関東事変
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私が半間と向かい合っていた頃、八戒とソウヤくんは灰谷兄弟と戦っていた
お互い背をくっつけ息が上がっていた…
「腕平気か?アングリー」
「たぶん折れちゃってる、気遣ってくれてありがとう」
「オイオイ何びびってんだ?早く来いよ、次は腕だけじゃすまさねぇけど。兄貴ぃコイツら弟ってだけでオレの事ナメてたぜ」
灰谷竜胆は余裕の表情で暢気に地面に座り、準備体操をし、終えた竜胆は兄の隣に立った
「キッチリ教えてやれよ竜胆」
「年季の違い見せてやろうぜ、兄貴」
「そう張り切んなよ竜胆」
八戒とアングリーは灰谷兄弟にやられて身体中傷だらけで立つのもやっとの状態だった
「うー…あの兄弟、動きが厄介だね」
「コイツらのコンビーネーションハンパねぇぞ…」
「次は脚いくぞ、こらぁぁあ!!」
「来なよ」
ソウヤに向かってくる竜胆をオレが殴り、アングリーを助けた
「蘭が来るぞ!!」
八戒の言葉に気付いたときには蘭がオレの目の前で警棒を振り上げていて避けれず、顔面を叩きつけられた
「アングリー!?」
「スキありぃ」
アングリーに気を取られたオレは竜胆に左脚を抑えられ、関節技を決められていた
「関節どう曲げりゃ人が悲鳴上げるか熟知してんだよ、こっちは」
「くっ、あぁああ!!」
兄の灰谷蘭がオレの頭を警棒で力一杯殴ってきた…
「弱っ」
「コイツらコンビーネーションゼロだな」
灰谷兄弟が嘲笑う中、オレとアングリーはお互い不満をぶちかましていた
「せっかく竜胆の動き読めそうになってきたのらに、オレの動きちゃんと見てよ八戒!!」
「動き読めそうだと?だったら先言えよ!」
"あーあスマイリー・ユズハならわかってくれるのに,っとお互いが同じことを呟いた
「テメー自分の事棚に上げて何言っちゃってくれてんの?」
「キミこそ姉ちゃんに頼るって何?」
「邪魔だよ」
「テメェが下がれ」
2人の側で望月莞爾と戦っていた千冬は2人が喧嘩しているのを見て"やっぱりあの2人はヤベェ…,っと呟いた
「なんせアイツら…"末っ子,同士!!ワガママ・甘えん坊・無責任、末っ子だからこそ甘やかされて育ったダメなところを全部持ってる2人!!」
「千冬!!テメェ殺すぞ!!」
「こんなデカバカと一緒にしないでよ!」
「あ?」
「お?」
灰谷兄弟と戦っている事を忘れて八戒とアングリーは喧嘩をおっ始めていた…
それを灰谷兄弟は見過ごさず、2人を叩き潰した
「今度は兄貴連れてこい!スネかじりのヒヨコちゃん♡」
「兄貴の陰に隠れとけ」
ハハハっと笑い灰谷兄弟は笑い、2人を倒したと思っていたが…
オレとアングリーは立ち上がった
「ゲロ強ぇな、灰谷兄弟」
「こんな時にスマイリーがいたらなぁ…大事な時にいないんだもんな」
「こういう時に役に立たねぇんだよ、ユズハも。スネかじりだってよ」
「キミもね。兄貴の陰に隠れ放題」
「オマエもな、ハハ。似た者同士だな…オレら」
"待てこらぁあああ!!オレら末っ子同盟じゃい!!,
オレとアングリーが肩を組み立ちあがったのを灰谷兄弟はポカーんっと口を開けボケっとしていた
"他力本願の意地見せちゃるワイ!!!うおらぁあぁあ!!,
オレとアングリーは灰谷兄弟に突っ込んだが警棒で殴られ、アングリーはタックルされ脚を抑えられた
「次は脚いくぜ!!」
「くっ」
「折るぞオラァ!!」
「アングリー!!」
竜胆に脚を折られたアングリーは叫び地面に倒れ込んだ…
