2学期
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
夏休みも終わり、今日から2学期でまた学校が始まる
前みたいにウィッグを被らず、耳にピアスを付け金髪ショートヘアーのままセーラー服に身を包んだ
基は仕事に行ったので暫く家にはいないのでまた私1人の生活だ…
鏡を見てよし!っと気合いを入れて学校へと向かった
学校へと入ると周りの学生達は私の変化にザワザワ騒ぎたて、男子生徒達は私が東京卍會のドラケンを助けたことや8.3抗争での私が愛美愛主達をボコボコした話して持ちきりだった
大好きな菜々が私の席へとやってくると、その髪型と色似合ってるよっと褒めてくれた
「樹!おはよ!夏休み中にやらかしたんだって、学校中樹の噂で持ちきりよ!優等生が実は化け物並みに強かったって、私の耳にも入ってきてるよ。で、なんで東京卍會の壱番隊隊長場地圭介と付き合ってるのかは樹の口から聞きたいんだけど?」
「さすが菜々…情報が早いことで…。絶対!!三ツ谷部長…タカくんには言わないでよ!アレ嘘、本当に付き合ってるわけじゃない。」
周りの生徒に聞かれないように菜々の耳元で小さな声で言うと驚いていた
「敵を欺くには味方からって言うでしょ?まぁ、いろいろあって狙われてんの私。」
「樹、それ大丈夫なの…?」
「大丈夫、私が強いの知ってるでしょ?ま、そう言う事だからタカくんにはその事も秘密にしといてね。」
菜々は納得いってない表情をしたが、渋々わかったと約束してくれた
「神水流樹!!見つけたぞ!その髪とピアスは校則違反だ!生徒指導室に反省文書きに来い!」
生徒指導の先生であだ名ゴリと呼ばれている先生が教室の扉を開き、私を見つけると捕まえようと走って来た
「ヤバっ!菜々、朝のホームルームサボるわ!」
窓から飛び降りると私は簡単に着地し、ゴリから逃げ去った
「樹、2階から飛び降りるなんて…相変わらず人間離れしてるわね。」
菜々は笑いながら逃げる私の後ろ姿を眺めていた
逃げ切った私は息を整え歩いていると見たことある後ろ姿が目に入った
「ぺーやん!久しぶり、ねぇどう?金髪ショートでもセーラー服似合う?」
ぺーやんが振り返り、私はクルっと一回転して着地した
「あ?いっちんか似合ってんよ。てか三ツ谷が言ってたけど、本当に一緒の学校だったんだな。」
「まぁお淑やかに過ごしてたからね、気づかないよ。私もぺーやんと一緒の学校だったの最近知ったし!」
「オマエ、本当に付き合ってんのか?場地くんと…その話題で東京卍會の奴らは持ちきりだぞ。」
「付き合ってるよ、そんなに話題になる?」
「なるに決まってんだろ、女なのに愛美愛主ぶっ倒した奴が壱番隊隊長と付き合ってるんだからな。ドラケンなんか入院してんのにオマエんとこに話ししに行くって暴れて大変だったんだからな…。それにいっちん、ドラケンからのメール全部無視してんだろ?今日退院したから、たぶんいっちんに会いに来るぞ。」
えッ、マジか…
だって場地くんと付き合うっていうことになってから1日100件以上ドラケンから来てたんだよ!?
怖すぎて夏休み中、電源切ってたんだよね…
それってめっちゃ面倒くさそうな感じじゃん…
「怖…ゴリ巻いたから教室戻ろーっと、ぺーやんまたね。」
1限目の始まりのチャイムがなったので私は教室へと戻った
席へ着くと口パクで菜々がおかえりっと言ってくれた…
1限目は大好きな英語だったので真面目に先生の授業を聞いてノートに書き込んでいた
すると突然教室のドアが勢いよく開き、見たことある男が教室に入ってきた
「いっちん、場地と付き合ってるってどう言う事だ…?しかも俺のメール無視するとは…テメェ、いい根性してんじゃん…」
入り口でマジギレしているドラケンに命の危機を感じとった私は、瞬時にバックにノートを入れるとバックに詰め込んだ
ドラケンの突然の登場に英語の先生もクラスのみんなもポカーンと口を開けたまま固まっていた
「先生!死にたくないので早退します!」
っと背中にバックを背負ってドアから出れないので再び窓から飛び降りた
「いっちん、まて!逃がさねぇよ!!」
ドラケンも私を追いかけて窓から飛び降りると凄い形相で私を追いかけて来た
マジかよ!?
