8.3抗争
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「オレを別のトコ呼び出したのはケンチン襲う為ね。で、オレのせいにして東卍真っ二つに割っちまおう…と」
オレはただパーちんを!!っとぺーやんはマイキーに叫んだ
「これはオマエのやり方じゃねぇ!誰にそそのかされた?」
すると煙草を強いながら長身の男が愛美愛主の輩に傘をさされながら現れた
「へー意外、マイキーってアタマもキレるんだね。だりぃ…オレが誰とかどーでもいいけど。一応今"仮,で愛美愛主仕切ってる半間だ。」
「オマエが裏でネチネチしてるキモ男?」
半間の目の前に立ったマイキーに面倒クセェなぁマイキーちゃんっと言い終わる前に、マイキーの蹴りが半間の顔面に入った
だが半間はマイキーの蹴りを受け止めた
それを見た俺やドラケン達は驚いていた
へぇ…
マイキーのあの蹴りを受け止めるとは、愛美愛主ザコだと思ってたけど…
半間って奴、なかなか骨のある奴じゃん
俺は半間に興味を持ち、2人の様子を眺めていた
「そんなに急ぐなよマイキー、オレの目的は"東卍潰し,かったりぃから内部抗争っしょ。でも結果オーライかな、これで無敵のマイキーをこの手で…ぶっ殺せるからな!!愛美愛主総勢100人、東卍5人相手だ!前みたいにヒヨんじゃねぇぞテメェら!!オレは長内みたいに甘くねぇからよぉ、逃げたら追い込みかけて歯全部なくなるまでボコるかんな!!?マイキーもドラケンもまとめてみなごろし鏖だぁ♡」
半間が粋がっていると何処からかバイクの爆音が聞こえてきた
「ふー間に合ったか」
タカくんが安堵した理由は東京卍會のみんなが助けに来たからだった
「内輪モメは気乗りしなかったけどよぉ」
伍番隊隊長 武藤泰宏が現れた
「愛美愛主相手なら思いっきり暴れられんじゃねーかよ!!」
スマイリーこと肆番隊隊長河田ナホヤと壱番隊隊長場地くんが現れた
髪を結びながら俺の隣に場地くん歩いてきた
「いっちん、ボロ雑巾じゃんか…後は任せろ!東京卍會勢揃いだバカヤロウ」
「いっちん大丈夫?どいつから死にてぇ!?」
「ペー!!テメーはまず殺す!!」
隊長のヤル気満々な登場にぺーやんは舌打ちをし、座っていたドラケンが立ち上がった
「祭りの日に大乱闘…血が躍るじゃねぇかよ。なあ?マイキー!!」
ドラケンの言葉にマイキーはハハッと笑い行くぞオラァあ!!っと東京卍會も愛美愛美も一斉に乱闘が始まった
俺も乱闘の中に混じり、ぺーやんに教育的指導をするため愛美愛主の奴らを殴って蹴り飛ばしてぺーやんまでの道をあけていった
「マイキー!ぺーやんに教育的指導してやるのお前に任すわ!!総長なんだから後任せたぞ!」
ありがと!いっちん!っと言ってきたので手を振るとドラケンの元に走った
するとドラケンが愛美愛主のザコに集中しているのを背後から喧嘩賭博の主催者のキヨマサって言うゴリラが七首(鍔のない短刀)を持って襲おうとしていた
「ドラケン!!」
間に合わないと思った俺は右腕を七首の前に出したが、俺の手の甲ごとドラケンへと刺した
「あぁぁぁッ!!」
刺されて思わず地面に蹲ったが、痛いのを我慢し手から溢れ出る血をグビに巻いてたストールで巻き付け止血し
フラフラな足で俺はドラケンを背負った
するとタケミっちーが俺に気づき、ドラケン君が刺された!と叫びその声に気づいたマイキーがドラケンの元に駆けつけようとしたが半間が邪魔をした
「いっちん!タケミっち!!ケンチンを頼む!!」
「任せろ!!タケミっち、ドラケン背負って!お前弱いから。俺が道を開けてやる!俺の後ついて来い!」
大きな声でタケミっちーは返事をするとドラケンをなんとか背負った
それを見た俺は愛美愛主のザコどもを殴り飛ばして行き、タケミっちーの道を作って行った
刺された右手は痛すぎて感覚は麻痺し、血が大量に流れ出ていた
頭と手からの出血で先程よりフラフラな状態だった…
なんとか乱闘の中から出て、救急車が通れる道へと出た
すると後ろから日向ちゃんとエマちゃんが救急車呼んだから!っと走ってきた
タケミっちーは限界だったのかドラケンを地面に下ろした
俺の手がワンクッションになったとはいえ、ドラケンの傷は深く大量に血が流れていた
俺のせいだ…
俺が守れなかったから…
クソ!!
「タケミっち!ごめん!約束破った!!」
「いっちんは破ってないよ!守って刺されたじゃんか!?」
「エマちゃん、日向ちゃんドラケン…今まで嘘ついててごめん!先に謝っとくから訳は後で聞いてな!」
俺は服を脱ぐとサラシの姿になり、脱いだ服をドラケンの刺された傷口に当てて流れ出る血を止血した
サラシを巻いているが胸があることに気づいたエマちゃんと日向ちゃんは驚いていた