幼魚と逆罰
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日が暮れるまで大太刀の真剣を振り回して修行してた私は、制服が汗で濡れるほど身体を動かしていた
やっぱ武具とじゃ真剣は違うわ…
さすがの私も疲れた
スカートのポケットを探って煙草を出したが、中身は空っぽだった
煙草もないし、今日はおしまいにしよ〜っと!
シャワー浴びてコンビニ行こ〜っと!
前鬼を呼び千紅万紫を預けると
道場から出て、汗まみれの身体が嫌な私は寮の風呂場へ向かった
制服を脱ぎ捨て、お団子のゴムを外し風呂場の扉を開け
ベタつく汗をシャワーで洗い流し、髪と身体を洗うと湯に浸かった
「やっぱお風呂最高〜!悟今日も遅いって言ってたしな、晩ご飯コンビニにしよっかな〜」
そんなことを考えていると風呂場の扉が開いた
「あれ、由奈。お前が寮の風呂使うなんて珍しいな」
「由奈さーん!これ見てくださいよ!乙女なのにアザだらけ」
裸の真希とパンダと棘に飛ばされてアザだらけの野薔薇がお風呂へと入ってきた
真希は髪を洗うと思い出したのか私に怒りだした
「お前!特級になったって私は聞いてなかったぞ!」
真希の投げた桶をキャッチした私は真希へと投げ返した
「ごめ〜ん!悟が言ってるもんだと思ってたから、真希怒んないでよ〜」
私は湯船から出て真希へと近づいた
「たく、同じ二年なんだからちゃんと報告しろよな!ちょっ!!由奈!」
「怒んないでよ〜真希!許してくれる?」
私は真希の背中から抱きつくと、私の大きな胸が辺り真希は真っ赤な顔になっていた
それを見た野薔薇はあんな巨乳になりたい!っと自分の胸で見比べていた
「許してやるから!離れろ!デカパイ!!」
「真希、野薔薇ゆっくり入って疲れ取りな〜」
私はラッキーっと笑いながら風呂場から出て行った
ブラをつけると黒の長袖パーカーを羽織り、ファスナーを締め
パンツを履き、黒の短パンを履いてびちょびちょの髪をタオルで乾かしながら
校舎の外へと出た
風が吹きあげ、髪をかきあげると私は暗い夜空を見上げた
「悠二は今頃何してるかな〜」
さーて、煙草煙草〜
電流を纏うと、私はコンビニまで飛んだ
悠二はと言うと
吉野順平と映画の話で盛り上がり、仲良くなって
順平の家でご飯を食べたいたなど私は知る良しもなく
目の前のコンビニへと私は向かった
コンビニのサンドイッチとコーヒーそれに煙草を支払うと、マンションへと歩き出した
「ねぇお姉さん、一緒に今から遊びに行かね?」
「いいや、俺と行くんだよな?」
「美味しいイタリアン知ってるから、行こうよ!」
っと私が歩けばまた金魚の糞のように男どもがしつこくナンパしてきた
あ〜めんどくさい…
無視だ無視!!
男達を完全に無視することにした
すると呪霊を感じたと思ったら、私の目の前につぎはぎだらけの真っ裸の男があらわれた
「ねぇこれ鬱陶しくないの?追い払ってあげようか由奈?」
この呪霊、悟が言ってた意思疎通ができる呪霊か…
私の呪霊の感知が遅かった
しかも私の名前知ってる…?
この変態…特級クラスの呪力だな
「アンタ達、悪いけどナンパは他の人にしてくれないかな〜?今から彼氏と約束あるから。」
私がそう言うとナンパどもは文句を言いつつ、去っていった
「逃しちゃったの?殺してあげようと思ったのに、残念だな。」
「私に何か用?私もうお風呂入ったから今から帰って晩ご飯食べるんだけど。私の邪魔するならやるけど?」
身体に電流を纏おうとするとツギハギだらけの男は会いにきただけだから怒らないでっと謝ってきた
それを無視して歩き出すと、ナンパ男達の代わりに
この変な呪霊が付いてきだした
「俺の名前は真人!由奈、ほんといい匂いがする!ねぇキスしていい?」
「はい、セクハラ〜!てかその姿自体がセクハラだからね。とりあえず、パンツ履きなさいって!」
真人と言った呪霊は何がしたいのが理解不能だが…
真っ裸なので、目のやり場に困る
とりあえず、パンツ履いて!!
「だって服ないんだもん!由奈の着てるの頂戴?」
勝手に私のパーカーのファスナーを開け、脱がそうとしたが
私がその手を阻止した
「パーカー脱がされたら、私がブラ一枚になって痴女になるでしょ〜が。わかった!家まで着いてこられるのは困るから、待ってて。いい?着いてこないでね」
私は真人をその場に止まって待つように言うと、メンズの服屋さんに入り下着と黒いTシャツとパンツを買い
真人へとほり投げた
「これ由奈が俺に勝ってくれたの?嬉しいー!大切に使うね!」
真人は紙袋から服を出すとその場で着替え始めた
呪霊に服買ってあげるって…
悟が聞いたら爆笑だわ
「それあげるから、もう帰って〜本当迷惑だから。」
コンビニの袋から煙草を出そうと手に持ったとき
私の唇が真人の唇と重なった
「唇柔らかい、キスしたらもっと欲しくなるね。由奈もっと食べていい?」
煙草に火をつけると電流を身体に纏った
「呪霊って発情期あるのかな〜?」
指を鳴らし、真人へと電流を放った
危ないよっと笑いながら私の電流から逃げ回った
「これ以上は由奈の機嫌が悪くなるから、今日はこの辺で!またねー!」
真人は私に手を振り消え去った
あの呪霊…
まだ幼いね
中身がまだ子どもだ
厄介な呪霊達がでてきたね…
深くため息を吐くとマンションへと帰った