幼魚と逆罰
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悠二のいた部屋から出て、真希の元へ行こうとすると
恵と葵の呪力を感じた
そういや、今日は交流会の打ち合わせの日か…
京都の屑の老ぼれと一緒に葵も来てるのか
今の恵じゃ葵相手はきついね…
電流を纏い、恵の元へと消えた
恵は葵と闘い不知井底をだし、葵の動きを止めた
だがその場に棘とパンダが助けに現れた
「動くな」
「何やってんのー!!!」
パンダの一撃は葵の頬へと入った
「フゥ、ギリギリセーフ」
「おかか!」
「うんまぁ、アウトちゃアウトか」
棘は葵から恵を守るように前へと立ち塞がった
それを見た私は電流を纏い、パンダと葵の間に飛び降りた
「葵〜私の大切な恵に何してんの?」
「久しぶりだな、パンダに由奈!俺のタイプにぴったりだ、今日こそ俺の女にはならないか?」
「葵、毎度毎度。それセクハラだからね〜」
「なんで交流会まで我慢できないかね、帰った帰った!大きい声出すぞ、いや〜んって」
「ちっ!またフラれたか。言われなくても帰るところだ、どうやら退屈し通しってワケでもなさそうだ。」
血だらけの恵へと葵は目を向けると、私へと指を刺した
「由奈、オマエも交流会出ろ!」
「私は不参加〜だって特級だし、悟が今回は見学って決めたからね〜」
私の言葉に葵はもちろん、恵とパンダと棘はも驚いた
「特級は四人しかいないはずだが…さすが由奈だ!乙骨に伝えとけ、オマエも出ろと。」
「オレパンダ、ニンゲンノコトバワカラナイ」
面倒くせ…
てか由奈、特級呪師になったなんて聞いてないぞ!?
パンダは私に目を向けて、恵はボロボロの体で私の元に走ってきた
「由奈!お前いつ特級になったんだ!?」
「あれ〜、みんなに言ってなかったっけ?傑倒してから二年に上がるときに、屑の老ぼれどもが決めて一級から特級に変わったんだけど。ずっと悟が上がらさないように邪魔してたんだけどね〜まぁ百鬼夜行で派手に特級呪霊を達を祓ってたのを老ぼれどもがみてたらしく、特級になっちゃった〜」
「いや、特級呪師になったなら言えよ!!」
恵もパンダも、由奈の話を聞いてツッコミを入れた
「ツナツナ!」
「棘まで。ごめ〜ん!棘怒らないで!」
珍しく怒っている棘に私は抱きついて謝った
「てか真希と野薔薇は〜?」
「真希は野薔薇と真衣のとこにいる」
パンダの話を聞いた私は
絶対真衣と真希喧嘩してるだろうな…
禪院家の輩はみんな性格に難ありだからね〜
家のしがらみってめんどくさっ…
「あっ、悟の気配。帰ってきたか、パンダ!しばらく私こっち来れないかもしれないから、これ渡しとく〜!」
パンダへと人型の小さな紙を渡した
赤い字で前鬼後鬼と名が書かれていた
「これ、式神の呼び出す依代か。いいのか?」
「いいよ〜本当はみんなの修行に付き合いたいけど、任務とかあるからね〜私の血で書いてるから、前鬼後鬼って呼べば私がいなくても出せれるからね〜」
「ありがとよ、由奈!」
「頑張ってね〜恵はまず硝子ちゃんとこ行かないと怪我やばいよ!修行みてあげれないけど、頑張りなさい。」
恵の頭を優しく撫でると、私は悟のいる場所へと飛んだ
その頃悟はと言うと
京都校の学長と校舎の一室で話し込んでいた
「とぼけるなよジジィ、虎杖悠二のことだ。保守派筆頭のアンタも一枚噛んでんだろ?」
悟はソファーに座り込んだまま、目の前の京都校学長楽巌寺嘉伸へと笑いながら問いただした
「やれやれ最近の若者は、敬語もろくに使えんのか」
「ハナから敬う気がねーんだよ。最近の老人は主語がデカくて参るよホント」
「ちょっと!これは問題行動ですよ。然るべき所に報告させてもらいますからね。」
楽巌寺の側に立っていた京都校二年三輪霞は悟へと少し怒ったように言い放った
「ご自由に、こっちも長話する気はないよ。」
すると悟の隣に電流が走り、由奈が現れ
ソファーへと脚を組んで座った
「悟〜京都の屑な老ぼれと男子会してんの?あっ!霞じゃん!生悟見れてよかったね〜!」
私は同じ二年の霞へと手を振った
「由奈も入りなよ。昨晩、未登録の特級呪霊二体に襲われた。」
「それは災難じゃったの。」
「勘違いすんなよ、僕にとっては町でアンケート取らされた位のハプニングさ。その呪霊は意思疎通が図れたし、同等級の仲間もまだいるだろう。敵さんだけじゃない、秤に乙骨、由奈にそっちの東堂。生徒のレベルも近年急激に上がってる。去年の夏油傑の一件、そして現れた宿儺の器。」
悟の話を聞いていたジジィは少し苛立ちながら何が言いたいと聞いてきた
「分かんないか。ククッ」
「アンタらがしょーもない地位や伝統のために塞ぎ止めていた力の波が、もうどうしようもなく大きくなって押し寄せてんだよ。」
悟の言葉に私は思わず笑ったらダメだと、押さえ込み
ジジィへと口を押さえて笑った
「これからの時代は特級なんて物差しじゃ測れない。牙を剥くのがぼくだけだと思ってんなら痛い目見るよおじいちゃん!!」
悟の言葉に遂にジジィは苛立ったのか、悟へと睨んだ
「老いぼれく〜ん、いずれ殺してあげるから、待っててね」
「由奈、そんなはしたない言葉使っちゃダメ!言いたいこと言ったから退散しよーっと!由奈行くよ。」
悟は私を立ち上がらせた
「あっ!夜蛾学長は二時間ぐらいで来るよー!じゃーねー!」
私と悟は部屋から出て行った
「三輪、茶を買うてきてくれ。フーッ…」
「はい!」
由奈いるし!
ナイスタイミング!!
追いつけたら一緒に写真撮ってもらお!
霞はお茶を買いに、そして生五条悟と写真を撮ってもらうが為に
一瞬で部屋から飛び出し、走り出した