起首雷同
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あの後脹相と別れた私は、高専へと帰ってきた私は
誰もいない教室へと入り、前鬼後鬼を出すと
二人の手をとり目を閉じた
侍従関係である私と前鬼後鬼なら口に出さずとも会話ができるのだ
二人ともよく聞いて
私の言葉に前鬼も後鬼も誰が聞いているかわからないので、頭の中の私の言葉に耳を向けてくれた
幼い頃から私を守ってくれて本当にありがとう
二人がいなかったら、私は傑と会うことも出来ず
赤子のときに飢えて死んでいたはず…
母の代わりに育ててくれた前鬼後鬼達は
私にとって二人はお父さんお母さんだよ
わたしの予感は何故かいつも外れない
近々、呪術界の歴史上に残るほどの大きなことがおこる
そのとき私がもし敵に捕らえら、脱することができなかった場合
前鬼後鬼の侍従関係を私から剥奪し、強制的に恵を主として従うようにする
主よ!儂らは由奈
お前にしか従わぬ!!
前鬼、お願い…
私も悟もいなくなってしまったら、恵が危ないの
あの子は甚爾の子
禪院家の血を引き、術を扱える…
私と悟が居なくなったら、絶対にあの屑どものお家騒動に巻き込まれる
だからお願い!!
私の代わりにあの子を護ってほしい!
それが主の願いなら、前鬼…
わらわ達は聞かねばならぬ
わかった…
だが主よ、絶対に死ぬなよ…
前鬼後鬼、ありがとう
大好きな二人に、私の大切な恵を任せるね
手を離し会話をやめ
私は前鬼と後鬼へと抱きついた
二人とも
大好きだよ