幼い私の高専生活
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傑お兄ちゃんと寮へと帰ってきた私は、寮の台所に立っていた
エプロンへと着替えると、リュックからホットケーキミックスの箱を取り出した
泡立て器にボールを用意し、悟お兄ちゃんを餌付けし仲良くなる作戦を立てることにした!
ホットケーキ作りはこないだ夜蛾先生と練習したからばっちり!
「ほんとに作るのかい?君が火傷しないように私は見ているからね。」
傑お兄ちゃんはキッチンカウンターの椅子へと座り、私の様子を見てくれるようだ
ボールにホットケーキミックスの粉を入れ
、牛乳、卵を入れたら泡立て器でよく混ぜ
フライパンで焼いた
その間にトッピングのフルーツを包丁で切っていき、皿にホットケーキを置きフルーツと生クリームでデコレーションし完成した!
「悟お兄ちゃん、喜んでくれるかな?」
「由奈ちゃんの作ったホットケーキ美味しそうだよ!大丈夫、悟なら気に入って食べるはずだよ。あの子は甘いものには目がないからね!」
傑お兄ちゃんはそう言って私の作ったホットケーキが乗った皿を持って
私と手を繋ぎ部屋へと歩いた
自分の部屋の扉を開き、部屋へとはいると
悟お兄ちゃんはやっぱり部屋にいた
長い足を机の上に置き、勝手に傑お兄ちゃんの漫画を読んでいた
「悟、おやつはいらないかい?」
傑お兄ちゃんの言葉を聞くと素早く手に持っているホットケーキへと目を向けた
「なにこれ!?めっちゃうまそうなんだけど〜!!傑くれくれ!!」
無理矢理ホットケーキが乗っている皿を奪いとると、いただきますの挨拶もせず
凄い速さで食べ始め、あっという間に完食した
「悟お兄ちゃん、美味しかった?そのホットケーキ、私が作ったんだよ!」
「由奈が作ったのか?やば、めちゃんこ美味いかったんだけど!
ありがとな」
「どういたしまして!また作ってあげるよ!悟お兄ちゃんは年上だけど、かまってちゃんだから、私がお姉さんになってあげる!」
その言葉に悟お兄ちゃんも傑お兄ちゃんも豆を食らったように驚き
涙がでるほど馬鹿笑いした
いつも意地悪な悟お兄ちゃんは、私の名前を絶対に呼んでくれなかった…
でも呼んでくれた!
これで少しは仲良くなれそう
笑い合ってる二人を見て私はそう感じていた
「おーい!うるせえぞ、くずども!!由奈、悟と仲良くなれたようだな。よかったね、さて晩ご飯作りに行こう!!今日は由奈の大好きなカレーにしよ!」
傑お兄ちゃんはの部屋の扉が開いたと思ったら硝子お姉ちゃんがカレーの材料が入った袋を持って現れた
「やったー!!カレー大好き!硝子お姉ちゃん、早く作りに行こ!!」
私は硝子お姉ちゃんの腕に抱きつき、今日の晩ご飯のカレーを作りに向かった
「傑、由奈にガキみたいなことばっかして悪かった。」
「悟が謝るなんて笑えるよ。君でも悪いと思っていたんだね。まぁ君は御三家出身の坊ちゃんだからね…幼い由奈ちゃんとの関わり方なんてわからなくて当たり前さ!まぁ由奈ちゃんは君にちょっかい出されても仲良くなりたかったんだってさ。可愛いだろ?」
惚れるなよと耳元で傑が囁くと悟は犯罪だろっと傑のおでこをデコピンした