12年後の現代
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次の日ヒナのドレスを見に三ツ谷君の仕事場にオレは来ていた
「ヒナちゃんはいい奥さんになるよ、もう値切られすぎてぐうの音も出てねぇワ」
「すげー、ここが三ツ谷君の仕事場っスか…」
屋根裏部屋の部屋にはたくさんの布や設計図があり、オレは部屋を見回した
「たまたま知人にこの建物のオーナーがいて屋根裏安く借りてるだけだよ」
部屋の片隅に綺麗なウェディングドレスが光り輝いていた
「ウェディングドレス…これってヒナのっスか?」
「ん?そうそうどお?」
「うわぁ!めっちゃキレイっス」
ヒナのウェディングドレスに見惚れていると八戒と柚葉が布を持って三ツ谷君の仕事場に入ってきた
「タカちゃーん買い物終わったよー!!」
「途中八戒がファンの女の子に囲まれてフリーズして大変だったわー。いっちんみたいにフリーズしなくなったら楽なんだけど…」
八戒から布を受け取ると作業台に布を広げ、三ツ谷君は手触りを確かめていた
「なんスか?それ」
「オマエのタキシードの生地」
オレは立って三ツ谷君が結婚式のタキシードの採寸をしてくれてた
「オイ動くなよ!タケミっち、タカちゃん採寸の時真剣だから。あー…マジ真剣な横顔イケメン…」
「うっせぇ八戒!ちゃかすな!」
「でも三ツ谷はすごいね、独立したばっかなのにもう仕事入ってきてるんでしょ?」
「雑用みたいな仕事だけどな、タケミっち手ぇあげて。オマエらもう今日フランス発つんだろ?"双悪,寄ってけよめっちゃウメぇぞ」
三ツ谷君は口にまち針を咥えつつ八戒と柚葉ちゃんにスマイリー君達のラーメン屋を勧めていた
「確かに評判はいいけどアイツらの作ったラーメン食いたくねぇな、いっちんの料理なら毎日食べたいけどな!」
「八戒、いっちんか海外から帰ってきたらまたカフェでいっちんの料理食べれるから。アタシはペット買いたいから千冬君のところ寄るつもり」
「そうだな。オレはドラケン君のとこ寄ってバイクふかさしてもらうわ、ふかしてっと思い出すんだよね"あの頃,をさ」
「…そういや東卍の特攻服以来だな、オマエの服したてんの」
「あ…確かに」
「やってる事変わんねぇな」
八戒も三ツ谷君もオレも笑い、みんなあの頃のまんまだと思った…
三ツ谷君の仕事場を後にしてアルバイト先に向かった
オレはどれだけ変わったかというと、バイトから店長に格上げされたぐらいだ
もっと大金持ちがよかったな…
そして変わらずオレはボロアパート住まいで、玄関を開けるとゴミだらけの部屋だった