12月31日
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
あの大寿と戦った後は仕事から帰ってきた基が私の頭を見て泣き叫び大変な一日だった…
見かねたお隣の獅稀さんと裕翔くんが我が家にきて、事情を説明してくれて手当までしてくれた
2人には今回の件で本当にお世話になった…
今日は12月31日深夜…
マイキーとドラケンとエマちゃんに誘われて神社に来ていた
着物を着て参拝しよっとエマちゃんに誘われたので基に相談すると、瑞さんが何故か昼間家に来て私と基を車に乗せ呉服屋さんに連れて行かれ着物一式買ってくれたのだ…
しかも選んでくれたのは総絞りの白地にいろんな色が入った振袖だ…
値段が書いていなかったので一体いくらするのかは怖くて聞けなかった
獅稀さんが着付けをしてくれて今みんなで参拝していると言う訳だ…
みんなカウントダウンしにきているから人が多かった
マイキー達と歩いていると後ろから聞いたことのある声が聞こえてきた
「オレのエマって何よ?」
「おっタケミっち」
「やっぱタケミっちだと思った!」
エマちゃんとドラケンと私は振り返り、マイキーは足元に転がってきた絵馬を拾っていた
タケミっちーの他にも日向ちゃんやタカちゃん・ルナマナちゃん・八戒・柚葉・千冬・ぺーやん・ナホヤ・ムーチョくんがいた
「"オレのエマ,ってコレ?」
「あーーー!返してください!!」
「うん、必死だね。ハイ!落ちてたんだよ」
マイキーがタケミっちーに絵馬を渡そうとすると周りの人達が何やら騒ぎ始めた
年が明けるまで10秒を切っていたのだ
「みんな飛ぶぞぉ!3!!2!!1!!
ハッピーニューイヤー!!!!」
私も東卍のみんなと叫び飛び上がった
「新年早々みんなに会えるとは思わなかった、今年はいい年になるといいな」
「樹お姉ちゃんだ♡」
「お姉ちゃんだ!」
ルナマナちゃんが私に抱きついてきたのでギュッっと抱きしめて2人を抱き上げた
「いっちんは今日振袖着てんだからな、抱っこならオレがしてやるから」
「別に大丈夫だよ、ルナマナちゃん達軽いし。余裕!」
右手にルナちゃん左手にマナちゃんを抱き抱えると、ナホヤが"いっちんママみてぇだな!,っと笑ってきた
「いっちんは今フリーだろ?オレいっちんの旦那になりてぇ!」
ナホヤが背中から抱きついて来たがマイキーが瞬時に引き離し、ルナマナちゃんも引き離してタカくんへと預けた
「みんなに言っとけど、いっちんはオレのだからな!フリーじゃないから手出してくんなよ?」
マイキーは私の左手を握りみんなに見えるようにお揃いの指輪を見せつけていた…
"えぇーーー!!!?,っとドラケンとエマちゃん以外のみんなが驚き叫んだ
「いっちん!?いつの間にマイキー君と付き合ってんの!オレ知らなかったんだけど」
「タケミっちー別に付き合ってないよ?まぁ友達以上恋人未満って感じだよ」
「はぁ?指輪貰ったんだろ!それ恋人の証拠じゃん!」
八戒が私の指輪を指差してきたが頭を横に振った
「私の中にはまだ圭くんがいるからね…それを踏まえた上でマイキーの隣にいるんだ、だから曖昧な関係でいいの。ねぇ、マイキー?」
「オレがそれでいいって言ったからな、だからみんなオレのいっちんに手出すなよ。東卍にいっちんを異性の目で見て狙ってる奴らがいっぱいいるからな」
笑ってはいるが目が笑っていなかったので東卍のみんなは乾いた声で笑っていた…
「絶対いっちんはウチの八戒とお似合いだと思ってたのに、てかそれで指輪贈るなんて束縛激しいんだな東卍の総長は」
柚葉の言葉にみんなが固まり、八戒と千冬が"それ以上喋るな,っと口を押さえ込んだ
「ほーら、やっぱり柚葉も思うよな。束縛激しいってマイキー」
「場地も束縛してたじゃんか、なぁ千冬?」
「あー、いっちんは美人だしモテますからね。まぁ束縛しちゃいますよ、それは仕方ないッス」
「仕方ねぇって!ほらみんなでお参りしておみくじ行こうぜ!」
「オレ大吉引きます!」
タケミっちーがやる気になったのか日向ちゃんと手を繋ぎ走って行った
私の手を握ったまま境内を指差して楽しそうに笑うマイキーを見て、私の心の中は温かかった…