聖夜決戦 12月25日
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「絶ッ対ェ許さねぇぞコラぁあ」
タケミっちーと千冬が大寿に向かって走ったがタカくんが頭から血を流し、立ち上がって2人を呼び止めた
「オレは平気だ、いっちんの方がやべぇ。八戒、いっちんを柚葉の隣に寝かせてやれ…2人ともちょっと落ち着け」
八戒は気を失っている私を抱き上げ、柚葉の隣に寝かせた
「タケミっち千冬、冷静になってよく聞け。状況は絶望的だ、大寿はバケモンだしあとの2人も恐らくめちゃくちゃ強えぇ。それに対して東卍は千冬はボロボロ、オレは正直動けねぇ。いっちんはオレを庇ってモロに食らったから意識ねぇし、ピンピンしてんのはタケミっちだけだ。でもここで負けたら柚葉はもっとひどい目に遭う、殺されてもおかしくねぇ」
「大丈夫ですよ!マイキー君たちが来てくれる!だからそれまでの辛抱っス、みんなが来ればなんとかなります!」
「タケミっちオマエ…マイキー呼んだのか?」
「…え?三ツ谷君が呼んだんじゃないんスか?」
「オレは八戒を助ける為に1人で来た、いっちんとは待ち合わせして来たが。東卍とは関係ねぇ、個人的な問題だ。オレら3人で柚葉を守るぞ」
三ツ谷君の言葉にオレは絶望してその場に座り込んだ…
いっちんと三ツ谷君が来た時に淡い期待をした、東卍が来てくれる!って…
だからそれまでは頑張ろうって…
座り込んだオレに千冬は"立てよ,っと言ってきた
「オレも少し期待した、けどこうなったら俺らかまなんとかするしかねぇ!!」
「なんとかなるワケねぇだろ?頼みの綱のいっちんは頭殴られて気絶してるし、ピンピンしてんのオレだけだぞ?俺にあいつら3人とやれってゆーのかよ、そんなの無理だよ」
泣いているオレに三ツ谷君が"オマエに全部背負わす気はねぇ,っと言ってきた…
「オマエと千冬は邪魔な2人を足止めしてくれれば、大寿はオレがやる!」
「そんな体じゃ絶ッ対ェ無理だよ三ツ谷君!!」
千冬の言葉に三ツ谷君は頷き"オレ1人じゃ無理だ,っと言って八戒を見上げた
「力を貸してくれるな?八戒!オマエは今黒龍メンバーだ、オレらと共闘する必要はねぇ…けど、柚葉を…姉ちゃんを守る為に力を貸してくれ八戒!」
三ツ谷君の言葉に八戒は言葉が詰まっていた…
「大寿がおっかねぇのは分かってる、今まで逆らえなかったのも!でも…それでもオマエは今までしっかり柚葉を守ってきたじゃねぇかよ!大丈夫!オマエなら大寿を乗り越えられる!」
三ツ谷君は立ち上がると、八戒は"タカちゃん…違うんだ…,っと言葉を詰まらせた…
「やれるな!?八戒!!」
「あぁあぁ!!弱音吐いてすいません、自分が情けないっス」
オレは立ち上がり顔を叩いて気合いを入れた
「いくぞタケミチ」
「おう!無理すんなよ千冬」
「オレはあのアザの方とやる、タケミっちはあの黒髪だ。あの黒髪は大寿の情報をオレらに売った奴だ、おそらく大寿が劣勢になれば身ぃ引くタイプだ」
「ああオレもそう思う」
「三ツ谷君たちが大寿をヤるまでの辛抱だ、やれるな!?」
「ああ!!」
オレと千冬は"いくぞ!!,っと声を揃えて大寿の隣にいる2人に向いヤり始めた
「久しぶりだな2人で組むのは!」
三ツ谷君と八戒は2人で立ち大寿を見つめた
「ん?八戒?まさかテメェ俺に逆らう気か!?」
オレは八戒の背中を叩き"オマエは大寿より強えぇ!!,っと背中を押してやった
「大丈夫だ八戒、オマエなら大寿に勝てる!自信を持て!行くぞ八戒!!」
オレは大寿に向かったが隣にいる筈の八戒が立ち止まっている事に気がついた
「…ごめんタカちゃん」
「三ツ谷ぁ八戒に何を期待した?」
大寿はオレを殴り飛ばし立ち上がれず床に倒れ、タケミっちと千冬もココとイヌピーに倒されていた
八戒は短刀を手に持ち叫びながら兄である大寿を刺そうと走りだしたのをオレの目に入り、立ち上がり八戒の頭に頭突きをした
「邪魔すんなタケミチ」
頭突きを食らわし八戒の持っている短刀を素手で握った
「わかんねぇのかよ八戒…こんな事したらオマエ、どうしようもない奴になっちゃうんだぞ!?こんなんじゃねぇだろ!"立ち向かう,って事は…立ち向かうっていう事がどういう事かオマエに見せてやる!」
オレは大寿に立ち向かうと大寿は"まだ懲りねぇのかクソガキ,っとキレていたが、オレも負けずに睨み返した
「"まだ懲りねぇ,だと?それだけが取り柄なんだよ、行くぞ大寿」
殴ろうとしたが顔面を殴られ鼻血を出したが諦めずに前にでたが、大寿に何発も殴られオレの顔面は腫れ上がり血だらけだった…
「…何発殴らせれば気が済むんだ」
大寿にヤラれても諦めずにオレはフラフラになりながらも立っていた
「なんで…そんなに頑張んだよ?弱ぇくせに!もういいよ、いい加減にしてくれよ!!」
八戒は諦めないオレに叫んできた
「もういいタケミっち、オマエはよく頑張ったよ。オレらの負けだ」
倒れている千冬はオレに負けだと言ったが無視して、首にかけてあるヒナとお揃いのネックレスを握りしめた…
ヒナ…オレに…勇気を…
こんな兄貴がいるから黒龍があるから
八戒は立ち上がれないんだ
だったら…
「大寿…オマエを倒して黒龍をもらう!!」
大寿に何度も殴られて殴られてもオレは立ち上がった…
「やめろよタケミチ。オマエはっなんも変えられねぇんだよ!!!」
「…違ぇよ八戒。"変えられねぇ,のはオマエだ。あ''ああぁ!」
叫びながら大寿に殴られながらも、初めて顔面にオレの拳が入った
「ちっ痛くも痒くもねぇ…」
だが大寿は足が地面につき座り込んだ
「万が一…未来を変えれるなら命を懸ける価値はあるだろ?八戒…頑張る事は辛くねぇよ、1番辛い事は…"孤独,な事だ。なんでも話せよ八戒、オレら友達だろ?」
「タケミっちオレを…助けてくれ」
オレの目の前で泣きながら助けをこう八戒に"任せろ八戒,っと笑いながら言った…