最高素敵な防衛術の先生
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ハグリッドの授業でドラコが怪我をした後、しばらくドラコと合わない日々が続きスリザリンとの合同の魔法薬の授業で久しぶりに再開した
そんなに対したケガではなかったはずなのに包帯を巻いて痛がりながら授業を受けたのはいいがロンやハリーを使い好き勝手し、ハーマイオニーはネビルの手伝いをしたとセブルスに減点され散々な授業だった
だが今から大好きなリーマスの授業を受けられるので私は嬉しくて最高な気分だった
部屋へと入るとリーマスが現れ私達に微笑み鞄を机の上に置き、古い箪笥が置かれていた
「やぁみんな、今日は杖だけあればいいよ!
さてこれは何かわかるかい?」
指差した箪笥がガタガタと急に揺れた
「まね妖怪ボガートです、形態模写妖怪で私達が一番怖いと思うのはこれだと判断してそれに姿を変えることができます」
いつのまにか隣にいたハーマイオニーが答え私とロンは驚いた
「ボガートをやっつける呪文は簡単だ、杖なしで言ってみよう"リディクラス,」
"リディクラス,とリーマスに続いてみんなで唱えた
「ボガートを本当にやっつけるのは笑いだ、ボガートを酷く滑稽だと感じさせるんだ。
よーし、ネビル!君が世界一怖いものはなんだい?」
「スネイプ先生…」
箪笥の前に恥ずかしがりながらネビルは立ちそっと小さな声で何かを伝えネビルは困惑していた
「わかったかい?
ネビル、三つ数えるよ!
いーち、にー、さーん!」
リーマスの杖から火花が飛び散り箪笥が開きセブルスに変身したボガートが現れ、ネビルは驚きながらも杖を向け"リディクラス,と唱えるとドレスを着て頭にハゲタカの帽子を被り真紅のハンドバッグをぶら下げたセブルスに変身し私達はお腹を抱えて笑い合った
次はパーバティ・シェーマス・ディーン・ロンが前に出てハリーの番になったとき急にリーマスが"こっちだ,と叫び足なしの蜘蛛が消え銀色の球が浮かび"リディクラス,と唱え風船になり箪笥の中へと消えてしまった…
「みんなよくやった、グリフィンドール生に一人につき五点あげよう。
ボガートに関する章を読んでまとめて提出するように、月曜日までにね!
今日はこれでおしまいだ」
ハリーはリーマスがボガートと対決するのを意図的に止めたことに気づいたようで困惑しているのに私は気がついたが、今までで最高な防衛術の先生にハーマイオニーとロン側にいたディーン達は興奮しながら教室を出た
「ハーマイオニー、私ルーピン先生に授業のことで聞きたいことがあるから先に寮に帰ってて!」
「わかったわ!
教科書重いから置いた後、私は図書館で勉強するからね」
ハーマイオニーへと返事して手を振るとみんながいなくなるのを確認し、教室へと戻ると授業の片付けをしていたリーマスへと抱きついた
「リーマス、今までで最高の授業だったわ!
汽車で貴方が乗っているのを見て本当に驚いたのよ、フェニス姉さんわざと私に教えなかったんだから!
お祝いのプレゼントも用意してないし、今度必ず渡すわね!
それで」
「リリス、喜んでくれるのは嬉しい少し落ち着くんだ」
「リーマスが先生してる姿見たら興奮しちゃった、ごめんなさい。
そう言えばさっきハリーの番の時わざと終わらせたでしょ、それはなんでなの?」
「あぁ、それはボガートがヴォルデモートに変身するも知れないと思ったからだよ、それにしても制服着てたら一段とヒルデにそっくりだよ」
「まぁ三年生になって成長したしね、それよりもリーマスのあの薬はどうしてるの?」
リーマスは狼人間なので脱狼薬を飲まなければ変身したときに理性が保てなくなるから心配だったのよね…
「それも心配ないよ、セブルスが作ってくれているからね。
ダンブルドアに聞いていたが学校ではちゃんと生徒達と同じように呼んでいるんだね」
「セブルスが作ってくれてるなら安心ね!
