パジャマで宴
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廊下を走っているとパジャマ姿のフレッドとジョージに腕を掴まれ大広間へと連行された
大広間はパジャマ姿の全生徒達で溢れかえり、テーブルには豪華な食べ物で溢れかえっていた
「リリス、無事でよかった!
ハーマイオニーはもう元に戻って宴会に参加してるぜ、ジョージなんかリリスが居なくなってずっと自分のせいだと泣いてたんだからな」
「フレッド、泣いてはない!!
ただ…お前は僕の側から離れるべきじゃなかったと後悔したんだ…
ハリーから話は聞いた、無事で本当によかった!」
「ジョージ…ありがとう!」
グリフィンドールの席へと双子達に連れられて近づくとジャスティンがハリーに何度も謝り握手を交わす姿を見て、無事に仲直りができたのだと安心した
みんながパジャマ姿なので私も杖を振り、寮でいつも寝ている透け透けのキャミソールにショーツ姿になると、そばにいたフレッドとジョージは鼻血を出し倒れた
「ちょっと、二人とも!?」
「リリス、会いたかったわ!
貴方の手鏡で殺されずにすんだわ、ありがとう!
貴方の猫が石にされた後もずっと見守ってくれたとマダム・ポンフリーから聞いたわ!」
ハーマイオニーが私を見つけ抱きついて来たので私も抱きしめ返した
「ハーマイオニーが元に戻ってよかった!!」
「でもリリス、その姿は男の子達には刺激が強いわよ。
貴方今成長期なんだから、私が石にされてる間にまたおっきくなったんじゃない?」
ハーマイオニーの目線は私の胸へと集中していた
「もう、見過ぎ!
二人とも倒れてないで楽しまなきゃ!」
杖を振り鼻血を止めると二人の腕へと抱きつき、前からリーがケーキを持って私に抱きついてきた
「おかえりリリス、ほらケーキだ!
君が秘密の部屋に連れ去られたと聞いたときは驚いたよ!
でも無事でよかった!
それにしてもsexyなパジャマだね、こりゃ男どもは黙ってないぜ」
リーの言う通りグリフィンドールの生徒以外からの視線が集まっていることに気づいた
ジョージが私の腕を引っ張り体制を崩した私は見上げるとジョージとフレッドに頬をキスをされていた
「僕達のお姫様だ、見るんじゃねーよ」
「ジョージの言う通りだぜ!」
それを見たハーマイオニーとリーは顔を見合わせ笑っていた
「フフッ、貴方達にまた会えて幸せよ!」
「フレッド、ジョージ!!
リリスから離れろ!」
「げっ、パーシーの奴怒りやがった!」
「ジョージ、これは逃げないとやばいな!」
監督生のパーシーが怒りながら走って来たので二人は顔を見合わせ、ジョージが私を抱き上げた
「リリス逃げるぞ!」
頷くとジョージは私を抱いたまま走りだし、フレッドは悪戯グッズを使い大広間にいる生徒達はみんな大笑いし楽しい宴は朝まで続いた
アズガバンに収容されていたハグリッドが無事に学校へと戻り、ハリーとロンが200点をアルバスから貰っていたので今年もグリフィンドールが優勝杯を手にした
トムのせいで今年は寝不足な学校生活だったが、最後に楽しい時間をみんなと過ごせてよかった…
ハリー達とホグワーツ特級に乗りキングズ・クロス駅へと到着した
「そういやジニー、パーシーが何かしてるのを見たよね?
パーシーが誰にも言わないように口止めしたってどんなこと?」
みんなで降りているとハリーが思い出したかのようにジニーへと聞いた
「あのね、パーシーにガールフレンドがいてレイブンクローの監督生ペネロピー・クリアウォーターよ。
ずっと手紙のやりとりをしてて、ある日二人が教室でキスしてるところをたまたま見ちゃって。
それを知られたくなくてリリスに日記帳を渡したときも私が話すのかと思ってパーシーは邪魔して来たの、あのときはごめんなさいリリス」
「なるほどね、そんな理由があったわけね。
ジニーは気にしないの、もう終わったことなんだから!」
「でも…あの人は凄く貴方のことを気にかけてたわ、襲われたりしなかった?」
「まぁ身体は奪われちゃったけどそんな精神的に気にしてないから大丈夫よ」
ジニーにだけ聞こえるように伝えると真っ赤な顔になり、ジニーは俯いたまま歩き出した
「あのパーシーにガールフレンドだって!?
これはウィズリー家の一大事だ!!」
「フレッド、帰ったら作戦を立てないとな!!」
フレッドとジョージはジニーの話を聞いて絶対家に帰ったらパーシーをからかうつもりなんだと私は理解し思わず笑ってしまった
ウィズリー家やハーマイオニーのご両親がホームで手を振っているのが見えた
「ハリー・ロン・ハーマイオニー、また新学期に会いましょう」
「うん!
あっ、これ僕の電話番号なんだけどリリスにも渡しておくね」
「ありがとう、マグルの電話の使い方知ってるけど試したことなかったの!
休暇中にハリーの家にかけるわね!」
「ちゃんと電話してよ、じゃないと僕あの家で精神的にまいりそうだからさ」
頷きみんなに手を振り別れるとフェニス姉さんとアンナの姿が見当たらないことに気づいた
すると着物を着た日本人の老夫婦が私の名を呼んだ
「リリシャーロ、初めまして。
大きくなってヒルデさんに似て美人な子だ、私は貴方の父親の親でサツキ・ヤマトだ」
「私はイツキの母親のカエデ・ヤマトです、貴方に会いたくて日本から来たの。
もちろんフェニスさんには了承済みよ、さぁリリス私の腕を掴んで」
「父様のお爺様とお婆様…
お会いできて嬉しいです、リリシャーロ・フレーベアです。
日本は大好きなので嬉しいです」
二人に微笑むとお婆様の腕に手を置くと姿くらましで日本へと飛んだ
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