バレンタイン
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トムにはぐらかされ寝不足なのもあり、いつも以上に苛立ちながら制服へと着替えるとハーマイオニー達を探した
朝食を食べ損ねたので野菜ジュースを飲みながら廊下を歩いていると三人を見つけた
「おはよう、みんな」
「おはようじゃないわよ、もうこんにちはよ!
貴方昼まで寝てたのよ、次は妖精の授業よ。
寝不足なのはわかるけどリリス、大丈夫なの?」
「大丈夫大丈夫、それよりも早く行きましょ!」
ハーマイオニーに心配かけまいと話を終わらせ階段を上がっているとハリーと私の前にあの大嫌いなロックハートの顔をした、小さな小人達が現れ竪琴を鳴らしカードを持って現れた
「ハリー・ポッターとリリシャーロ・フレーベアにじきじきにお渡ししたい歌のメッセージがあります」
ハリーは何故か逃げようとしたが小人が鞄を引っ張っていたので逃げれず、鞄は破れ本や羽根ペンなどが散らばった
ハリーは慌てて拾い私もノートや羊皮紙を拾ったが、階段だったのでいろんな寮生が歩いており邪魔になっていたが空気を読めない小人達が一斉に歌い始めた
その場にいた生徒たちは笑い騒ぎに駆けつけたパーシーが生徒達に授業へ行くよう追い散らしていたが、歌い終わった小人へと杖を振りローブを出して縛り上げ黒い笑みで小人達を見つめるとガタガタ震えているのに気づいた
「あのバカ男に伝えなさい、今度こんなくだらない事してる暇があるならもう少しまともな授業を考えろってね。
この場で燃やしたいけど、さすがにかわいそうだからこれぐらいにしてあげる」
小人達はガタガタ震えながら頭を振り、側でドラコがハリーの鞄にあったあの日記を手に取りからかっているのが見えた
するとハリーは杖を振り魔法を唱えドラコは吹き飛ばされ、日記はロンが無事に拾い手にしていた
「ハリー、リリス!
廊下での魔法は禁止だ、これは報告しなくてはならない。いいな!」
「どうぞご勝手にパーシー、でもこんなくだらない事をしている教師の方が問題なんじゃないかしら?」
パーシーに臆する事なく言い返し小人を解放するとずっと見ていた一年生のジニーへと"早くジニーも授業に行きなさい,と促し、ドラコを無視してハリーの手を取り妖精の授業の教室へと入った…
「マルフォイの奴、凄く飛んでたよ!
さすがハリー!リリスもパーシー相手に凄いや!」
興奮したロンを見たハーマイオニーは溜息を吐き席へと座った
「パーシーに八つ当たりしてしまっただけよ、それよりもハリー。
やっぱりその日記は危険だわ、私がしばらく預かるわ」
あのトムの日記帳だもの、何もなかったけど怪しすぎる…
ハリーに何かあってもいけないし、私が持っていたほうが賢明だわ…
「でも…
なんも魔法がかけられていなかったし、今は僕が持っているよ」
あの日記帳を渡すようにハリーに催促したが頑なに断られ、タイミングよくフリットウィック先生が来たのでお互い席に座り授業を受けた
その後ハリーは私に日記を没収されるのが余程嫌だったのかロンと共にそそくさと男子寮へと帰ってしまった
「私とリリスを無視するとはいい度胸ね、あの日記帳がそんなに大切なのかしら?
リリス一緒に戻りましょ!」
「あのね…ハーマイオニーに話さなきゃいけない事があるの…
私の夢に毎日出てくる男性もトム・リドルなの」
教室から出てグリフィンドールの塔の女子寮へと向かいながら私の夢に出てくるのがあの日記帳の持ち主と同じ名前なのだと伝えると驚いていた
「そんな偶然あるかしら?
ますます怪しいわね、あの日記帳…
でもなんで五十年前のトム・リドルが貴方の夢の中に出てくるのかしら?
親族とかじゃないの?」
「フレーベア家の人間ではないわね、あんなイケメン腹黒男性は我が家の家系にはいないわ。
私は知らないのに何故かトムは私の事を知ってるようだったのよね、五十年前なんて私産まれてないからまず出会ってないし…」
「うーん、リリスのお母様かもしくはお祖母様のフェニス・フレーベアと間違ってるとか?
ほら、貴方達瞳の色以外そっくりでしょ。
トム・リドルは間違ってるんじゃないかしら?」
女子寮へと戻り制服を脱ぎながら私服へと着替え私は日本のカップ麺を取り出し、杖を振りお湯を出すとフォークをハーマイオニーへと渡した
「それは考え付かなかったわ、ハーマイオニーに相談して正解だわ。
それと秘密の部屋だけど調べても場所がどこかわからないのが難点ね…
石化する怪物と言えばメドゥーサ・コカトリス・バジリスクだけどそのどれかが秘密の部屋にいるとしてもどうやってホグワーツの生徒達を襲っているのか…」
「メドゥーサ・コカトリス・バジリスク、全員いたら即座にバレちゃうわね。
日本のカップ麺美味しかったのよね、ありがとう!いただきます!」
ベッドにお互い座りカップ麺を啜った…
「まぁ明日ハリーからあの日記帳は没収させてマクゴナガル先生へと渡させるべきね。
リリスは今日は寝れそうなの?」
「寝かせてくれたらいいんだけどね」
カップ麺を完食すると私はホグワーツの地図が書かれている本を読み秘密の部屋に関する記述がないか探し、ハーマイオニーは宿題へと取り組んだ
秘密の部屋がホグワーツのどこにあるか読み漁っているといつの間にか眠ってしまった…
珍しく今回はトムが夢の中に出てこず不思議に思いつつ欠伸をし制服へと着替えると、もう誰もいなかったので教科書を持ち談話室へと向かった
するとジニーとすれ違ったので挨拶をしたが無視されたので少し気になったがハリーが持っている日記帳の方が気になったのでハリーの元へと走った…