フフッ、そこはきちんとしてるから。
でも二人だけの時は名前で呼んでるわよ、みんな小さい時から顔見知りだからね。
さっきの授業の最後にボガートが満月に変身したのを生徒達が見てしまったけど大丈夫かしら?」
あれを見てリーマスが狼人間だと気づく者は少ないとは思うけど、私の親友であるハーマイオニーはもしかしたら勘付くかもしれない…
「リリスは優しいね、大丈夫さ。
君は綺麗だから男子達が黙っていないだろうね、もう少しボタンを閉めた方が思春期の子達にはいいと思うよ」
チラッとリーマスはブラウスから溢れんばかりの胸へと目線をやるとローブをかけてくれた
「成長期できつくなっちゃったのよね、大丈夫私なんか誰も寄ってこないわよ。
就職祝いのプレゼント楽しみにしといて、ちゃんとお祝いさせてね♡」
頬にキスをするとリーマスは少し照れたのか赤く染め私は教室から出て行った
廊下を歩いているとセドリックが手を振りながら走ってきた
「やぁリリス、三年生になって会うのは初めてだね!
汽車で君がパトローナスを唱えてディメンターを追い払ったって本当かい?」
「セドリックに会えて嬉しいわ、あの噂は本当よ」
廊下を歩きながら呪文を唱え杖を振り白豹を出すとセドリックは驚き"素晴らしいよ,と拍手をしてくれた
「O・W・Lも君なら余裕だろうね!
大広間で一緒に勉強しないかい?」
「いいわよ、ちょうど防衛術の授業で宿題が出たし。
セドリック先輩に教えて貰おうかな!」
「優秀な魔女の君を教えるのに相応しいかわからないけど、僕はリリスと同じ時間を過ごせるだけで嬉しいよ!」
手を繋いで大広間へと向かうと他の生徒達の視線が熱かったが気にせず、椅子に座りセドリックに教えて貰いながらお互い黙々と宿題へと取り掛かりお互い集中して取り組んだのであっという間に終わらせてしまった
お茶を飲みながら雑談しているとパーシーと同じ学年のスリザリンのキャプテンであるマーカス・フリントとドラコ達が私達の座っている場所へとやってきてフリントが私の隣に座ってきた
「リリス、今日はポッター達と一緒じゃないんだな。
ディゴリーと付き合っているのか?」
「セドリックとはそんな関係じゃないわ、一緒に勉強してたのよ。
貴方も一緒にする?」
「つきあってないのか、勉強よりも…
ディゴリーよりも君と俺は仲良くなりたいんだが?」
私の手の甲へとキスをし側にいたセドリックとドラコは驚きマーカスへと睨んでいた
「フリント、いきなり何してるんだ?
リリスは僕の友人だぞ!」
「ほんの挨拶さ、別にこれぐらいで怒る必要ないだろ?」
「スリザリンとグリフィンドールが仲良くなるのはいいことだと思いますよ、フリント先輩。
でも今はセドリックといるのでフリント先輩とドラコとはまた今度ね」
マーカス・フリントの握っていた手を両手で掴むと二人から見たら丁度谷間が見え顔を真っ赤に染め凝視していた
「リリス!あー、もう!
フリントから手を離せ!」
「ドラコは短気ね、これぐらいで怒らないのよ」
何故か怒っているドラコが握りしめていた手を払い退けた
「リリス、暗くなったから寮まで送るよ。
さぁ行こう」
「あらもうこんな時間ね、じゃ二人ともまたね」
二人に手を振ると優しいセドリックが私の手を引いてくれたのでグリフィンドールの塔まで送ってもらった
「スリザリンとグリフィンドールは犬猿の仲なのに君とはみんな仲良くなりたいようだね、友達ながら思わず嫉妬しちゃったよ。
リリス…君に伝えたいことがあるんだけど…」
「スリザリンのみんなも話をしたら意外に合うものよ、一緒に勉強してくれてありがとう!