「右腕と左脚折ったからこいつはもう使いモンになんね」
「あとはぁー?テメェ1人だな、八戒!」
「どういたぶってほしい?」
竜胆が瞬時にオレの左腕に関節技を食らわし、動けないオレの顔面を警棒で何度も叩きオレは血を流した…
八戒とソウヤくんが灰谷兄弟にやられているのが私の目に入り助けに行こうとしたが、蹴り飛ばしたはずの半間が私を行かせないように立ちはだかった
「八戒!ソウヤ!?ちッ、しつけぇんだよ!」
「灰谷兄弟の邪魔はするなよ、いっちんはオレと遊んでくれんだろ?」
「マジでウザい…」
半間の腹に3発打撃を入れ顔面を蹴り上げたが、半間は口から血を流しつつ私の蹴りを受け止めた
まさか蹴りを受け止められるとは思わず驚き、半間から少し距離をとった…
「いっちん、痛ってー。マイキー並みの威力だな」
「蹴りは受け止めれたみたいだけど、そっちは無理だったみたいだね。肋骨折れてんぞ」
「女の力じゃねぇな…いっちん、天竺に来いよ」
「はぁ?天竺潰しにきたんだけど、行くわけないでしょ」
「イザナもいっちんが来るなら許す、なぁ!オレと来いよ。東卍は負ける…そっちにいたら女だろうが天竺の奴らは関係なく今度はほんとに殺されるぞ…」
口から血を流しつつ半間は私に近づき、私の肩に手を置いた
「本当半間はよくわかんねぇ奴だな…大体私咲に一回殺されてんだけど?天竺には行かない、イザナをぶっ飛ばさないといけないから。悪いけど…稀咲は許すつもりない。あの野郎は自分の手でエマちゃんを殺した…圭くんは直接手を下した訳じゃないけど、それでも罪は罪だよ…半間が稀咲の隣にいるのは理解できないけど、稀咲は許さない。だから…悪いけど…私の邪魔しないで」
肩に置いていた手を持つと自分より大きい半間を軽々と背負い投げ地面に叩きつけた
口から血を吐いた半間を腹に一発打撃を入れると、その一撃で半間は気を失った
側でやられていた東卍の下っ端くん達を助け天竺の奴らを投げ飛ばし、泣き叫ぶソウヤくんの元に私は急いで向かった…
「ごめん兄ちゃん…約束やぶっちゃった」
骨が折れたはずのアングリーが立ち上がり灰谷兄弟の元へと歩いているのを見て、灰谷兄弟は驚いていた
「なんだコイツ…」
「足折ったのになんで歩けんだよ?オイオイ無理すんなって!右腕左脚折れてんだからよぉ、しょうがねぇな。もう一本ぐらい折っといてやるか!」
「竜胆!不用意に近づくな」
「大丈夫だよ、兄貴。こんな奴よぉ!動かねぇ!?」
竜胆はアングリーの腹にタックルをしたが先程みたいに簡単に倒れず、1ミリも動かせなかった…
「最後に泣いたのは小4の時…気がついたらみんな倒れていた…そして兄ちゃんが言った、"もう2度と泣くんじゃねぇぞ、次泣いたら人殺しになっちまう,」
「竜胆一旦離れろ!竜胆!!!!」
手こずっていた竜胆をアングリーが顔面に一撃を打ち込むと一発で気を失い倒れた…
それを見た兄の蘭は驚きアングリーから目を離した瞬間、背後に回ったアングリーに殴られた倒された
「灰谷兄弟が瞬殺されたぁぁぁ!!!!」
側にいた天竺の下っ端達は驚き固まり、騒ぎ立てた…
「待て待てコラぁぁ、嘘だろ灰谷!!テメェらには一目置いていたのによ」
「待てコラモッチー、テメェの相手は…」
千冬と戦っていたはずの望月莞爾が灰谷兄弟がやられて、アングリーの元に走った
「"アングリー,はオレが一度ぶっ飛ばした相手だぞ!?なぁ!!?チビ僧!!!」
望月莞爾に肩を回されたソウヤくんは涙を流しつつ、瞬時に望月の顔面を殴り倒した
「…え?モッチー?嘘…!?オマエ本当にアングリーか!?」
