11月12月…
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
マイキーと何度も抱かれた私はいつの間にか寝てしまっていた
目が覚めて起きると裸のマイキーが私にくっついて胸元に顔を埋め気持ちよさそうに寝ていた
朝から来ていたはずなのに、時計の針は16時を過ぎていた…
圭くんもそうだったけど、マイキーも絶倫だわ…
一体何回したのかわかんない
マイキーを起こさないようにベッドから出て下着をつけると服を着た
ベージュのVネックのドルマンニットに黒のダメージスキニーパンツを履くと、寝ていたはずのマイキーが目を覚ましベッドから私を見つめていた
「いっちん着替えちゃったの?まだいっちんとラブラブしたかったのにー」
「もう勘弁して、私が無理だから!ほら起きるよ、エマちゃんとドラケン帰ってきちゃう。鍋の材料買いに行って晩御飯の準備しなきゃ」
「じゃぁ着替えさせてーいっちん」
裸のマイキーが甘えてきたので仕方なく服を着替えさせて、ショルダーバッグを肩から掛けると私のバブに乗り後ろにマイキーを乗せてスーパーへと向かった
スーパーでにんにく・しょうが・白菜キムチ・豚バラ・ニラ・えのき・豆腐・うどんをカゴに入れていくと、マイキーが何故かアイスの箱とたい焼きを持って私の前に立っていた
「いっちん、これも欲しいー!」
「仕方ないな、いいよ。カゴにいれて」
「さすがいっちん♡」
嬉しそうに喜び手を繋いでレジで会計を済ますとマイキーがレジ袋を持ってくれた
待ちきれなかったのか鯛焼きを食べながら私のバイクに乗り、私はマイキーの家までバイクを走らせた
家に着き台所に立つと手を洗い袖を捲ってキムチ鍋を作り始めた
そんな私の背後からマイキーは抱きつきくっついたまま私は料理し始めた
「いっちん♡ひっついててもいい?」
「もうひっついてんじゃん。いいよ、このままできるから」
鍋に入れる材料を切ると鍋にごま油を引き火をつけにんにくとしょうがのみじん切りを鍋に入れ炒めた
豚バラを白菜キムチを炒め和風だしを加え醤油みりんを入れ少し味噌を入れると、切った野菜を鍋に入れ蓋をして煮込ませた
ご飯はエマちゃんが炊いてくれていたので晩御飯の支度はできた
「ただいまー!!んー♡いい匂い!」
「今日はキムチ鍋か美味しそうじゃん。あ?なんでマイキーがいっちんに抱きついてんだよ?」
タイミングよくエマちゃんとドラケンが帰ってきて、私に抱きついているマイキーを見たドラケンは少し苛立っていた
「ケンちん。いっちんは場地とオレのだかんな、オマエには渡さねぇーよ♡」
顎をクイっとさせ唇にキスをし、エマちゃんは真っ赤な顔になり"いつの間に2人そんな関係に!,っと嬉しそうに叫び
ドラケンは気に入らなかったのか無理矢理私からマイキーを引き離し、首筋に広がる赤い痣をみて意味を瞬時に理解したようだ
「オマエも場地と一緒か?束縛激しすぎんだろ、まったく。見せつけすぎだっての」
キスマークを指摘されつけられていたことに気付いてなかった私は驚き、"こんなに付けてどうすんだ!?,っとマイキーの頭をバシっと叩いた
「だっていっちんいろんな男惑わすんだもん、これぐらいしないとね!」
「マイキーはほっといて、エマちゃんドラケン鍋食べよー!もう出来てるよ!」
「いっちんのキムチ鍋美味しそー!おじーちゃん呼んでくるね!」
テーブルキムチ鍋を置き、人数分のご飯を茶碗に注ぐとマイキーとドラケンが運んでくれた
エマちゃんがマイキーの爺ちゃんを連れてきたのでみんなで椅子に座り手を合わすと食べ始めた
「それはそうと樹、サクチャイの所でムエタイを習い始めたと耳にしたが。両腕ヒビが入ってるのによく基が許したな」
「基のお父さんが許したら基は口出しできないでしょ」
「なに?アイツら仲直りしたのか…オマエ基の実家を知ったとき驚いただろ?」
「マイキーの爺ちゃん知ってんの?」
「あぁ、真一郎が生きているときに基がアイツに話していたのを聞いてな。神羽会神水流組じゃろ?」
マイキーの爺ちゃんの話を聞いたドラケンとマイキーは驚き、食べていたご飯が口から飛び出した
エマちゃんは2人に"汚い!,っと叱りつつ、飛び出したご飯をティッシュで拭き取った
「待て待て!じーちゃん!今なんて言った!?いっちんの基さんちが神羽会!?」
「いっちん!神羽会って言ったら関東一の勢力を持つ極道じゃねぇか!?」
2人は椅子から立ち上がり凄い勢いで私に聞いてきたので、とりあえず落ち着くように宥めた…
「それ知ったの最近だから、そういや言ってなかったね。基の父さんは神羽会神水流組組長で、お爺ちゃんは神羽会会長らしいよ。だから私神羽会会長のひ孫なんだってー、私も聞いたときは2人みたいに驚いたよ」
サラッと言う話ではなかったようで2人とも驚きすぎて口が空いたままだった…
マイキーの爺ちゃんは黙々と食べて終えて部屋へと帰ってしまった
話についていけないエマちゃんはキムチ鍋をたべながらドラケンに問いただした
「ねぇ神羽会ってそんな凄いの?」
「エマは知んねぇか…
神羽会の名を出すだけでオレらみたいな族や半グレ、名の知れたワル達ですらビビる…
生粋の武闘派のヤクザ達の組だ。化け物級の強さの構成員がいる組で、薬は絶対御法度。
警察でさえ手が出せれないほどの今一番勢力のあるヤクザだ…マジか、いっちんのあの会長のひ孫かよ…」
「でもいっちんがヤクザだろうが普通の女の子だろうが、オレには関係ない。いっちんはいっちんだし!んー、キムチ鍋美味しい!」
マイキーは美味しそうに食べ、私がヤクザの家でも気にしてないのが私にとっては凄く嬉しかった
「マイキーの言う通りだね!私もいっちん好きだし、マイキーといっちんがそう言う深い関係になってくれて嬉しいよ」
「ありがとうエマちゃん、まぁ圭くんのこと忘れられてないから曖昧な関係だけどね」
「それでもいいってオレが言ってんだからいいの、いっちんはオレんのだからね…ケンちんも触っちゃダメだかんな!!」
食べていたのに急にマイキーが身体を引っ張るので取り皿を落としそうなったがなんとか死守した…
「みんながヤクザって知っても変わらずに前みたいに仲良くしてくれるから嬉しいよ。そういやドラケン、黒龍とのいざこざは大丈夫そう?」
「まぁ三ツ谷が大寿と和平取り持ってるからな、でもこないだタケミっちが八戒が大寿を殺すの止める為に黒龍潰すって行ってきたときはさすがに却下したけどな…」
「タケミっちーがそんなことを…」
三ツ谷が大寿と和平交渉したけど…
あの喧嘩弱いタケミっちーがそんな話をドラケンにしてくるなんて、きっと八戒が本当に大寿を殺しそうだからだろうな…
八戒の奴、大寿にそうとうまいってんだな…
タケミっちーのことだ、八戒に大寿を殺させないように動くはずだ
これは獅稀さんに調べてもらう必要があるな…
ドラケンの話を聞きながらキムチ鍋に箸を動かした