おかげでスムーズに宿題を終わらせれたわ、伝えたい事って何かしら?」
セドリックが私の手を取り少し緊張した感じて何かを伝えようとした瞬間、フレッドとジョージ背後から私に抱きついてきた
「おいおいリリス、ハッフルパフのイケメンくんとなーにイチャイチャしてるんだ?
僕らの姫である君が浮気してる現場に遭遇しちゃうとは修羅場だな」
「ハリー達といないから探してたんだぜ、リリス…」
「フレッド、ジョージ!
修羅場ってないわよ、失礼ね!」
頬を膨らませ首元に抱きつく二人から離れようともがいたが二人とも話すけなとなく笑いながらセドリックを見つめていた
「ウィーズリーの双子か…
君に伝えたいことがあったがまたにするよ、番犬に睨まれてるしね。
今日はありがとう、おやすみリリス!」
「えっ?セドリック!?」
何か話したい事があったはずなのにセドリックは帰ってしまった…
「ほら相棒、いつまでも睨むのはやめろ。
リリスがセドリックと仲よさげにしてるから可愛い弟のジョージがお怒りだったんだぜ?」
「フレッド!別に…苛立ってはないけど…
リリスが悪い!
恋人のように仲良くするのがいけないんだ…」
「別にセドリックとは付き合ってないわよ、ジョージはセドリックと私が仲良くしてたのが気に入らなかったのね。
フフッ、悪戯仲間なんだからそっちの方が絆が深いでしょ!」
2人に抱きつかれたまま合言葉を言い談話室へと入るといつもの三人の光景に誰もツッコむことなく平然としていた
「お兄ちゃん達、またリリスにくっついてる!
リリスが可哀想よ」
「僕らの妹はなんて事を言うんだ、リリスは僕らの大事な姫だから卑しい者から守ってきたんだぞ!」
「なーにが卑しい者よ、リリスがモテまくってるからっていろんな人を睨んで警戒するお兄ちゃん達の方が卑しい者だわ」
談話室の椅子に座って本を読んでいたジニーがフレッドへと怒っていた
「兄である僕らに卑しい者呼ばわりをするとは妹らしからないな、ジニーこそハリーの前で緊張する癖をどうにするべきだと思うけどね」
フレッドの言葉にジニーは顔を真っ赤にしクッションを投げ飛ばすと怒って寮へと戻ってしまった
「フレッド、ジニーに言い過ぎよ」
「大体ジョージが!ちッ…
わかったよ、今度謝っとく」
フレッドは罰が悪そうな顔をするとチェスをしてるリーの所へと行ってしまい、私とジョージはソファーに座った
「なんか大人っぽくなったけど、何かあったの?
あれだ、あの…男とか…」
「なんか三年生になったとたんにみんなからそれ言われるんだけど…
付き合ってる人いないわよ、もしかしてセドリックと付き合ってると思ったの?
ただの友達よ!」
私の膝に頭を乗せて寝っ転がっているジョージの頭をそっと撫でた
「前からリリスはホグワーツ内で人気者だったけど、なんか急に大人っぽくなったから心配だったんだよ…悪かった…」
「フフッ、素直なジョージも可愛いわね…
まぁ成長期だから身体も大人っぽくなってるからじゃない?」
その言葉を聞いたジョージは頭上にあるおっぱいへと目線を向けていた
「まぁ確かに胸おっきくなったよな…
他の生徒達もリリスのそのおっきい胸に釘付けだぜ」
「誤解も解けていつものジョージに戻ってよかったわ」
「ジョージ、その発言はセクハラになるわよ。
それよりもセルロッタがいないじゃない、いつもリリスに引っ付いてるのに」
図書館で勉強していたハーマイオニーが大量の本とノーとを持って帰ってくると確かに側にいつもいるはずのセルロッタがいないことに気づいた
「おかえりなさいハーマイオニー、あら本当だわ。
ホグワーツに来てからあの子どこにいるのかわからないのよね、誰か新しい友達でも見つけたのかしら?」
「ジョージ、いつまでも私のリリスを独り占めするのはよくないわよ。
部屋に行きましょ!」
膝の上に乗っていたジョージを無理矢理のけるとハーマイオニーは私の腕を引っ張って女子寮へと帰ってしまった