渋谷事変-開門-
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
ビルの上では琢真が顔を隠し、降霊術・来訪瑞獣で呪詛師と戦っていた
琢真は顔を隠すことで自らが霊媒となって四種の瑞獣
獬豸.霊亀.麒麟.竜の能力を降ろして使用できる
由奈サンと七海サンに任された以上二人を放ってはおけねぇが
かといってコイツら引き連れていくのも違ぇよな
ベストは瞬殺して後輩ちゃんズと合流だ
事実に即し、己を律する
慢心はない
「二番霊亀」
琢真は霊亀を降ろし、呪詛師へと向かった
ビルの下では悠二と恵が息を合わせ、呪詛師と戦っていた
幻影の私は二人の成長ぶりに心底驚いていた
悠二の打撃力に恵のタイミングのいい式神の出し方
凄く連携ができている!
でも呪詛師は傷一つついてない…
奴の術式を理解しないと、二人とも少ししんどいかな〜
打撃を何発も喰らわすが、傷一つつかない呪詛師に悠二はキレていた
「マジでなんなんだよ、コイツ!!タフとかいうレベルじゃねーぞ!!」
十中八九奴の術式がからんでる
攻撃の無効化か?
いや…
「おい!五条悟が渋谷に来てる!!さっさと帳の基を置いて逃げたらどうだ!!」
恵のハッタリに呪詛師は笑っていた
「つーかだから呪詛師がハシャいでんだろ、五条が元気なら家で寝てるわ」
やっぱりそうだ、コイツは五条先生に勝てない
だからコイツの術式は無効化なんて大そうなもんじゃない
恵は脱兎と言うと兎の式神をたくさんだし、悠二に一旦退がれと命じた
幻影の私は恵の側にあらわれた
「恵は奴の術式がわかったようだね〜」
「あぁ、由奈分かった!あべこべだ」
呪詛師を脱兎で囲い込んだ恵は術式を解くと、空から満象と呼び象の式神を呼び出し
呪詛師を満象で押し潰すと、再び術式を解きフェンスへと降り立った
「出したり消したり忙しない、男ならハッキリしろい!!」
「そういうのは俺の担当じゃない」
悠二へと指をさすと、自動車を持ち上げた悠二は呪詛師へと掘り投げた
二人は全力で呪詛師へと向かった
だが術式に気付いた恵達は打撃力の低い式神を出し、攻撃させながら一気に畳にかかった
呪詛師は悠二と恵の打撃を喰らい、顔面血だらけになっていた
「この程度で調子に乗るなよ、ガキ共ォ!!」
呪詛師の背後を取った悠二は振り向いた奴の顔面に一旦寸止めをしておいてから
呪詛師を殴り倒した
「悠二、恵〜!すごいじゃん!」
幻影の私は二人の戦いっぶりに拍手を送った
「オマエ意外と器用だよな」
恵の言葉にそう?っと悠二は返した