六波羅単代と梵
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梵・六波羅単代・関東卍會達が乱闘を始めその場は混沌の渦と化していた…
千咒が"やめろ梵、怒りに身を任せんな!,っと仲間に伝えるがタケちゃんの言葉に火がつき誰も千咒の声に耳をかさなかった…
起きたことは仕方がないので私は万次郎の方へと目を向けるとココの隣で動かず、春千夜くんに任すつもりのようだった…
私は一旦タケミっちーの元に行こうと乱闘の中邪魔な梵や六波羅単代と関東卍會の奴らを殴り飛ばした
着ていたパーカーはドラケンの止血に使ったのでチューブトップにデニムのショートパンツの姿の私はよくも悪くも三天の中で目立った
私はタケミっちーの元へと走ると千咒が"落ち着け武臣!!!,っと叫び乱闘へ混ざろうとしたがワカちゃんがそれを静止した
「オマエは動くな千咒、この戦争は異常だ。まだ死人が出る、それだけ龍宮寺堅という男の死はでかいって事だ。
花垣、樹…
梵の姫(ウチの姫)をたのむワ」
「私は乱闘混ざるから…
ワカちゃんとベンケイちゃんこそ気をつけてよね」
「あぁ…行くぞベンケイ」
「オウ」
ワカちゃんとベンケイちゃんは乱闘の中へと混ざりに行った
ポケットから煙草を一本貰い口に咥えるとライターを出し火をつけてくれたので吸い始めた
「タケミっちー、ドラケンがあんなことになってまだ放心状態の君じゃ危ないから…
千咒はタケミっちーの側にいて、ワカちゃんが言ったように異常だからね。
ちょっと私は乱闘混ざってくるから2人とも大人しくしててね!」
「いっちん…」
「樹オマエも危険だ!!」
「大丈夫だよ千咒、もう落ち着いてるから…
」
煙草を吸い終わると指で潰し、私は煙草を捨て乱闘へと混ざりに行った
乱闘が始まったら誰も話を聞かないので止めることができない…
なら力ずくで止めるだけ…!!
目の前の邪魔な三天達を殴り蹴り飛ばして行った…
私の歩いた後ろには梵・関東卍・六波羅の奴らの屍が何百人と倒れていた…
三天達を倒していると関東卍の奴らに30人ほど囲まれたことに私は気づいた
「神水流樹だな!
三途さんの命によりお前をぶっ殺す!!」
鉄パイプを手に持ち、関東卍の奴らは勝ち誇ったかのようにゲラゲラ笑っていた
「樹!!」
少し離れた場所で戦っていた鶴蝶が武器を持った関東卍に囲まれていることに気づき叫んだ
「鶴蝶くん心配しなくても大丈夫だよ、君らは女1人に素手でやる根性もないわけ?
春千代くんはよっぽど私が嫌いなようね…
武器持ってるからって安心しきってると痛い目見るよ」
一瞬で5人の男の頭を蹴り飛ばすと着地し振り下ろされた鉄パイプを腕で止め、腹に1発決め込み素早い動きに関東卍の奴らは追いつけず次々に地面へと倒れて行った
すると今度は鶴蝶が関東卍の奴らに身体を押さえ込まれ身動きが出来ない状態になり、その瞬間を見逃さないように春千夜くんが"死ねや鶴蝶!!,っと叫び鉄パイプを振り下ろした
「いくら喧嘩が強くたってよぉ、武器使っちまえば楽勝なんだよ!」
「鶴蝶くん!!」
鶴蝶を心配して叫んだが蘭と竜胆が春千夜くんの背後に立っていたので安心し関東卍の奴らをぶっ飛ばした
「へー確かに楽勝ー♡
てか俺の大事な樹になーにしてんの?
それはダメっしょ」
蘭は警棒で顔を叩くと春千夜くんは舌打ちをし、すぐ側では莞爾くんが楽しそうに叫びながら関東卍の奴らを薙ぎ倒していた…
武臣・ワカ・ベンケイはと言うと、六波羅単代の奴らを100人ほどぶっ倒しサウスの目の前に立ち塞がっていた…
「どけテメェら」
「駄目だ武臣は頭ぁ冷やせ」
「こりゃ100人はやられたか!
"最強コンビ,の名は健在だな!」
サウスは2人の実力を見て楽しそうに笑い、周りにいた六波羅の下っ端達はワカとベンケイの強さに驚いていた…
それを見ていた千咒は側にいるタケミっちーへと話し始めた
「ベンケイとワカ、初代黒龍が出来るまではあの2人が関東を二分していた。
当時関東は西と東2つに割れていた、関東東を仕切っていたのは600人の構成員からなる日本最大のチーム"螺愚那六,…
トップは抗争のあと返り血でその巨体が染まる事から"赤壁,と呼ばれた荒師慶三。
そして螺愚那六に対抗すべく東関東12のチームが集まって出来たのが"煌道連合,率いたのは"白豹,の異名で恐れられた男、今牛若狭。
それぞれトップでバチバチだった2人…
そんな2人をまとめあげたのが当時無名だった男佐野真一郎、そして関東は統一された。
武臣がよく言ってた…
"喧嘩のウデで当時の日本最強は間違いなくあの2人だ!,ってね!」
「ちなみに樹の父親である神水流基は"銀狼,と呼ばれ関東が二分していた頃からどのチームにも属さないが喧嘩がバカ強くて有名だったんだ。
まぁ今の樹みたいな感じだな」
「基さん昔ヤンチャだったんだ、さすがいっちんのお父さん…」
千咒の話を聞いた俺は驚きすぎて開いた口が塞がらなかった…
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