久しぶりの我が家
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昨日は朝までハーマイオニーにポリジュース薬の最後の過程を何度も何度も聞かれ眠らずに朝を迎えたのでトムの夢を見ずにすんだ…
「リリスがいないなんて私大丈夫かしら…」
「大丈夫、ハーマイオニーは賢いんだからもう少し自信を持たなきゃ!
私がいなくても大丈夫、ただ心配なのは男子2人よ。
ドラコから聞きだしたらバレる前にちゃんと寮へと戻ること!
それだけ念押ししといて、じゃよいクリスマスを♪」
不安げなハーマイオニーを抱きしめると欠伸をしながらマフラーを巻き、温かい格好をして学校を出るとホグワーツ特級へと乗り込んだ
空いているコンパートメントを見つけ座りセルロッタが窓の枠に座り外の景色を眺めていた
寝不足だった私は汽車の揺れが心地よくいつの間にか眠ってしまった…
久しぶりに夢を見たがなんだかよくわからないが暖かい光に包まれ、トムが出てくることはなくぐっすり眠れた…
目を覚ました私は汽車にいたはずなのにフレーベアの屋敷の部屋のベッドで寝ていることに気がつき驚き飛び起きた
「なんで部屋で寝てるの…
ホグワーツ特級に乗ってたはず…」
自分の身体を見ると下着姿だったので恐らくアンナが着替えさせてくれたのだろう
部屋の扉が開きフェニス姉さんと温かい珈琲手に持ち、アンナは美味しそうなおじやを作ってきてくれた
「リリス様!起きられたんですね、アンナは心配しましたよ!」
「ようやく起きたのね、死んだように寝るからアンナが心配してたわよ。
ほら飲みなさい」
フェニス姉さんから温かい珈琲を受け取ると一口飲み、状況がわからないので聞いた
「ありがとう、フェニス姉さん…
私もしかして汽車の中で寝てしまった感じ?」
「寝ちゃったどころじゃないわよ、貴方一週間も爆睡よ!
駅で待ってたらイケメンな男子生徒が貴方をお姫様抱っこしてわざわざ私の元まで連れてきてくれたんだから!
ディゴリー家の息子だったかしら?」
「えー!?
そんなに寝てたの!!
しかもセドリックが運んでくれただなんて…
お詫びの手紙をすぐに送らなきゃ!!」
ベッドから降りた私は立ったつもりだが転けてしまいフェニス姉さんが受け止めてくれたのでケガをせずにすんだ
「一様眠っている間貴方に栄養剤を送ってはいたけど体力まではまだ回復してないわよ、とりあえずアンナが心配するからご飯食べなさい。
それからでも遅くないわ」
ベッドの上に机を出すとアンナは温かいおじやを置きスプーンで食べさせてくれた
「アンナありがとう、美味しかったわ!」
「食べて元気になってくださいね、フェニス様片付けてきます」
食べたお皿を持ってアンナが部屋から出るとフェニス姉さんが私の頬を触ってきた
「隈酷いわよ。
今ホグワーツはスリザリンの継承者が現れて何やら大変なことになってるようね」
「そうなの、ハリーがヘビ語を話しちゃったからみんなハリーがスリザリンの継承者だと勘違いしてるし。
もう大変…」
「ハリー・ポッターがパーセルマウスね、でもリリーはマグル生まれだしジェームスもパーセルマウスじゃなかったのに不思議ね。
まぁ普通に考えたらハリー・ポッターが犯人な訳ないでしょ、いつの世も群民は噂話を信じちゃうものだから嫌ね…」
「犯人が誰なのかはわからないけど、今回の事件はルシウス・マルフォイが絡んでるって思ってるの。
でもドラコはそんな度胸無いし、誰がやってるのかまだわからないのよね。
秘密の部屋には何があるか知ってるの?」
「あの長髪バカがまたなんかやってるのね、あのクソガキ。
それでリリスの体調崩してんなら今から乗り込んで聞き出してこようか?」
「いやいややめて、フェニス姉さんなら本気でやりそうだからやめて!
関係ないかもしれないし、明日起きたら屋敷の地下室にある本を読んでもいい?」
スリザリンと関係があったご先祖様ならもしかして秘密の部屋に関して記してあるかもしれないし…
「いいわよ、とりあえず今日は寝なさい。
また明日起きたらね」
私をベッドへと寝かすとフェニス姉さんは布団を被せ部屋を暗くし部屋から出て行った…
窓の外を見上げると星が輝き側にいたセルロッタが甘えた声で鳴いた…