デルフィニウムの花と賢者の石
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フェニス姉さんとアンナ・リーマスと過ごしたクリスマス休暇は凄く楽しくてあっという間に終わり、また寒いホグワーツへと帰ってきた
私とハーマイオニーが帰っていた後、透明マントを使ってベッドを抜け出した話をハリーから聞きハーマイオニーは呆れていた様子だった
クリスマスプレゼントに箒の磨きセットをハリーに贈っていたのだが凄く気に入ってくれていたようだ
フェニス姉さんとの約束したのでニコラス・フラメルについては三人が見つけるまで私は見守ることにした…
クディッチの練習が程なくして始まり、雪や雨が降ろうがお構いなしにウッドは練習をやめることをせず見てた私もハリー・フレッド・ジョージには思わず同情した
ロンとハーマイオニーは談話室でチェスをし側でハリーは眺め、私は暖炉の側でジョージとソファーに座っているとネビルが足縛りの呪いをかけられたのかウサギ跳びで談話室へと入ってきた
グリフィンドールのみんなは笑い転げたが私はソファー降りてネビルの呪いを解いてやるとハーマイオニーと共に心配した…
「ネビル、誰に呪いをかけられたの?」
「マルフォイだよ、誰かに呪いを試してみたかったって…
僕は勇気がなくてグリフィンドールにふさわしくない…」
「信じられない!
マクゴナガル先生にマルフォイがやったって報告するのよ!!」
ハーマイオニーが真っ赤な顔で怒り言うと、ネビルは首を横に振った
「ネビル、ドラコに心で負けちゃだめ。
貴方は勇気があるからグリフィンドールに選ばれた、今はまだ少し臆病なだけ。
誇りを持たなきゃだめよ、ネビルはグリフィンドール生なんだから!」
「リリスの言うとおりさ、マルフォイが十人束になったって君には及ばないよ。
組分け帽子に選ばれてグリフィンドールに入ったのだから!」
「リリスにハリー…ありがとう。
僕もう寝るよ、カード集めてるんだろ?
あげるよ」
ネビルはポケットから有名魔法使いカードをハリーに渡すと暗い顔でトボトボと寮の階段をあがって行ってしまった…
「フラメルを見つけた!
どこかで名前を見たことがあるって言ってたよね?
"ダンブルドア教授は1945年闇の魔法使いグリンデルバルドを破りドラゴンの血液の十二種類の利用法の発見、パートナーであるニコラス・フラメルとの錬金術の共同研究などで有名,って書いてる!」
ネビルから貰ったカードの裏をハリーが読み上げるとハーマイオニーは飛び上がり、何かを思い出したのか女子寮へと駆け上がって巨大な古い本を抱えて戻ってきた
「この本で探してみようなんて考えつきもしなかったわ、ちょっと軽い読書をしようと思って随分前に図書館から借りたの」
ページを捲るハーマイオニーにロンは引いた目でハーマイオニーの様子を見ていた
「これよ!
ニコラス・フラメルは我々の知る限り賢者の石の創造に成功した唯一の者!
あの犬が守っているのは賢者の石よ!
だって二人は友達だし、フラメルは誰かが狙っているのを知ってたからグリンゴッツから石を移したんだわ!」
博識高いハーマイオニーがフラメルをようやく見つけたことに、知っていた私は心の中で思わず拍手をした
「賢者の石と言えば飲めば不老不死になる命の水を創り出すとされてるわよね。
でもスネイプ先生じゃなくて他の誰かが石を狙っていると私は思うわ」
セブルスはおそらく守る側だけど、ハリー達はクディッチのときといい…
日頃からセブルスに意地悪されてるしそういう目で見ちゃうから仕方ないけど…
クレィル先生が私は一番怪しいのよね…
セブルスに近づくなって言われたけど教師でありながらハリーに呪いをかけてたし…
でもクレィル先生はヴォルデモートの配下のデスイーターのメンバーではないはず…
頭の中で考えているとジョージが私を抱き上げソファーへと戻した
「うわぁ!ジョージ!?」
「リリス、ハリー達となんか悪巧みか?」
「ジョージとフレッドじゃないんだからハリー達はそんな事しないわよ」
「なら今は僕との時間だな、クリスマス休暇中リリス不足でやばかったんだからな」
ジョージがギュッと私を抱きしめ肩へと頭を置き甘えてきたので頭を優しく撫でてあげた
それを見たロンが溜息を吐いていた
「またジョージがリリスに引っ付いてるよ…
リリスはぬいぐるみじゃないんだからやめてあげなよ」
「おいおいジョージ!
リリスを独り占めはよくないぜ?」
「そーだぞ、フレッドも僕もリリスのこと好きなんだからな!」
反対側で宿題をしていたフレッドとリーがソファーへと飛んできて、狭いソファーに四人が座って団子のようにギュウギュウになっていた
「お前ら向こうに座れよ!
リリスとまったりしてんだから!」
「ジョージは夜リリスと二人っきりで寝てんだからたまにはいいだろ!
なぁリリス?」
「リリスクリスマスプレゼントありがとう、凄く嬉しかったぜ!」
「みんなで仲良く座って温まろ!
みんなのクリスマスプレゼント悩んだかいがあったわ、喜んでくれて嬉しい」
賢者の石について話していたのに双子とリーの邪魔が入ったのでその話題は消え、いつものように談話室で賑やかに過ごした