渋谷事変-霹靂-
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伏黒君が来てくれなければ、間違いなく全滅していた
だがまだ問題が残っている
彼は味方なのか…!!?
七海くんは陀艮を祓った甚爾へと警戒していた
「七海くん達は硝子ちゃんのところに行って治療してもらいなさい。調伏が終わった本体の私がもう少ししたら来るから、甚爾は私に任せて」
幻影の私が七海くん達へと命令すると
甚爾は素早く動いて恵を捕まえると、ガラスを突き破り外へと投げ飛ばした
「甚爾!恵とはダメだよ!」
幻影の私は落ちた恵の元へと走った
幻影の私が恵と甚爾の後を追った後、火山頭の漏瑚が現れ
甚爾に祓われた陀艮を焼き、弔った
「逝ったか…陀艮。後は任せろ、人間などに依らずとも我々の魂は廻る。百年後の荒野でまた会おう。…さて」
漏瑚は一瞬で七海の目の前へと現れると、お腹に手を当て
一人目と呟くと掌から火炎をだし、七海を焼きつけた
気づいたときには真希も漏瑚に焼かれ、倒れていた
禪院直毘人は投射呪法を使ったが、右手がない今…呪法は意味を無しておらず
漏瑚の壁に現れた火口からの噴火により、身体が燃え地面へと倒れた
「三人目」
漏瑚は禪院直毘人を焼いた後、宿儺の指が解放された気配を感じとった
宿儺…
いや違う!!
指だ!!
宿儺の指が渋谷のどこかで解放されたのだ!!
真希達にトドメを指さずにその場から離脱し、宿儺の指の気配のある場所へと向かった