学校まで普通くる?
あ!コイツら前も来てたわ、普通じゃなかった…
角を曲がると授業中なのにサボってジュースを自販機の前で飲んでいるタカくんが居た
「三ツ谷!!いっちん捕まえろ!」
「あ?いっちんドラケンと鬼ごっこしてんの?面白そうじゃん!」
私を逃がさまいと走る私の目の前にタカくんは立ちはだかったが、私は自販機へと飛び足の力で蹴りタカくんから回避してなんとか捕まらずに逃げ去った
「マジか…いっちんアクション映画みたいだった!スゲェ!」
「三ツ谷!感心してないで捕まえろ!」
「ドラケンばいばーい♡」
調子に乗って後ろを見ながら走っていた私はマイキーのことを忘れていて、気づいたときにはマイキーの腕の中にいた
「いっちん捕まえた♡」
「マジか…ドラケンが来てるならマイキーも来てるよね、忘れてた」
ドラケンとタカくんは息を切らして私とマイキーの元に走って来た
私はマイキーの腕から離れ、ドラケンの方へと向いた
「マイキーよくやった!いっちん、逃げらんねぇぞ。なんで場地なんだよ!アイツは!」
「知ってるよ、知ってて付き合ってる。場地圭介はマイキーの兄、基の仲良かった真一郎くんを殺した1人でしょ?まぁ直接手を下した訳でないみたいだけど…。」
「いっちん知ってたのか…アイツはマジでぶっ飛んでる。今すぐ別れろ!」
「えー、無理♡だって場地くんおバカでなんかおもしろいし、だいたいドラケンに指図される権利ないよ。」
私の言葉に親でも元彼でもないドラケンは言い返せれず黙って下を向いた
「俺はオマエのダチだ!言う権利あんだろ!?」
はいはいっとドラケンの頭を撫でてダチでいてくれてありがとっと言った
「場地くんは感情を抑えるのが不器用なだけ、すごく素直でいい子だよ。仲いいんだからマイキーもドラケンも私より場地くんの性格知ってるでしょ?大丈夫大丈夫、大事な場地くんを悲しませたりしない、私そんな悪女じゃないよ。」
「そうじゃなくてな…」
俺がいいたいのはなんで場地を好きになるんだってことなんだよ…
俺にはエマがいんけど…
いっちんは俺の初恋だから、なんか気になんだよ!
ドラケンが心の中でそんなことを思っているなんて私は知らず、携帯が鳴ったので開くと噂して場地くんからメールだった
ドラケンとマイキーがそっち行ってるって千冬から教えて貰ったから行くっとメールには書かれていた
耳にしたことのあるバイク音が聞こえて校門の前にゴキに跨る場地くんが現れた
ブレザーの制服姿の場地くん似合ってる!
あれはモテるわ…
「ドラケン、俺の樹に何ちょっかい出してんだよ?オマエにはマイキーの妹がいんだろ。樹迎えに来てやったぞ!」
はいはーいっと返事をして校門の閉められている門を軽々飛び越えて場地くんの後ろに乗った
「場地…いっちん泣かせんなよ…泣かせたら殺す!俺のお気に入りなんだかんな…」
いつものおちゃらけなマイキーとは違い、真剣な顔で場地くんに喧嘩越しに叫んだ
「ちっ、場地!いっちん大切にしろよな。」
「いっちん!場地に泣かされたら俺にいつでも相談して来なよ!」
ドラケンとタカくんの言葉に了解!っと私は敬礼した
「オマエらマジでいっちんのこと気に入ってんだな…泣かさねぇよ!じゃぁな!」
私と場地くんマイキー達から去ってバイクを走らせドライブを楽しんだ