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二〇一八年 十月十九日
私は悠二と野薔薇と恵と悟の元へと来ていた
悟は椅子に座り、珍しく寝ていた
「おっ起きた」
「ちょっとその椅子高いヤツでしょ」
「呼びつけといて居眠りしないでくださいよ」
目隠しを片目だけ下げ、私たちを見て笑っていた
悟が椅子から立つと野薔薇が座った
悠二はその横で俺も!っと野薔薇にアピールしていた
「何笑ってんスか」
「別に♡」
悟は一年の三人へと歌姫ちゃんの所に向かうように指示し、私は悟とソファーへと座り
まったり珈琲を飲んでいた
窓の外は雨が降り出し、私は開いていた窓を閉めた
「歌姫ちゃんショックだろうね、上層部に情報流してたのメカ丸だって?」
「そうなんだよねー。歌姫がさ、誰も怪しくないから消去法でメカ丸だって。登録してない傀儡があれば内通者としての仕事はいくらでもこなせるからねー。」
「正論ではあるけどね〜で、あの三人を向かわせたわけね。でも敵さん随分と頭の回る輩みたいだからね…そう簡単には捕縛できないだろうね、それか最悪メカ丸殺されてるかもね…」
マグカップを机に置くと、珍しく悟の膝へと頭を乗せ寝転がった
「由奈が甘えてくるなんて珍しいね!ねぇ可愛いからチューしていい?」
返事をする前に私から悟の唇へとキスをした
珍しい行動に悟は嬉しがるも、心配な様子で私を見つめた
「由奈どうしたの?」
「これは私の予感だけど…近々、呪術師にとって大きな戦いが始まる。いままでみたいに悟と一緒に居れなくなる予感がする…」
由奈がここまで不安を口に出すなんて…
傑以来だな
由奈の予感は小さい時から外れることはないからな…
「大丈夫ー!由奈は俺のだから、誰にも渡さないよ♪ 由奈が不安にならなくなるまで、愛してあげる!」
膝から私を下ろすと、ソファーの上に寝ている私へと跨った
「五条さん、ここ職員室ですからね。由奈さんを襲うのはやめてください」
七海くんが部屋へと入り、持っていた新聞紙で悟の頭を叩いた
「七海ィー!今、貴重な由奈のデレた姿を見れてたのにー!邪魔しないでよね」
怒られた悟はソファーから降りて七海くんへと口を尖らして文句を言っていた
悟に気を遣わせてしまうなんて…
まだまだ弱いな、私は…
私は二人へと抱きついた
予想していなかった行動に二人は驚いていた
「七海くんも悟も大好きだよ〜私の前からから居なくならないでね!」
もちろんっと二人は頷き、頭を撫でてくれた
まさか本当にメカ丸が傑と真人達に殺されているとは
この時の私は知らないでいた…