11月12月…
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
大寿とヤリ合った後…
骨にヒビが入っているため獅稀さんの監視の元、今日はお隣さんのお部屋にお邪魔していた
裕翔くんは台所で晩御飯を作ってくれて、私と獅稀さんはノートパソコンを眺めていた
「街頭の監視カメラハッキングできるならさ、ちょっとおねがいしたいことがあるんだけど」
「樹さんのお願いならなんでもしますよ?」
「私の友達の柴柚葉と柴八戒を監視してほしいの、2人にもしこの男…稀咲鉄太が近づいて来たら教えてほしい」
稀咲の写真を獅稀に見せると"このガキですか…,っと呟き了承してくれた
「この男、樹さんにちょっかい出してきてた男ですよね?最近は前のように仕掛けてこないようですが…
東卍の参番隊隊長ですよね?」
「さすが獅稀さん、情報通…ハッカーマジで怖いわ…」
獅稀さんの情報力恐るべし…
タイミングよく裕翔くんが作った晩御飯をテーブルに運んで着てくれた
アサリの入ったボンゴレパスタにポテトサラダとポタージュが並べられた
ヤクザ辞めて店だしたら繁盛すんじゃないの?
料理のレベル高いんですけど…
私なんかよりめちゃめちゃ上手なんだけど…
「獅稀さんできました、とりあえずご飯にしましょうや。お嬢も食べてくれ、味には自信あるんで」
「裕翔くんお嬢って…まぁいただきます」
椅子に座りパスタを口に入れると、お店食べているかのように美味しく私は驚いた…
「ヤバッ!!獅稀さんこんなご飯毎日食べてんの!?めっちゃ美味しい!!裕翔くんお菓子もご飯も上手じゃん!店やれるレベルだよ!?」
「お嬢に喜んで貰えて嬉しいッス、親父にも料理は褒めらるんですよ。」
「お隣ですし、毎日食べに来たらいいじゃないですか。裕翔も作りがいがありますし」
「じゃぁ行く行く!!裕翔のご飯美味しいから基いないときお邪魔させてもらうね!」
美味しすぎて手が止まらず、あっという間にに平らげてしまった
「獅稀にもう一つ頼みたいことがあるんだけど、私もっと強くなりたいの…だからいい先生いないかな?」
「樹さんは充分強いと思いますが」
「私より強い奴なんていっぱいいる…ね、お願い!!」
「そうですね…樹さんは空手・柔道・剣道・合気道はされてるんですよね。今は腕骨にヒビ入ってて使えないですし、ムエタイとかどうです?」
「ムエタイか…やってみたい!」
「なら明日教室へ連れてってあげます、そこの先生は本場のタイでムエタイのチャンピオンだった人で知り合いなので連絡しときますよ」
「獅稀さんありがとう!明日から楽しみだな」
食器を片付けてくれた裕翔くんが紅茶を淹れてくれたので口をつけた
「では学校が終わったらお迎えにあがりますね」
「お願いします!裕翔くんごちそうさまでした!紅茶もありがと!じゃまた明日ね、おやすみなさい」
飲み終わったティーカップを洗い場に持っていき玄関を出て隣の我が家に帰った
携帯を開くと柚葉からメールが来ていたので私は柚葉に電話した
「もしもし柚葉、大寿からは約束通り解放された?」
「いっちん三ツ谷から聞いた、ありがと。大寿は金持ちと繋がってトラブルの時に黒龍の兵隊を貸して、その見返りに大金を貰っていた。その集金役がアタシだったけど解放された…」
「そっか…柚葉そんなことさせられてたのか…。友達なのに気づいてやれなくてごめん。柚葉…これはあくまで私の勝手な推理なんだけど。柚葉だけでなく八戒まであのクソ兄貴、手出してんだろ?」
「…いっちん。これ以上は私ら家族の問題だ、腕の骨にヒビだけですんだけど…次は殺されちゃう!大寿は強すぎる…」
「強い相手だからこそやる気でるんだけど!柚葉、周りを頼りな。私もタカくんもいる、1人で抱え込む必要ないんだよ?」
「いっちん…嬉しいけど、大切な友達だからこそ危険な目に合わせたくないんだ…ありがと、またね!」
柚葉に電話を切られそれ以上は話すことができなかった…
だけどイヌピーと柚葉と話して確信した
大寿は2人に手を出してる…
解放された柚葉だが、八戒が黒龍にいる今…
矛先は八戒か…
歪んだ家族愛をどうしたら真っ当なやり方にただせるのか…
私はお風呂に浸かりながら考え込んでいた