「次誰がやる?」
ソウヤくんが簡単に四天王の3人を倒したのを見て、天竺の奴らは"バケモノ,だと怖がり後ろに下がった…
「邪魔だ!どけッ!ソウヤくん!大丈夫!?」
半間を倒しやっとソウマくんと千冬の所へと私はたどり着いた
「テメェは東卍のダークホースだな」
「ムーチョ」
「容赦しねぇぞソウヤ」
「ソウヤくん、下がってて。腕と脚を灰谷に折られてるでしょ、ムーチョくんは私にやらせてくれる?タケミっちーとイヌピーとココを尋問したときの借りがあるからね…」
「いっちん、女だからってオレは容赦なく殺すぞ」
ソウヤくんを私の背後に立たせるとムーチョくんに向き合うと、私の腕を掴みムーチョくんが背負い投げしてきたので首を足で締め上げ
投げ飛ばされず、反対にムーチョくんの頭を地面に叩きつけた
「女だからって甘く見てんじゃねぇよ、あと一発返しとくね」
気絶しているムーチョくんの腹に一発打撃を食らわし倒すと、千冬が抱きついてきた
「いっちんすげぇ!アングリー君も!見た!?タケミっち」
「いっちんはバケモノ並みに強いの知ってたけど!アングリー君もどうなってんだよ」
「千冬、テンション高すぎ。タケミっちーも落ち着いて」
タケミっちーは座り込んでいた八戒やに手を貸していた
「…タケミっち」
「…アングリー君」
「この戦い絶対勝つ!!」
タケミっちーはソウヤくんの言葉に"おう,っと叫び私とイヌピー・千冬・ソウヤくん・タケミっちー・八戒達は並んだ
「待てコラぁ、オレは…負けてねぇ…負けてねぇぞおお」
「ソウヤくん危ない!ムーチョくん、そんなもん振り回すな!!」
短刀を持ったムーチョくんがソウヤくんと私に振り回してきたので、瞬時に私はソウヤくんを押しムーチョくんから守るように立ちはだかった
短刀を私に刺そうとしてきたとき、何故か四天王の1人鶴蝶がムーチョくんの短刀を止めた
「アンタの負けだムーチョ」
「どけクソガキ、テメェに何がわかる」
「アンタまで天竺に染まるな、アンタから漢を教わった」
ムーチョくんの腹に一発打撃を入れ気絶させた…
「へー、ムーチョくんを一撃で…」
この人、タケミっちーとたしか幼馴染だったよね?
私がしようと思ったってことを…
鶴蝶ってやつも瞬時に向かってくる短刀を素手で止めた…
まちがいない、四天王の中で1番強い!
「助かった…?ありがとう…カクちゃん」
幼馴染の鶴蝶に助けられたタケミっちーは安堵していた
「イザナ!この罰は後で受ける、勘違いすんなよタケミチ。テメェらを助けたつもりはねぇ、命を預けた男の行く先がたとえ地獄であろうとついて行く。あの頃のオレじゃねぇぞタケミチ、天竺四天王筆頭鶴蝶だ」
「ソウヤくん!下がって!!」
私が気付いたときにはもうソウヤくんの懐に鶴蝶が入り、殴り飛ばすとしイヌピーと千冬を2人同時に殴り飛ばしていた…
3人を守れなかった私はタケミっちーをやらせないように前に立った
「東卍はもうオマエ1人だ、タケミチ」
「悪いけどまだ1人いるんだけど!鶴蝶って言ったけ、私は数に入れてくれない訳?」
「女は引っ込んでろ、オレはタケミチとやり合う」
「幼馴染なんでしょ?なら尚更やらせない、やりたいなら私を倒してからどーぞ。まったくどうしてこうもごちゃごちゃになるかな、君達不良は話して仲良くなれば簡単なのに、複雑に拗らせる。花垣武道とやりたいなら私が相手する、こいよ」
鶴蝶は私の腹に打撃を入れ、私は口から血を吐きだした
「オレの打撃をもろに食らっただろ…下がれ」
