呪胎戴天
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由奈が悠二の死を知った時間
あるレストランでは由奈の大好きだった傑の姿をした男と呪霊が対談していた
「戦争の前に三つの条件を満たせば勝てるよ。
五条悟を戦闘不能にし。
両面宿儺、虎杖悠二を仲間にひきこむ。
そして蘭由奈を捕らえる。」
夏油は呪霊へと提示した
「死んだのであろう?虎杖というガキは。蘭由奈はどうしてだ?」
「さぁどうかな…由奈は実際に会ってみるといいよ、呪霊の君達ならわかるはずさ。五条悟は殺すより、封印するに心血を注ぐことをオススメするよ。特級呪物、獄門殭を使う。」
「持っているのか!!あの忌み物を!!」
漏瑚と呼ばれた呪霊は夏油の言葉を聞き、興奮して頭から炎を出した
「漏瑚、興奮するな。暑くなる。」
夏油の元へとレストランの店員が近寄ってきた瞬間、漏瑚の呪術で焼け死んだ
レストランにいた他の人間も漏瑚は焼き殺した
「五条悟は儂が殺す!」
「いいけど死ぬよ、漏瑚」
夏油の姿をした男と漏瑚は店を後にし、レストランは跡形もなく燃えて消え去った
呪霊達の対談など梅雨にも知らず、悟と悠二の解剖が始まるのを待っていた
私は壁にもたれると、煙草を出し火をつけ吸い始めた
伊地知さんと悟は話し込んでいた
「上の連中を皆殺しにするのは簡単だ、でもそれじゃ首がすげ替わるだけで変革は起きない。そんなやり方じゃ誰も付いて来ないしね、だから僕は教育を選んだんだ。強く聡い仲間を育てることを。
そんなわけで自分の任務を生徒に投げることもある。」
黙って聞いていた伊地知はさぼりたいだけでは?っと心の中で思ったが口にはしなかった
「皆優秀だよ、特に三年秤と二年乙骨。そして
由奈君もだよ!僕に並ぶ術師になる」
悠二もその一人になるはずだった…
悟はやりきれない気持ちを握る拳に込めた
「ちょっと君達!もう始めるけど、そこで見てるつもりか?」
ゴム手袋をはめた硝子ちゃんを見ると、後ろに死んだ筈の悠二が起き上がった
驚きすぎて私は煙草を落としそうになった
「おわっ!!フルチンじゃん!!」
硝子ちゃんも死体の悠二が起き上がったので驚き、伊地知さんは口が開いたままだ
煙草を消し、私はフルチンの悠二へ抱きついた
「悠二〜!!おかえり!!」
悠二は私の胸に埋もれて、少し恥ずかしそうに真っ赤な顔になっていた
胸から顔を出した悠二は悟とただいまのハイタッチをした