五歳の私と高専生活-懐玉編-
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私が目を覚ました時には何もかもが終わっていた
ベットから起き上がった私を見た硝子お姉ちゃんは私に抱きついて子供の様に泣いていた
硝子お姉ちゃんに心配かけてごめんねっと謝った
傑お兄ちゃんも少し涙目になって私の頭をいつものように撫でてくれた
「由奈、私を助けに来てくれてありがとう。由奈の姿ちゃんと見てたよ、いつの間にあんなに強くなったんだい?驚いたよ。」
「傑お兄ちゃんの隣に立てるように少しだけ体術、練習してたの。紫電呪術はあのときが初めてだったから上手に闘えなかった…なにもできなくてごめんなさい。」
布団のシーツを強く握りしめていると、傑お兄ちゃんはありがとっと言って
そっと手を握ってくれた
死んだと思ったのに
またみんなに会えて嬉しいな
甚爾には感謝しなきゃいけないね…
後鬼ちゃんが硝子お姉ちゃんを傑お兄ちゃんと私が倒れている場所まで連れてきてくれたおかげで反転術式で死ななかったらしい
死んだと思ってた悟お兄ちゃんは甚爾に喉をぶっ刺され、死に際に反転術式を取得して助かったらしい
悟お兄ちゃんは覚醒して無下限呪術をずっと使える様になったみたい
それって無敵じゃん…
覚醒した悟お兄ちゃんには甚爾も勝てなかったらしい
甚爾は死んだと傑お兄ちゃんから聞いた
夜蛾先生が慌てた様子で部屋に入ってくると
いきなり硝子お姉ちゃんごと抱きついた
「由奈!目が覚めてよかった!こないの喧嘩はすまなかった!呪術が使えるようになったと聞いたぞ!凄いことだが、お願いだから危ないことはしないでくれ!!」
夜蛾先生の力強いハグに硝子お姉ちゃんも私も意識が遠のきそうだった
「先生!嬉しいのはわかるけど、由奈と硝子死にかけ〜」
後ろからいつもの悟お兄ちゃんが現れ、わたしに小さな箱を掘り投げるとベットへと座った
「悟お兄ちゃん、おかえり!これ何?」
開けてみなって言われたので箱を開けると綺麗なハンカチが入っていた
「お前のハンカチ血だらけでのかなかったから、新しいのだよ。」
「ありがと!」
「それよりもさ〜!お前あのバケモノと知り合いなのか?俺とお前が闘った相手、伏黒甚爾と!!」
知り合いと言うか…
まぁ少しだけねって言うと悟お兄ちゃんはマジかー!っと自分の頭をぐしゃぐしゃにした
「あいつ死に際に由奈はいい女になるから俺の息子にってほざきながら逝ったんだけど!!」
甚爾らしい最後だね
確か恵くんって名前だったような…
「私は傑お兄ちゃんは一筋だから、安心してね!」
それはそれで私が困るのだけど…っと傑お兄ちゃんは言うとみんな笑いあった