渋谷事変-開門-
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二十一時二十二分
渋谷
七海班・禪院班・日下部班の三班突入
本体の私が戦闘中で情報を共有できない為、幻影の私達が各々の班へと命令を下していた
「待機をやめて三班とも突入、責任は本体の私が取る!本体の私は呪詛師と戦闘中の為、こちらに来れない。悪いけど、しばらくは貴方達のバックアップはできないと思って。本体の私が千体以上感知し祓ったが、まだ祓えてない呪霊達の数が尋常じゃない!棘には一般人非難するよう伝え済み。各々が判断して行動して!」
幻影の私達は七海と禪院と日下部班に独自に命令した
幻影の私の命令を聞いた七海
スーツの上着を脱ぎながら、恵と琢真へと話し始めた
「由奈さんが隙を作れないほどの呪詛師ですか、それは厄介ですね。だが一番気がかりなのは同時に降りた術師を入れない帳ですね。」
「五条先生が現着してからそこそこ時間が経っている、何故このタイミングなんでしょうか?」
「中で何かあったか、戦略上このタイミングである必要があったのか。確実に言えるのは無策で挑んでくるタイプではないということ。私は帳を降ろしている敵を、二人は肩っ端から一般人を保護してください。」
七海達が動き始めた頃、帳の外では次々に補助監督達がサイドテールの呪詛師に殺されていた
伊地知も呪詛師に刺され、倒れているなど私も七海達も知るよしもなかった
二十一時二十六分
東京メトロ 渋谷駅地下五階
副都心線ホーム
偽の夏油傑と真人・漏瑚・脹相はホームの床に埋め込まれている獄門疆を眺めていた
「封印は完了している。だがまだ獄門疆が五条悟という情報を処理しきれていないんだ、暫くは動かせないね」
偽の夏油傑と真人はホームの天井からの何かを感知し、瞬時に破壊した
偽の夏油傑は破壊されたのがメカ丸だと気付き、やられたねっと呟いた
二十一時二十七分
明治神宮前〜渋谷間
悠二と幻影の私は走っていた
「奴ら、封印した五条ヲ地下五階から動かせなイ!!」
悠二の耳についていたメカ丸が叫んだ
なんでと悠二が聞くと五条悟だからダ!っと言いその言葉に悠二も幻影の私も納得した
「包囲網を作るゾ!!渋谷駅各地下鉄路線の隣駅から術師を向かわせロ、術師を入れない帳が上がり次第突入ダ!!」
「向かわせろったって伊地知さんと連絡つかねぇし…あ!!」
悠二は七海がいることに気がついたようで、帳を通ると
非術師達が襲われていたので瞬時に蹴り倒し、高いところへと登り
幻影の私は悠二の方が早かったか〜っと眺めた
「ナナミーン!!!ナナミンいるーー!??五条先生があっ封印されたんだけどー!!」
大声で七海達へと聞こえるように叫んだ
その声を聞いた七海班は悠二と合流するべく、足を悠二へと向けた