ」
「わかったわ、今ならお兄ちゃん達いないしゆっくりしてくるといいわ!」
ジニーへと手を振るとセルロッタを追いかけ廊下を走った…
ハグリッドの家の側まで来ると禁じられた森へと目線を向け鳴いた
「はぁはぁ…セルロッタ…
もしかして森の中に行かそうとしているの!?
貴方がそこまでするなんて珍しいわね、何か事情があるようね…仕方ないわね」
城から見えないようにハグリッドの家の側に隠れアニメガースで白豹へと変身するとセルロッタの跡をついていった…
薄暗い森の中を走ると洞窟の中へと入り暗闇の奥に何かがいる気配がし、私は思わず唸った
すると黒い痩せ細った犬が警戒しつつ私へと吠えてきた
だがセルロッタが黒い犬へと鳴くと理解したのかその場に座り込んだのを見て私は変身を解いてセルロッタを抱き上げたると犬は驚き目を見開いていた
「セルロッタ、貴方私にこの子を合わせたかったのね。
私はリリス、この子の飼い主なの。
貴方随分と痩せてるわね、それにどろだらけ…」
杖を振り"スコージファイ,と唱えて黒い犬の身体を綺麗にしてあげた
小さなポシェットに手を入れ何か食べ物があるか探すと日本のカップ麺とお湯を入れれば食べれるお粥がでてきたので杖でお湯を出すとお粥の袋に注ぎ、犬でも食べれそうな皿を出してあげた
袋を開けると美味しそうな匂いに待ちきれない野良犬は舌を出して涎を垂らしながらお行儀よく待てていた
「フフッ、お利口さんね!
熱いから火傷しないように気をつけるのよ?」
袋を開けお皿に入れてやると待ちきれなかったようで勢いよく食べ始め、それをみたセルロッタは"ありがとう,と言ってるかのように鳴いた
綺麗に食べ終わると黒い犬がそっと私の足元に擦り寄ってきたので頭を撫でてあげた
「よっぽどお腹すいてたのね、ハグリッドに頼んでファングと共に飼ってもらえるかお願いしようかしら?」
すると犬はまるで話がわかるかのように首を振ると座っていた場所へと戻ってしまい、行くのを嫌がっているかのようだった
「あら嫌なのかしら、それなら明日またご飯を届けに来てあげるほうがいいのかしら?」
"ワンッ!,と了承するかのように吠えて私の手を舐めに来るので思わず可愛くて鼻へとキスをし、抱き上げてオスかメスか確認するとオスだったのだが恥ずかしかったようで逃げるように離れてしまった
「あらあら、セルロッタの男友達は恥ずかしがり屋さんね。
ずっと私にくっついていた貴方が初めて気の合う友達ができたから私も出来ることは協力するわ。
ただし私の大事な子だから仲良くしてね、野良犬くん」
"ワンッ!,と吠え了承してくれたので私は白豹へと変身するとバレないように学校へと戻った
談話室へと太ったレディーに合言葉を言っていると外までハーマイオニーとロンの喧嘩している声が聞こえてきたので何事かと思い入ると、またクルックシャンクスがスキャバーズを追いかけたようでロンが怒っていた
「猫なんだから仕方ないじゃない!
リリス丁度よかったわ、貴方からもロンに言って頂戴!」
「こんなに震えてるじゃないか、その猫をスキャバーズに近づけるな!」
「とりあえず2人とも落ちついて、リリスどうにかしてよ…」
側にいたハリーがロンを宥めていたが聞く耳を持っていないようで、ハリーは参った様子だった…
「貴方達の声、外まで聞こえていたわよ?
クルックシャンクスとセルロッタもロンのネズミを追いかけている原因は何故かわからないけど動物同士反りが合わないこともあるわよ」
「ふんッ、スキャバーズは病気なんだ!
2人とも近づけないでくれ!」
ロンの手の中で震えるネズミを労りつ階段へ向かい、ハリーは慌てて後を追いかけて行った…
「猫はネズミを追いかけるものなんだから仕方ないじゃない…
あんなに怒らなくても…」
「ハーマイオニー気にしないのよ、きっとクルックシャンクスもセルロッタもスキャバーズと性格が合わないだけよ!」
クルックシャンクスを抱き上げ落ち込んだハーマイオニーの背中を優しく撫で、私たちも部屋へと戻った…