私と幼い伏黒恵
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二〇一五年 春
満開の桜が咲く春の季節
恵が中学校に入学した
私は相変わらず学校には行ってない
私は恵と同じ中学に一様通っているので、一つ上で今は中学二年生だ
もう中学校で習う範囲は全部頭の中に入っているので、テストの時だけ学校へと来ると言うことで担任と話をつけている
まぁ全国模試でも一位の私には何も文句は言えないだろう
恵も小学生の時より成長し、甚爾並みにイケメン君へと成長した
だが、少し思春期なのか最近反抗期だ
私も背が伸び、身体も女性らしく成長した
髪も伸びたので、二つのお団子を作ってあとの髪はおろしていた
髪も明るく金色へと染めていた
胸は特に成長して大きくなり、制服のブレザーを着ると胸が窮屈なので短いスカートの腰に巻き
シャツのボタンを二つほど開け、ネクタイは緩く結んでいた
今日はテストがあるので中学三年生になった津美紀と一緒に学校に来ていた
「蘭先輩来てんじゃん!今日はついてる日だ!!」
「やばい、マジエロすぎんだろ!」
廊下を歩いていると、私に気が付いた生徒たちは騒がしくなる
どうやら珍しい私が来ると後輩くんや同級生達は騒つくようだ
「由奈ちゃん、学校来る時はピアス外してきなさいって言ったでしょ。それに制服はきちんと着ないと!」
由奈ちゃんのセクシーすぎる体に、男子生徒達は興奮するんだから!!
津美紀は私の両耳にたくさんつけているピアスを優しく触り、胸元の谷間が見えないように無理矢理引っ張った
「津美紀、ごめーん!のけるの忘れてた。許して〜」
津美紀へと謝っていたら、目の前を恵が歩いていた
どうやら今日もまた喧嘩したようだ
恵を見た津美紀は呼び止めた
「もう喧嘩しないって言ったよね」
「保護者ヅラすんな、気持ちわりい。」
津美紀は持っていた飲み物を恵の頭に投げた
中身が頭にかかり、恵の髪の毛はびちょびちょに濡れていた
「あ、ゴメン!」
津美紀は中身が出るとは思ってなかったようで謝ったが、恵は苛立っていた
私はそっと恵に近づくとハンカチを出し拭いてあげた
津美紀の友達がタイミングよく後ろから来たので、私は津美紀に行きなって口パクで伝えると
津美紀は友達と肝試しの話をしながら去った
「恵が喧嘩すんのは弱い奴をいじめてる奴から助けるために喧嘩してるんんだよね〜私は知ってるよ。」
うっせ!っと私の拭いていた手を払うと、落ちたハンカチを私に投げた
「まぁ反抗期も大切だけど。ほどほどにね、津美紀は恵が大好きだからね。心配なんだよ。もちろん私もね〜」
投げられたハンカチを取り、ポケットへといれた
「由奈、お前こそ人のこと言えんのかよ。髪は染めるは煙草は吸うし、耳も穴あきすぎだろ。まず学校行けよ。」
「私はいいんだよーだ!恵、反抗期いいけど。津美紀のこと、大好きでしょ?今反抗してもいい、でも大切にしなさい。私みたいになってはだめ」
恵は私の話聞くと耳に入れてくれたのかはわからないが、教室へと戻っていった
恵と別れた後、私は任務が入っていたのを思い出した
中学生になってから夜蛾先生に呪霊の任務を回してもらっていた
まだ高専に入学していないが、傑と出会ったとき特級呪霊を祓っていたのもあったので
夜蛾先生が特別に行かせてくれるようになった
ただし、一級呪霊までの制限があるけどね…
そう言うとこだけ心配症なんだから…
補助監督が学校まで迎えに来てくれたので車に乗ると現場へと向かった
任務が終わって家に帰ると、珍しく悟が早く帰ってきていた
七海くんが脱サラして高専に帰ってきてくれると聞いた
大好きな七海くんが帰ってきくれた知らせを聞いた私は
久しぶりに嬉しい話が聞けてご機嫌だった