新学期
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キングズクロス駅に行き再びフェニス姉さんとアンナに別れの挨拶をし、ホグワーツ特級へと乗った
空いているコンパートメントを探しているとハーマイオニーと出会ったので一緒に座り、セルロッタとロゼをソファーの側に座らせた
「リリス、休暇中は中東旅行を楽しんだんでしょ?
お土産ありがとう、両親なんていろんな香辛料が届いて喜んでたわ!」
「喜んでもらえて良かった、中東旅行もフェニス姉さんの思いつきだったの」
「いいじゃない!
行動的で美人で秀才なんて完璧な人じゃない、ダンブルドア先生と同じ年齢なんて信じられないわ!」
「まぁダンブルドア先生と同い年には見えないわね、それよりもハリーとロンはまだかしら?」
「そういえばあの二人を見てないわね、どこかのコンパートメントにでも座ってるんじゃない?」
ハーマイオニーは二人のことをさほど気にせず、バーティ・ボッツの百味ビーンズを食べセルロッタを優しく撫でていた
するとパーシー・フレッド・ジョージ・ジニーが慌てた様子で私達のコンパートメントの扉を開け入ってきた
「リリスにハーマイオニー!
ロンを見なかったかい?」
「パーシー、久しぶりね。
ロンはまだ見てないわ、貴方達と一緒にいるのかと思ってたわ」
「ロンもハリーもどのコンパートメントにも乗ってないんだ!!
僕らの弟はやらかしたぜ」
フレッドはケラケラ笑い隣にいたパーシーがすかさず叩いていた
「乗ってないってそんなことある?
まさかあの二人…
いやいや、そんな事あるわけないわ。
全部のコンパートメントを探したの?」
ハーマイオニーが聞くとジニーが頷き二人が心配なのか不安な表情だった
「二人とも何処にもいないの…心配だわ…」
「ジニー、二人が乗り遅れたのだとしてもハリーとロンは大丈夫よ。
きっと梟を飛ばしてなんとかしてるわよ」
心配しているジニーを励ましているとハーマイオニーがため息を吐いた
「リリス、あの二人おバカさんだから梟を使うこと忘れてなきゃいいけどね」
ハーマイオニーの言葉に私達はみんな笑い、ホグワーツに着くまでの間一緒に話し込んだ
側にいたセルロッタが窓に向かって鳴いたのでチラッと見ると青い車が森の方へと飛んで行くのが見え"あの二人まさか,と一瞬不安になったが、タイミングよく汽車が停まったので荷物を持って降りる準備で忙しく考えることをやめた
今日から二年生でのホグワーツの時間が始まる…
ジニーは組分けがあるので別れると私はハーマイオニーとパーシー・フレッド・ジョージと共にグリフィンドールの席へと座った
久しぶりに学校のみんなと会えて嬉しく話がつきなかったが、やはりハリーとロンがいないことに気づき嫌な予感がしていた…
ジニーはもちろんグリフィンドールに決まり無事に組分けが終わりグリフィンドールの寮の談話室に入るとリーが抱きついてきた
「リリス!久しぶり!
みんなが噂してるんだけどハリーとロンが車を飛ばしてホグワーツまでやってきたみたいだぜ!」
「やっぱりあの車はあの二人達が乗ってたのね、ハーマイオニーの予想が当たったわね」
ケラケラ笑う私にハーマイオニーはため息を吐いた
「笑い事じゃすまされないわよ!
あの二人退学かもしれないわよ…」
ハリーとロンの話をしているとタイミングよく二人が談話室へと入ってきた
「ハリー、ロン!
貴方達は大バカ者だわ!!」
ハーマイオニーは二人を見るなり、ミネルバのように怒り二人へと怒鳴っていた
「退学にはならなかったよ…」
「だけどスネイプとマクゴナガル先生に凄く怒られたよ…
はぁ…疲れた」
ロンは怒られて疲れ切った様子で椅子へと倒れるように座った
「お前達やるな、なんて登場なんだ!
車を飛ばして暴れ柳に突っ込むなんて、何年も語り草になるぜ!」
「なんでそんな最高な場面に、僕らを呼び戻してくれなかったんだよ?全く酷いぜ」
リーとフレッドはハリーの両肩に手を回し笑い合っていた
「ロンとハリーは部屋に帰って反省だ、二人とものくんだ」
パーシーがリーとフレッドを無理矢理引っ張ると、ハリーとロンを男子寮へと帰るように促した
「パーシーはご立腹なのさ、弟がやらかしたからな」
ジョージがいつものように後ろから私に抱きついてきた
「パーシーは監督生だから怒るのも無理ないわ」
「リリスもパーシーの肩持つのかよ」
ジョージは私の肩に顎を乗せ、頬を膨らませて少し不満そうに表情に私は思わず笑って頭を撫であげた
「フフフッ、拗ねたジョージ可愛いわね」
「おいおい抜け駆けはよろしくないぜ相棒…
リリスを独り占めするのは早いぜ」
「フレッドの言う通りだ!
だいたいジョージは寒い冬の季節になったら、毎日一緒に寝てんだろ?
いまの季節ぐらいリリスを譲れっての!」
フレッドとリーが私の隣に座りくっつくとパーシーは呆れた顔でため息を吐いた…
「お前ら…
リリスは年下でしかも二年生だ、リリスの方がお姉さんに見えるぞ!
はぁ…僕の弟達がすまない」
「好きでみんなと居るんだからパーシーが謝る必要ないわ、それにみんなといると楽しいから私が居させてもらってるのよ」
「お前には絶対リリスを貸してやんないからな、パーシー」
「でも寒くなるまではジョージので物でもないのよ?
さぁ女子寮で寝るわよリリス!」
「はーい、みんなおやすみ」
ハーマイオニーがジョージの腕の中にいた私を引っ張ると手を繋ぎ女子寮へと強制的に連れて行かれた
女子寮へと入るとラベンダー・ブラウンとパーバティ・パチルの二人が手を振り私達を迎えてくれた
「久しぶりね、2人とも元気だった?」
「あら、休み中ちょっと成長したんじゃない?
ちょっとリリス、私達より胸が大きくなってるじゃない!」
パーバティが私を見るや胸をじっと見つめ触ってきた
「パーバティ、貴方も思った?
リリスの胸、今成長期よ。
そのうち制服のブラウスのボタンが止めれなくなるわよ」
「もう二人とも私の胸ばっか見ないの!」
頬を膨らませ制服を脱ぎ下着姿になった私はベットへと潜った
「リリス、ジョージ達は男の子だから私達よりも敏感だと思うわよ」
「フレッド・ジョージ・リーの3人は貴方と凄く仲良いけど、特にジョージのあれは見ててやばいわ。
まるで貴方達恋人よ」
ラベンダーとパーバティが笑いながら言いパジャマに着替えたハーマイオニーは何度も頷いていた
「ジョージとは付き合ってないわよ、みんな友達よ」
「それはわからないわよ、ウフフ♪
どうなるのか見ものだわ♪」
私達の部屋は女子会で盛り上がり、夜遅くまで賑やかだった