武蔵神社 緊急集会 2月22日午前2時
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
神社には東卍のみんな達が集まっていた
私もマイキーと一緒に来ていたので、マイキーとドラケンの側で集会の様子を眺めていた
「これより対天竺、緊急集会を始める!!みんなよく聞け、2月22日つまり今日天竺が動く!いよいよ全面対決だ!みんな気ぃ引き締めてかかれよ、天竺の奴らは正々堂々と喧嘩する気はねぇ。自らを"犯罪組織,と呼び卑怯な手を使ってくる」
ドラケンの言葉に東卍の男達はゴクっと息を飲んだ…
すると息を切らした八戒がキレた表情で集会に遅れてやって来た
「だったら東卍も同じだ、卑怯な手でぶっ潰す!!ここに来る途中タカちゃんがやられた!!スマイリー君もだ!!」
八戒の言葉に私も幹部も下っ端も、全員驚き騒めいた…
稀咲の野郎…
2人を潰しに掛かってきたか、私の失態だ…
2人を守れなかった!!
やるせない思いを拳に込め、私は自分の爪を立て血を流した…
「バイクで突っ込んできた奴らに後ろから鉄パイプでぶっ叩かれて…病院運んだけど二人共意識不明の重体だ!!天竺の奴らはどんな手段も使ってくる!このままじゃ東卍は負けるぞ!!見ろよ!!壱番隊はボロボロ!!弐・肆番隊の隊長はいねぇ!!参番隊隊長は不在!そして伍番隊!!奴らは裏切って今や天竺だ!」
八戒の言葉に下っ端くん達は"武器持って奇襲だ!,っと騒ぎ立て始め、それを見かねたぺーやんがバイクをふかし騒ぐみんなを黙れせた
「うっせぇなテメェら、勝手に盛り上がってんじゃねぇぞ。負けんのにびびって武器持って奇襲か?…パーちんは武器使って捕まった、オレは逆恨みでドラケンを襲った汚ねぇ手使って…こんな俺にマイキーは言ったよ。"オマエとは争いたくない,だからオレはここにいる…だから!今度こそマイキーに認められるような恥ねぇ喧嘩をしてぇんだよ!!八戒!三ツ谷やられてテンパるのはわかる、マイキーを見ろ!笑ってるか?」
ぺーやんに言われて八戒はマイキーを見た
「八戒、オマエは三ツ谷のそばについていろ」
「え!?ちょっと待ってください!オレはタカちゃんの仇を…」
「…オレは三ツ谷たちの容体が心配なワケじゃねぇ、アイツら目ぇ覚ましたら絶ッ対ェこの抗争に参戦しようとする。それを止めてくれ、アイツらが心配でオレが動きづらくなる。タケミチたちはオマエらの任務を全うしろ」
マイキーの言葉を聞いたタケミっちーは返事をした
「いいかオマエら、この戦い後ろに隊長は一人もいねぇ。俺だけでいい!天竺潰すぞ!!」
マイキーの言葉を聞いた東卍の男達はみんな不安な表情だったのに、その言葉に安心し雄叫びを上げた
その様子を見て微笑み、夜が開け始めた空を私は見上げた…
「圭くん…またでっかい抗争が始まっちゃうよ…」
この抗争で絶対イザナを救いたい…
きっと真一郎くんもそうしたかったはずだから…
イザナは愛に飢えている小さな赤ん坊だ…
その心に入り込んだ稀咲を絶対許さない!!
集会が終わったので階段を飛び降りてタケミっちーの壱番隊の元に走った
「タケミっちーイヌピー千冬、ケガ大丈夫か?」
「いっちん!心配かけてばっかで悪い、大丈夫だよ!」
傷だらけのタケミっちーは笑っていたが、ムーチョくんにやられてボロボロだった…
「いっちん、ココが連れ去られた…絶対奪還する!!あとタケミっちが十一代目黒龍総長になった」
「マジ!?よくマイキーが許したね!タケミっちーのことマイキーはお気に入りなのに」
イヌピーの言葉に驚きタケミっちーを見ると"ハハハ,ッと笑い、真一郎くんを私は思い出した…
「タケミっちーは真一郎くんに似てるからね、マイキーも許したんだろうね…秘密な だけどイヌピー千冬、今回は私も壱番隊の仲間として参加するから!よろしくね、先輩達」
"はぁ!?,っと驚き声を上げたので私は咄嗟に2人の口を押さえた
「千冬もイヌピーもいっちんと仲良くしてね、ちなみにまだマイキー君に言ってないから秘密な!」
「タケミっち、いっちんはマイキーの女だぞ?勝手に壱番隊入れたのがわかったら、絶対やべぇぞ」
「大丈夫だよ、千冬!私がタケミっちー脅して壱番隊に入れさせてもらった事にするから、抗争のときまでバラすなよ…」
千冬とイヌピーを笑いながら睨むと2人は無言で首を縦に振った
「タケミっちー、抗争が始まるまで一旦君達から離れるよ。タカくんとナホヤの容体が気になるし、マイキーは獅稀さんが監視してるから。八戒!タカくんとこ私も行くから後ろ乗って!」
タケミっちーに手を振ると八戒を呼び、基のバブの後ろに乗せ病院へとバイクを走らせた
暗かった空はいつの間にか朝日が照り、日が登っていた…