リドルの日記
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ハーマイオニーが無事に帰ってきて落ち着いた日々を過ごしていたが、ハリーが古い日記を取り出し私とハーマイオニーへと見せてきた
「リリスがいないときにマートルのトイレで見つけたんだ、どうしてこれを捨てようとしたのか知りたいんだ…」
「ハリー、なんで私に早く相談してこないの!?
もし闇の力がほどこされている物だったら凄く危険なのよ!?」
日記を拾ったとすぐに教えなかったハリーに苛立った私は机を叩き、椅子から立ち上がった
「でもこの日記はホグゾール通りで買った日記だったから…マグル製品だし…
それにホグワーツに帰ってきてからまたリリス体調悪そうだったから…言えなかったんだよ」
ハリーの話を聞いた私はそう言えば苛立っているときあの2人近づいてこなかったことを思い出し、悪い事をしてしまったと思った私は"ごめんなさい,と謝った…
「リリスは寝不足だから苛立つのは仕方ないわ、でもリリスの言う通り…
何か隠れた魔力があるのかも…
"アパレシウム現れよ!,」
ハーマイオニーは杖を振り日記に呪文を唱えたが何も起きなかった
その日記を手に取り最初のページを開くと"T・M・リドル,と名前が書かれているのが目に入り驚いた
私の夢に出てくるトムと同じ名前じゃない…
一体どうしてトムの日記をハリーが拾ったの?
これは偶然…?
眉間に皺寄せ考え込んでいるとロンが"トム・リドルはホグワーツ特別功労賞を貰った生徒さ,と聞こえた…
「まぁただの日記のようだけど…
もしかしたらトム・リドルが五十年前スリザリンの継承者を捕まえたことで賞を貰ったとしたらどう?
この日記はすべてを語ってくれるかもしれないわ、部屋がどこにあるのかどんな生物が住んでいるのか。
今回の襲撃事件の背後にいる人物にとっては日記がその辺に転がっていたら困るでしょ?」
「そいつは素晴らしい論理だよ、ハーマイオニー!
だけど日記には何にも書かれていない、日記にでも聞くのか君は?」
ロンがバカにしたようにハーマイオニーを笑い、怒ったハーマイオニーは鞄の中から真っ赤な消しゴムを取り出し日記の用紙を消しゴムで擦った
「現れゴムを使ってみたけどやっぱり出てこないわね…」
「リドルはクリスマスに日記帳を貰ったけど何も書く気がしなかったんだよ、きっと…」
ハリーは日記を取り戻すと自分の鞄に入れ込んだ
ずっと黙っていた私は夢の中に現れるトムに聞かなくちゃと思い、三人に"先に寝るわ,とおやすみの挨拶をすると自分のベッドへと入った
いつの間にか眠るといつものようにご機嫌なトムの顔が目と鼻先にあり、組み敷かれている状態だった…
「やぁリリシャーロ…
今日も君は可愛いね…」
「そんなことよりも私の友人が貴方の名前の日記を拾ったわ、これは偶然?
それに私の夢にでてくるのも何か関係があるのかしら?」
「フフッ…一体何のことか僕にはわからないよ、リリシャーロ…
僕は五十年前このホグワーツにいた生徒だから日記帳が残っていてもおかしくないだろ?
君の夢の中に出てくるのは君とこうやって…恋人のような時間を過ごしたいからさ」
服を捲り私の胸元にキスをし舌を出し舐め、私は離れたかったがトムに腕を押さえつけられ動けず睨むと余裕のある笑みで私を見下ろした
「秘密の部屋は五十年前に一度開かれた…
もしかして貴方が秘密の部屋を開けたんじゃない?」
五十年前のしかも私に身に覚えのない人物が夢の中に現れる魔法なんて聞いたことない…
ハリーが手にしていた不思議な日記とスリザリンの継承者の事件といい…
あまりにも不自然な事が起こりすぎている…
怪しんだ私にトムは"何のことやら…,と微笑みキスをすると私は目が覚め寮のベッドの上で目を覚ました…