六波羅単代と梵
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
私がバイクで遊園地へと向かっている頃…
タケミっちーと千咒は雨が降り出したので屋根がある店に入り、雨が止むまで休憩していた
「あーあ雨やまねぇな。ん?どうした花垣、全然食べてねぇじゃん」
「…あ…うん」
「ちょっとトイレいってくる!」
「…あぁ」
千咒が立ち上がりトイレへと向かいオレは先程千咒と握手して見えたビジョンを思い出して考えていた…
どうする…?
あれがホントに未来視なら今日ここで千咒が死ぬ…
遊園地で…?
誰かに襲われるとか…?
…たしか頭から血を流して…
「あ!まずい考えこんじまった!!千咒は…
トイレ?しまった、目ぇ離すべきじゃなかった。千咒!!」
席を立ち上がるとオレは雨の中千咒が向かったはずのトイレを探し走った…
でも…どうする!?
千咒はどうやって襲われるんだ!?
こんなときにいっちんがいてくれたら心強いのに…
「あった!待てよ…」
ふとオレは先程千咒と願い事を書いた笹が目に入ってきたが、黒ずくめの男達がオレの前へと現れた
「オマエが花垣武道だな」
狙われてんのはオレ!?
千咒の"花垣を守る,と書いた短冊を見たオレはオレを守って千咒は死ぬことに気がついた
「オイホントにコイツか?全然弱そうじゃん」
「あぁ間違いねぇ、さっき瓦城千咒といたのを見た」
「誰だ?オマエら!?」
「ホントにやんのか?」
「ああー…オレらみてぇーな小物が上にあがるタメにはこれぐらいしねぇとな」
「でもよ、サウスさんに相談した方が」
「大丈夫だ!この為に命懸けで"コレ,を手に入れたんだ!サウスさんならわかってくれる」
1人の男が拳銃をオレへと向けてきた
「花垣ぃ!!!」
「千咒!!!来ちゃダメだ!!!」
オレを守るタメに死ぬんだ!!!
オレを守ろうと来る千咒を阻止する為オレは動き、それを見た男が"動くな花垣ぃ!!,っと叫んだ
「やめろぉぉ!!!」
「来るな!!千咒、うおおお」
「えぇ!!?」
「うあ"あ"!!」
オレは走ってくる千咒へと抱きつき、男がオレに向かって発砲してきた…
千咒を守るように倒れ込んだ…
「当たった…?ふはははらぶっ殺してやったぜ」
発砲した男は息が上がり拳銃を持つ手は震えていた…
弾は当たってないようだったので千咒の上から起き上がると発砲した男も千咒も驚いていた
「花垣!!」
「大丈夫か!!千咒!!」
「!え?」
「オマエは死んじゃダメだ」
オレの言葉に千咒は武道少し赤くなり"ドクン,と胸を高鳴らせていたことにオレは気づいていなかった…
「くそっ何よけてんだよテメー!!!死ねぇええ花垣いぃ!!」
ガタガタ震わせながら再び銃口を向けられたオレはどうすることもできず、千咒を抱きしめ目を閉じた
すると3発の発砲音と共に銃が転がる音がしたので目を開くと発砲したはずの男が倒れて、ドラケン君が現れ守ってくれていた
「大丈夫か?タケミっち」
「ド…ドラケン君!!」
「くっ…くそっ逃げるぞ」
4人の黒ずくめの男達はその場から逃げ去って行った