「痛ッ、タケミっちーの幼馴染の強さがどんなものかわかりたかったからワザと避けなかったんだよ。タケミっちー!鶴蝶くん、強ぇ!タケミっちーは優しいから…幼馴染を殴れないから、やっぱ私が相手しなきゃね」
瞬時に鶴蝶の懐に入り頭を殴ると顔面押さえ、膝で蹴り上げると鶴蝶を蹴り飛ばした
着地した私は特攻のボタンを外し、お腹を出すと殴られた場所にはアザできていた
骨はワザと当てないように殴ってくれたわけね、肋骨当たってたら折れてたな…
特攻服の上着のボタンを開けたままイザナを指さすと、イザナは笑っていた
「イザナ、次はお前相手してやる!」
「樹…鶴蝶はまだやる気みたいだよ」
イザナの言葉に振り返ると蹴り飛ばした鶴蝶が血を吐き立ち上がっていた
「いッてぇ、イザナと張り合う威力だぜ。樹って言ったな…悪いけどオレはタケミチとやる。イザナ!」
「あ?タケミっちーとやらせないって言ったろ!?」
タケミっちーの元に行こうとした鶴蝶を行かせまいと阻止しようとしたが、イザナが横から入ってきて私を行かせてくれなかった
「仕方ないね、樹はオレじゃないと誰も相手できないみたいだからやってあげるよ。オレと鶴蝶は施設で出会った、兄弟のように育ち…鶴蝶はオレの最近戦闘マシーンになった、花垣武道をぶっ倒すところを邪魔すんなよ。樹」
瞬時に私の顔面に蹴りを放ってきたので両腕で受け止めたが威力が強すぎた為、受け止めきれず後ろに吹き飛んだ
「ちッ、イザナ!邪魔しないでくんない!?お前は後からぶっ飛ばしてあげる!」
「樹今やろうよ、こっちこそ鶴蝶の邪魔はさせれないんだけど?」
「ヤンデレ男が…タケミっちー!悪いけどそっちすぐいけない、私が行くまでに倒れないでね!」
イザナ相手じゃすぐタケミっちーを助けにいけない…
鶴蝶くんはハンパなく強い、おそらくタケミっちーじゃ倒せない…
早く行かないとやばい…
私の言葉を聞いたタケミっちーは"いっちんこそ気をつけて,っと叫んできた
「本当に強くなったんだね、カクちゃん!…で人殺し集団の一員だ、何があったんだよ?」
いっちんに叫んだオレはカクちゃんと向かい合っていたが素早く動いたカクちゃんに受け身をとれず、腹を殴られ頭を殴り飛ばされた
「小2と今が違ぇのは当然だろ、昔話をする気はねぇぞ!タケミチ!"孤児,の絆はテメェにはわかんねぇ、オレはたとえ幼なじみであろうと。情なく殺せる」
カクちゃんに一方的に殴られた続けたオレは顔面血だらけになり地面に叩きつけられた
ふらつきながらも立ち上がると、カクちゃんは後ろを振り向きオレを見て驚いていた
「ん…っ、なんだ…鶴蝶。やっぱ…あの頃と変わんねぇじゃねぇかよ、小2のパンチじゃねぇか!」
「いいのかタケミチビ…これ以上やったら死ぬぞ」
「うるせぇ」
立ち上がるオレにカクちゃんは動揺しながらも何発も殴ってきたが、オレは絶対に倒れなかった…
「なんだよアイツ、なんで立ってられるんだよ。オマエらが一発でのされた相手だぞ!?」
鶴蝶に殴られても倒れないオレを見てココは驚いていた
「タケミっち!!まってくれ!!もういい!タケミチ、東卍の負けだ。400対51、初めっから勝てるワケねぇ戦いだった。見ろ!もう…立てる奴なんて1人もいねぇ、オマエは…よくやったよ。…でもこれ以上は死んでじまう…」
カクちゃんとオレの戦いに泣きながら千冬が止めに入ってきた…
「東卍は負けねぇ!!!オレがいる限り東卍は負けねぇんだよ、いっちんもまだ戦ってんだろ!?女のいっちんがまだ戦ってんのに
、お前らが諦めてどうすんだ!!!」
オレの叫びに天竺も東卍も只々この戦いを眺めていた…