デルフィニウムの花と賢者の石
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森でのできごとから数日が過ぎ試験が始まり、ホグワーツの生徒達はテストに追われていた…
入学する前からフェニス姉さんにある程度の魔法を教えてもらっていた私にとって、実技試験も筆記試験も全教科余裕で解けた
試験が終わり少し暖かくなったのでジョージとフレッド・リーと共に湖の近くで日向ぼっこしていた
すると大イカが浅瀬で日向ぼっこしているのをフレッドが見つけた
「おい、見ろよ!大イカがいるぞ!」
「悪戯しちゃえ!!」
フレッドとリーが大イカの足をくすぐって遊んでいるのをジョージと私は見て笑っていた
「ハリーとはまだ仲直りしないのかい?」
「うーん、あっちから謝ってくるまでは許してやんないかな。
それにしても暖かくて気持ちいわね…
もう雪も溶けたからそろそろ女子寮で寝るわ、ラベンダーとパーバティがハーマイオニーが毎日泣いてるからいい加減帰ってきなさいって」
「女の子を泣かすのはよくないな、また来年の冬にリリスと一緒に寝るの楽しみにしてるよ」
私の頬をそっと触れると鼻へとキスをした
「二年生になっても一緒に寝てくれるの!?
ジョージって本当優しいよね」
「そのかわりディゴリーやマルフォイとは絶対するなよ、俺だけだからね」
「はーい♪」
側にいたセルロッタが大イカへと噛み付くとフレッドとリーは大笑いし、大イカは逃げてしまった
ジョージ達と遊び終わった後、図書館の借りていた本を返しに行くと帰りにクィレル先生に呼び止められた
「フレーベア…よかったらお茶を飲みに来ませんか?」
「クィレル先生、いいですよ。
私もちょうど先生と話したかったですし」
前と同じように研究室へと入ると紅茶を出してくれたので椅子に座りお茶を飲んだ…
「フ…フレーベアの口に…合うといいんですが…」
「んッ…美味しいですよ、ありがとうございます。
私クィレル先生にどうしてもお聞きしたいことがありまして…」
「なんですか…?」
「どうしてクディッチの試合のとき、ハリーに呪いをかけていたんですか?」
オドオドしていたクィレル先生は私の質問を聞くと震えていた手がピタっと止まった
「な…なんの事…でしょうか?」
「ハリーが箒に落ちそうになったときです、あのとき貴方は呪いをかけ勘づいたスネイプ先生はハリーを助ける為呪文を唱えていました。
ハリー達と私の考えは反対でしたけど、呪いを唱えていたのはクィレル先生ですよね?
そしてユニコーンを殺して血を啜っていたのは犯人はクィレル先生…
私匂いには敏感なんです、黒いフードを被った者の正体は貴方ですよね?」
私が推理するとクィレル先生は顔に手を押さえて笑っていた
「クククッ、さすがあのお方が目にかける程のことはある…」
私はローブから杖を出しセルロッタはクィレル先生へと威嚇した
「ヴォルデモートに脅されてるんですか?
賢者の石は渡すべきではない、今の貴方ならまだ道を引き返せれます。
ヴォルデモートはダンブルドア先生に引き渡すべきです、クィレル先生…
ヴォルデモートはどこにいるのですか?」
「アハハハッ!!戻れるわけない!
リリス、君ならその指のアザでわかるだろ?」
クィレル先生に言われた瞬間薬指の蛇が熱くなり、一瞬クィレル先生かや目を離すと魔法で杖を取られ何故かキスをされた
驚いた私にクィレル先生は舌を口の中に入れ逃げる私の舌を絡ませ何かを私に飲ませ、濃厚なキスに息ができず力一杯手で身体を押した…
「ッ…!?いきなり何を!!あッ…」
唇をローブで拭き取ると何故かめまいがして立っていられず、その場に倒れてしまった
セルロッタが心配そうに鳴くが指一本動かすことができずにいた
「ッ…なにを…飲ませた」
「あの方の言う通りだ…
君はその年齢で天才的な魔女だか、こういうことに関しては初心で隙がありすぎる…
悪いがさっき君に身体を動かすことができなくなる薬を飲ませたよ、悪いねリリシャーロ・フレーベア…」
「ッ…最悪…」
床に蹲りながらもクィレル先生を睨みつけるとセルロッタがクィレル先生へと噛みつこうとしたが魔法で檻に閉じ込められてしまった
「君はあの方の大事な姫だからね、手荒な真似はしたくなかったんだ。
しばらく寝てるといい、おやすみリリス…」
クィレル先生は私を抱き上げると瞼が重くなり私は夢の中へと誘われてしまった…