渋谷事変-霹靂-
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脹相との戦いで意識を無くした悠二の元にいた幻影の私は、ただ見ることしか出来ない為
二人の女の子が悠二にしているのをずっと眺めていた
悠二をトイレから引っ張り出すと、意識のない悠二へと宿儺の指を口の中に入れようとした
「指で呪霊が寄ってくるかも」
「分かってる、お願い出て来て宿儺様」
無理矢理閉じている口を開き、宿儺の指を入れ込んだ
この子達の狙いは宿儺の目覚め…?
てかこの子達なんか見たことある顔なんだよね…
誰だっけ?
幻影の私はこの二人に見覚えがあるのだが、思い出せずにいた
すると私達の前に火山頭の瑚が現れた
「チッ貴様ら、指を何本喰わせた!!」
「言…言わない!!」
「美々子!!」
黒髪の人形を抱きしめている女は美々子と呼ばれ、その名を聞いた幻影の私は思い出した
去年の百鬼夜行のときに傑の元にいた双子の姉妹のことを…
「そうか、死ね」
双子へと漏瑚は焼き付け、幻影の私に気づいたが幻影だと気づきなにもせず無視すると
自分の懐から巻物を取り出し開け
そこには十本の宿儺の指が取り付けられていた
「起きろ、宿儺!!」
漏瑚は意識のない悠二の中にいる宿儺へと叫んだ