幼い私の高専生活
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今日は夜蛾先生お勉強しないで硝子お姉ちゃんとお洋服でもおやつでも買いに行ってきなさいって
たくさんおこづかいをくれた!
夜蛾先生は男の人だから私のお洋服を買ってきてくれるけど、いつもよくわからないキャラクターの服ばかり買ってくれていた
私は夜蛾先生の買ってくれる服好きだったんだけど
ある日硝子お姉ちゃんが夜蛾先生に女の子なのにその服はセンス無さすぎっと言ったらしい
夜蛾先生ショックだったみたいで、硝子お姉ちゃんに選んでもらえって寂しそうに黒いカードをお姉ちゃんに渡していた
そんなことがあって硝子お姉ちゃんと渋谷で初めてのお買い物に来ています!!
私は渋谷はたくさんの人でいっぱいで迷子になりそうだ
キョロキョロして危なっかしい私を硝子お姉ちゃんは手を繋ぎ、お店に入っていった
お店に買い物に来たのが初めてな私は
綺麗な店内に圧倒された
絵本の中にでてくる可愛い主人公が着るような、おしゃれなお洋服がたくさん並んでいた
「さぁ、由奈!!今日はバンバン買うからね!はい、まずはこれとそれとあれと!とりあえず着てみて!」
硝子お姉ちゃんは赤やピンクに水玉模様の服をたくさん渡すと試着室へと無理矢理押し込んだ
私、こんな綺麗なお洋服着たことないから恥ずかしい
そう思いながらも水玉模様のワンピースに袖を通し、試着室のカーテンを開けた
「由奈!めっちゃ可愛いじゃん!それ決定だな!」
「まぁ、可愛らしいです!よくお似合いですよ!!」
お洋服を着た私を見た硝子お姉ちゃんとお店の店員さんは似合っていると言ってくれた
「そのサイズで大丈夫でしたら、これもお似合いですよ。あっ、これなんかもいいんじゃないかしら♪」
定員さんが私のサイズにぴったりなピンクの花柄のワンピースやスカートを両手にいっぱい持ってきてくれた
もはや私は着せ替え人形のようにされるがままだった
硝子お姉ちゃんは定員さんの持ってきた服を全部私に似合うか一通り見ると
「じゃ、これ全部買うわ」
「お買い上げありがとうございます!」
ハンガーラック2個分のお洋服を夜蛾先生から預かった黒いカードで支払った
店内を出ると硝子お姉ちゃんの手はお洋服の入った紙袋でいっぱいになっていた
「さぁ、まだまだ行くわよ!」
「えー!まだ買うの?!」
「あったりまえよ!先生からこのカード預かってるから、お金の心配はしないで大丈夫よ!ほら、行くよ!」
硝子お姉ちゃんは私を引っ張ると次々お洋服屋さんへと足を運んだ
お店に数え切れないほど入ってはお買い物をし、日が暮れ始めたときには
疲れ切ってしまった私
「由奈疲れちゃったよね、さぁデザート食べて休憩しよっか?」
硝子お姉ちゃんの言葉を聞いた私は元気になり、通りかかった素敵なカフェへと入った
席に座りメニューを見ると、パフェにケーキに美味しそうなデザートばかりだった
硝子お姉ちゃんは店員さんを呼ぶとコーヒーとチーズケーキを選んだ
私は苺のパフェを頼んだ
「今日は疲れたけど、たくさん由奈の可愛いお洋服姿が見れて私は楽しかったよ!由奈は女の子だから、夜蛾先生に頼みにくいことや服は私が一緒に買いに行ってあげるからね。」
「硝子お姉ちゃん、ありがとう!!疲れたけど、一緒にお買い物行けて楽しかったよ!!」
硝子お姉ちゃんとお話ししていると
待ちに待った頼パフェ運ばれてきた
手を合わせパフェを一口食べると美味しくてほっぺがとろけそうだ
硝子お姉ちゃんはそれを見て嬉しそうに笑っていた
すると硝子ちゃんの隣に知らない男が座ってきた
「さっきお店の前歩いてたらさ、めっちゃ俺のタイプのお姉さん見つけちゃって、来ちゃった!今から俺と遊びに行かない?」
ちゃらちゃらした男が硝子お姉ちゃんに話しかけてきた
これってよくTVでみるナンパってやつではないだろうか…
突然のことに私はどうしたらいいかわからず、心配そうに硝子お姉ちゃんを見つめた
「あんた自分の顔、鏡で見たことある?そんな顔でよく話かけれるわ。邪魔、そこ座んないでくれる?」
硝子お姉ちゃんは透かした顔でナンパ男に言うと男は苛立ったのか
硝子お姉ちゃんを殴ろうと手を振り上げた
だが男の手は硝子お姉ちゃんに当たることはなかった
「ねぇ、俺の女と子供に何してんの?ぶさいく君♪早く消えないと、しばくぞ」
悟お兄ちゃんが男の腕を止めてくれて
サングラスを外すした悟お兄ちゃんの顔を見るとナンパ男は走って逃げた
悟お兄ちゃんは硝子お姉ちゃんの隣の椅子に座ると
勝手にチーズケーキを口に入れた
「悟、由奈は君の子にするには可哀想すぎる。由奈、悟もだけど。あんなナンパ男にホイホイついていく大人になってはいけないよ?」
傑お兄ちゃんがどこからか現れて、私の隣の椅子に座っていた
パフェの生クリームが口についていたようで、指でのけてくれた
「悟、ナンパ撃退してくれんのはありがたいけど。俺の女は気持ち悪いわ〜。てかずっとお前ら付けてきてただろ?ちょうど荷物持ち欲しかったんだよ。これよろしく〜」
硝子お姉ちゃんは今日買った服の入った紙袋を全部二人に任せると
私と店内から出た
「これ買いすぎじゃないかい?夜蛾先生帰ったら驚くだろうね。」
「いいんじゃね?由奈は娘みたいなもんだし。でも俺あれが父親とか耐えられる自信ないわ」
両手いっぱいに紙袋を下げ傑お兄ちゃんと悟お兄ちゃん
「夜蛾先生、顔は少し怖いけど。優しいし、お料理上手だよ!こないだ私の為に、プリン作ってくれた!」
「ほんとかい?意外な一面だね。」
「あの顔でプリン作るとか、笑える〜!!」
傑お兄ちゃんと悟お兄ちゃんはゲラゲラ笑い合っていた
「硝子お姉ちゃん、今日はありがとう!凄く楽しい一日だったよ!」
「由奈が喜んでくれて嬉しいよ」
四人で仲良く高専まで歩いて帰った
こんな楽しくて
幸せな日がいつまでも続いたらいいのに…
私は三人の背中を見て
ふと思った