東京卍會解散
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目を覚ますと昨日飲んだからか頭が痛く、二日酔いの症状がでていた…
起き上がり手を洗い水を飲むと冷蔵庫を開けた
泊まらせてくれたお礼も兼ねて朝ごはんを作ることにした
勝手に材料を使いご飯を炊き目玉焼きと味噌汁を作った
すると背後からタケちゃんが抱きついて私の肩に顎を置いた
「朝ごはん作ってくれてるのか?美味そうだな」
「おはようタケちゃん、昨日はワガママ聞いてくれてありがと。おかげで気持ち切り替えれた」
「そうか…それならよかった」
「朝ごはん一緒に食べよ!二日酔いで頭痛いから私は味噌汁だけ頂くね」
椅子に座りタケちゃんと手を合わせると味噌汁を飲んだ
「美味い…樹料理できるんだな」
「まぁ基と暮らしてるからね、小さい頃から料理してたらできるようになるよ」
お味噌汁を飲み干すとタイミングよく電話が鳴り基からだったので電話に出た
「樹!!お前万次郎ち行ったら樹とあのチビガキと別れたって聞くし、マンションには居ないわ!誰と居んだ!?」
基の怒鳴り声に耳が痛かった私は携帯を耳から離した
「基今日帰ってきたの?タイミング悪すぎ…」
「真一郎のジジィに聞いた!あのバカが女連れ込んだんだろ?俺の大事な樹を泣かせやがって!!あのチビガキは圭介と違ってガキだからな、樹を泣かすようなことしそうで心配だったんだよ…獅稀に頼んで樹の居場所見つけてもらったんだ、だから今すぐマンション開けてくんない?」
驚いた私はインターホンを見ると電話しながら眉間にシワを寄せ、仕事着を着た基が写っていた…
それを見たタケちゃんはロックを開け基をマンションに入れ玄関を開けた
「あ?なんで武臣が出てくんだよ」
「とりあえず中入れ、オレに当たるなって…」
「基声うるさい、マジで頭響くからやめて」
興奮している基の声が二日酔いの私には頭に響いて痛かった…
私を見た基は抱きつき、受け身を取れなかった私はソファーに押し倒された
「樹!心配したんだからな!!お前…酒飲んだのか!?武臣!!俺の娘になーに酒飲ませてんだ!?ぶっ殺してやろうか?あ?」
「はぁ…やっぱこうなるのかよ」
「タケちゃんは関係ない、むしろ私を保護してくれたから怒るの間違ってる!はぁ…ガキだって飲まなきゃやってられないときがあるの。目の前で知らない女を部屋に連れ込んでHしてるの見て、普通に出来ると思う?」
「樹…辛かったな…あのチビガキ!!マジで許さねぇ!!俺の娘を泣かしやがって…あんな男より樹にはいい男が現れる!!」
頭を撫でていつもつけていた薬指にあるはずの指輪がないことに基は気が付いたようだ
「基、昔と同じ…樹のこと相変わらず溺愛してんな」
「樹は俺の大事な娘だから!てか武臣…なんで樹はお前のシャツ着てんだ?しかもノーブラ…酒に酔った娘を連れ込んで…なーにしてたんだ?」
押し倒していた私の姿を見ると起き上がり、笑いながら手の骨を鳴らしてタケちゃんに詰め寄っていた
「落ち着けって、樹は小さい頃から知ってる仲だぞ。手ぇ出してない!」
「シャワー私が浴びたかったから服貸して貰っただけ、着てた服着るのやだだったから。基しつこい、タケちゃんは私に欲情しないから。なーんにもなかったから安心して」
「こんなおっさんな武臣でも男だからな…俺の樹に手ぇ出したのかと心配しちまった、悪りぃな武臣!」
基はタケちゃんに頭を下げその後ろで私は人差し指で唇を触り、"秘密ね,っと口パクで伝えるとタケちゃんは少し頬を染め頭をかいていた
