幼魚と逆罰
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あれから七海くんに会いたいが為に、悠二の元に帰ってきた
悟は七海くんの肩に腕を回して、悠二へと紹介していた
「脱サラ呪術師の七海君でーす!」
「その言い方やめてください。」
「呪術師って変な奴多いけど、コイツは会社勤めてただけあってしっかりしてんだよね。」
「他の方もアナタには言われたくないでしょうね」
私は二人のやりとりを側で笑って眺めていた
「脱サラ…なんで初めから呪術師になんなかったんスか?」
悠二は疑問を七海くんへと質問した
「まずは挨拶でしょ、はじめまして虎杖君」
「あ、ハイ。ハジメマシテ。」
七海くんに注意された悠二は挨拶をし、深々と頭を下げた
「私が高専で学び気づいたことは呪術師はクソということです。そして一般企業で働き気づいたことは労働はクソということです。」
「そうなの?」
七海くんの言葉に悠二は驚き目が点になっていた
「同じクソやらより適正のある方を、出戻った理由なんてそんなもんです。虎杖君、私と五条さんが同じ考えとは思わないでください。私はこの人を信用しているし信頼している、でも尊敬はしていません。上のや口は嫌いですが、私はあくまで規定側です。話が長くなりましたね、要するに私もアナタを術師として認めていない。
宿儺という爆弾を抱えていても、己は有用であるとそう示すことに尽力してください。」
「…俺が弱くて使えないことなんて、ここ最近嫌という程思い知らされてる。でも俺は強くなるよ、強くなきゃ死に方さえ選べねぇからな。言われなくても認めさせてやっからさ、もうちょい待っててよ。」
悠二の心境の変化に私は嬉しくなり、悠二へと抱きついた
「悠二〜修行見てあげれないけど、応援してるからね!七海くんなら安心!ファイト〜」
「いえ、私ではなく上に言ってください。私はぶっちゃけどうでもいい…由奈さん、虎杖君から離れないと五条さんの機嫌が悪くなってますよ。」
悟をみると不機嫌な顔で悠二から引き離した
「由奈、悠二に抱きつくの禁止!」
「五条先生、俺だけ限定?!酷っ!」
悟、悠二の中の宿儺にちょっかい出されたからってそんな怒んなくても…
ぐぱっと悠二の頬から宿儺の口が現れ、悠二は自分の頬を叩いた
「おい、由奈!オマエは俺のだ。貴様には渡さん!」
「残念だけど、僕は由奈ともう交わってるからね〜宿儺はまだ由奈の中に入ったことないでしょ?僕のだから、渡せませーん♪」
悟の言葉を聞いて私と悟がsexをしたと瞬時に理解した七海くん
頭を抱え、悟へやはりクズだと呟いた
悠二は真っ赤な顔でやっぱ付き合ってんのかな?っと悩んでいた
「貴様っ!!由奈次は逃さんぞ」
私へと戦線布告した宿儺は頬から消え去った
あの顔、マジだったな…
次会ったら、宿儺に確実に襲われるわ…
硝子ちゃんにアフターピル貰って常備しとこ!
そんなことを思っていると七海くんが私の両肩を叩いた
「由奈さん、五条さんだけは絶対に付き合ってはダメな男性です。アナタにはもっと素敵な方がいるはず、この人だけはやめてください!」
七海くんの言葉に悟は少しキレ気味でそんな相手いねーよ!っと突っ込みを入れた
「七海くん、悟がクズなのは昔から知ってるからね〜付き合ってないから大丈夫!去年初めて襲われただけだから〜」
私の最後の言葉を聞いた七海くんと悠二は悟を引いた目で見つめた
「本当のクズですね。由奈さん、マンション引っ越すのをお勧めします。虎杖君、五条さんはほっといて行きますよ。由奈さん、行ってきます。」
「了解っス!由奈行ってきまーす!」
二人は悟を無視して任務へと向かった
「ちょっ!二人とも酷くない?」
「仕方ないでしょ〜クズなんだから。んじゃ、私も修行行くね!拗ねないの。」
私は悟の頬へとキスするとその場から消え去った