ドラケンとの14日間
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翌朝…
昨日の遊び疲れもあって、目が覚めたのは夕方だった…
昨日海に行って日焼けしたからか顔がヒリヒリして、なんかいつもより身体が怠くてしんどかった
携帯を開くと大量の未読のメールが届いていた
俺が海で寝ている間に俺の携帯に場地くんと千冬・八戒・柚葉ちゃん・パーちん・ぺーやん・スマイリー・アングリーの電話帳に勝手に登録してくれたようだ
みんなにメール返さないといけないんだけど、なんかしんどい…
ドラケンがベッドから起き上がりテレビを見ながら水を飲んでいた
「ドラケン…喉渇いた…俺にもちょーだい…」
「いっちん起きたか、おはよ。あ?いっちん…大丈夫か?」
布団から顔だけ出した俺を見てドラケンはいつもと違う俺に気づいたようだ
俺のおでこに手を当て熱いと呟いき、俺に体温計を渡してきたので脇に挟み測ると38℃だった
「いっちん熱あんぞ…ゆっくり休んでろ。風邪薬とポカリ買いに行ってくるな。」
「ドラケン、俺自分で買いに行くから…てかうつしたら悪いから、帰る…」
「あ?いっちんバカか?熱あんだか寝てろ。うつされたってかまんねぇよ、家帰っても1人だろ。いいから寝てろ!」
少し怒った様子でドラケンは部屋から出て行った
怠いのと少し寒気がするのもあって、布団の中で丸まってドラケンが帰ってくるのを待った
しばらくするとドラケンが帰ってきて俺のおでこに冷えピタシートを貼ってポカリスウェットを飲み、薬を買ってきてくれたので飲んだ
「ほら、寝てゆっくり休め…」
ドラケンが布団をかけてくれたのでその手を掴み、ドラケンを布団の中に引き摺り込んだ
「俺が寝てる間…どこにも行っちゃだめ…」
熱でて寝てる間に何かあったら大変だからな…
タケミっちとの約束を破っちゃうからね…
「いっちんの横にいるから、安心して寝ろ…」
ドラケンの冷たい手が頬っぺたに当たり、気持ちよくてウトウト目が閉じて眠りの中に入った
いっちん…
さっきのマジでやばかった…
俺にはエマがいるけど…
さっきの顔は男だったらイチコロだぜ。
マイキーが三ツ谷の学校で出会った神水流樹…
そいつはマイキーが幼い時に試合して唯一引き分けた女だった
どうやらマイキーはその子のことが忘れられないようだ
そして神水流樹は俺と三ツ谷がマイキーと出会う前に初めて会ったあのときに居合わせた女で俺の初恋の女だ
三ツ谷が喧嘩賭博の時に神水流に制服を一式貸したときに三ツ谷はあのときの女の子だとわかったようで、俺はマイキーと会ったときわかんなかったんだよな…
三ツ谷の奴理由は聞かずに制服を貸したって言ってたっけ。
喧嘩賭博のときの写真を撮ってたギャラリーがいたから三ツ谷に見せると、神水流に貸した制服だった…
髪を切って染めて変装したつもりだろうが…
俺とマイキーと三ツ谷には神水流樹がいっちんだとわかってる。
大体日頃から風俗の女達見てんだから、いくら変装してもわかるっての…
そのぶっ飛んだ所が初めてあったときと一緒だな…
ドラケンとマイキーとタカくんに正体がバレてるなんて…
熱がでて寝込んでいる俺は気づくはずもなく、眠り込んでいた