渋谷事変-開門-
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二十一時四〇分
松涛文化村ストリート(帳外)
新田が伊地知と通話中していると、伊地知が襲われたようなので
野薔薇と新田は伊地知を探すため町を走っていた
すると二人の前にサイドテールの呪詛師が現れた
交流会の時に野薔薇と真衣の前に現れ、戦わずに逃げたあの呪詛師だった
新田ちゃんに文化村に隠れたフリをして、そのまま東急を通り抜けるよう敵に聞こえない小さな声で伝えた
すると呪詛師は野薔薇に向かって柄が手の形をした刀を掘り投げ、野薔薇は金槌で弾き落とした
「あーあ隠れちゃった」
「自ら丸腰とかナメプかよ」
野薔薇は呪詛師へと金槌を振り下ろしたが、呪詛師は避けた
「!!アレェ?なんだ隠れたんじゃなかったのか。」
呪詛師の呪具が逃げた新田の背後に迫り、切り刻み
呪詛師は素早く走り、蹲っている新田へと蹴りを喰らわした
それを見た野薔薇はキレて、呪詛師の間合いに入り
金槌を振り下ろそうとしたが、敵の刀か上から落ち野薔薇の顎を殴った
顎を殴られた野薔薇はその場に崩れ落ちた
コイツ…
イイトコ当てやがる!!
「おっ顎入った?立てない?ねぇ立てない?ねぇってば。君さ前に会った時より凄く強くなったでしょ?俺最初気づかなかったもん。でもさ、ただ強いだけで勝てる世界じゃないんだよ。特に俺の術式が絡むとね。つっても俺も俺の術式のこと、よく分かってないんだけど。」
呪詛師の呪具がピョンピョン跳ねながら帰ってきた
それを手に取るとどっちから殺そうかなっと楽しそうに、野薔薇と新田を見つめた
「テメェらは、何がしてぇんだよ」
「あーなんか五条悟封印したいんだって」
「!!…テメェに聞いてんだよ」
身体を立たすために、野薔薇は少しでも時間を稼ぐために呪詛師へと話しかけた
「あっ俺?サッカーが大好きで大得意な人がさ、サッカーのない世界に生まれたらどうするかな?…ダメだ上手く言えないなぁ、っていうか理由ってそんな大事?いーじゃんいーじゃん楽しいじゃん!俺が楽しければそれでいいじゃん!!君もそう思わない?」
足元に血を流して倒れている新田を呪詛師は刺した
やめろ!!っと叫ぶと、野薔薇はふらつきながらもゆっくりと立ち上がり
呪詛師へと構え金槌を振り下ろそうとしたが
二人の元に七海と幻影の私が現れた