六歳の私と高専生活-玉折編-
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
傑お兄ちゃんとの旅行の後も私は夏休み中はずっと傑お兄ちゃんの部屋で過ごした
夏休みが終わり、二学期が始まったので夜蛾先生に家で寝るように怒られてしまったので
夏休み前のように、傑お兄ちゃん会う回数は減っていた
それでも傑お兄ちゃんがなるべく会うように私はしていた
今日も授業が終わると真っ直ぐ高専へと帰った
すると傑お兄ちゃんが見えたので手を振ると、お兄ちゃんの側にはナイスバディな女性がバイクに跨っていた
傑お兄ちゃんの少しいつもと違う様子を感じた私は
お兄ちゃんの前に立つとバイクに跨る女性へと睨み立った
「おばさん、傑お兄ちゃんの何?」
「おばさんって、まだ私は若いんだがな。ふ〜ん、君が蘭由奈か。私は九十九由基だ、その根性気に入ったけどまたね。じゃあね、本当は五条君にも挨拶したかったけど、間が悪かったようだ。星漿体のことは気にしなくていい。あの時もう一人の星漿体がいたか既に新しい星漿体が産まれたのか、どちらにせよ天元は安定しているよ」
そう言い終わるとバイクで走り去った
傑お兄ちゃんの方を向くと傑お兄ちゃんからは怒りと悲しみの感情が合わさった
言葉では表せない痛みを私は感じた
「傑お兄ちゃん…」
「由奈、悪いが私はこれから任務だからね…またね。」
私に見向きもせず傑お兄ちゃんはその場から去っていった
その次の日七海くんと灰原くんが任務から帰ってきた
夜蛾先生から灰原くんが七海くんと任務中に死んでしまったと私は聞いた
その時から私は凄く嫌な予感がしていた
私の予感はいつも当たる
そして傑お兄ちゃんが任務に向かった村で
住民百十二人を殺し、行方をくらませ
傑お兄ちゃんの両親も殺して
そして
清香お婆ちゃんたち
蘭家の一族も皆殺しにしたと夜蛾先生から私は報告された