「てか樹、真の弟に浮気されたのか!?」
「今それ聞いちゃうの、言ってなかったっけ?」
「別れたしか聞いてないぞ」
「そうだっけ?ごめんごめん!タケちゃん、ワカちゃんにも昨日は絡んでごめんって謝ってて!乾燥機に入れてくれた服、乾いてるから着替えてくるね」
欠伸をして乾燥機がある脱衣所へと私は向かった
俺と武臣はソファーに座ると煙草に火をつけ吸い始めた
「まさか武臣と樹がいるとはな、めっちゃ綺麗な娘になってるからビビったろ?」
「あぁ、噂は聞いてたが…中坊には見えないな、いい女になってるから驚いた」
「ハハッ、なんたって俺の娘だからな!武臣…真一郎が死んで以来だな…若狭(わかさ)と慶三(けいぞう)は元気か?」
「あぁ、二人とも元気だ。基…オマエの娘は天竺と東卍との戦い以来、オレらみたいな奴らの中で有名だ。美しく強くそして誰もを魅了する…真の弟と別れた話はきっとすぐに知れ渡る、いろんな男達が樹に狙って寄ってくるぞ」
「さすが俺の娘だモテまくりだな。俺がこんな親だから樹も恋人には運が悪りぃんだろうか?圭介が生きてくれてたらな…」
「東卍の壱番隊隊長だった場地圭介か…樹と付き合ってたと聞いてる」
「あぁ…あいつは本当にいい奴だったよ、樹を任せても安心感があった。万次郎とは違ってな、あれはまだ中身がガキだ。樹に依存してたからな」
「なるほどな…確かにあのキスマークはヤベェ」
「あ?武臣、お前樹の身体見たってことは…手ェ出したんじゃねぇか!!?」
煙草を咥えたまま武臣の胸倉を掴み、武臣は両腕を上げて降参のポーズをしていた
「基、タケちゃんになーにしてんの!!シャワー浴びたときに酔った私を心配したタケちゃんが、見に来たときに仕方なしに見ちゃっただけだから。大体、両腕折れてたとき基と一緒にお風呂入ってたんだから人のこと言えないでしょ!!」
昨日の服に着替えて部屋に戻ると基がタケちゃんの胸倉を掴んでいたので払い除けた
「オマエ…一緒に風呂入ってんのか!?樹中学生だろ!」
タケちゃんは蔑んだ目で基を眺め、基は焦っていた
「武臣、俺をそんな目で見るなって!あの時は両腕の骨が折れてたから洗ってやってたんだよ」
「どさくさに紛れて胸揉んでたじゃん」
「樹がどれぐらい成長してるのか知りたくて…だって武臣ならわかるだろ!?あんな可愛い樹の大きなおっぱいが目の前にあるんだぞ!!」
「オマエ父親のセリフじゃねぇぞ…」
「うっせぇ、いいんだよ。樹が世話になったな、帰るぞ」
「タケちゃんお世話になりました」
「樹が寝てる間にオレの連絡先入れてあるから、いつでも連絡してこい。基、親バカも程々にしねぇと樹に嫌われるぞ」
「樹はパパの事大好きだもんな?」
「はいはい、んじゃまたね!」
いつものように基を軽くあしらいながらタケちゃんのマンションを出て、基のバイクに跨り我が家向かおうとしたが
気分を変えたかった私は基に言って美容室に連れてってもらい、エクステをつけてショートからロングヘアーへとイメチェンした
ロングヘアーの私を見た基は"可愛すぎる,と抱きついてきた
そのあと環お爺ちゃんの家に行き、4月から中学3年生で受験生だが環お爺ちゃんの知り合いに頼んでカフェで働かせてもらう事になった
基働かなくてもいいと言ったがこれは自分の夢のための勉強だからと頼んだら許してくれた
環お爺ちゃんの知り合いなのでそれも安心したようだ…
化粧をしたら大人に見えるので学校にもバレずにできるので次の日から夕方から夜まで働かせてもらえる事になった