渋谷事変-理非-
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
悠二が本体の真人と同時刻に闘っているころ、野薔薇も分身の真人と戦っていた
真人の両手に触れないよう警戒しつつ、釘を打ち込むが弾かれつつも諦めず立ち向かっていた
真人は本体ではなく分身なので、改造人間をイジったり他者の魂に干渉できない仕組みになっているのだが…
野薔薇はそれを知らない為、神経をすり減らしながら闘っていた
「だからさぁ効かないんだって、知ってんでしょ?」
「分かっててもやんなきゃなんねぇ時があんだよ」
野薔薇の言葉に真人はアホくさとトボけた顔をし、野薔薇は釘を放ち
店の看板からダクトの上に登り、真人の頭上をとると
やるよと野薔薇は言うと釘を落とし簪と叫び地面へと刺し、真人へと飛び降りると
「もういっちょ」
再び簪で真人へと放ち、真人の足元に散らばる釘が真人の足を貫通し
真人は体制を崩しその上に野薔薇は飛び降り、真人の上へと跨った
「ずっと考えてたんだ、アンタの術式聞いた時から。コレは効くんじゃないかって」
「共鳴り!!」
野薔薇は分身した真人の額に呪力の籠った釘を撃ち込んだ
その影響で悠二と闘っている本体の真人にもダメージが入り、血を吹き出した
野薔薇は共鳴りで真人の肉体を通し、魂を打ち抜く算段だった…
結果とも鳴りは分身を通して本体の魂を捉え、そして本体の受けた魂のダメージは
再び分身へフィードバックし、分身の真人は血を吹き出した
まさか…まさかだ!!
俺の天敵は虎杖悠二だけではなかった!!
真人は悠二以外にも天敵がいる事を察し、少しだけ焦った表情を浮かべた
「妙だな、少し離れた所で私の呪力が爆ぜる感じがした。なんつーか…呪力圧も半端だし、あの時もガッツリ私に触れりゃいいのによぉ。オマエ分身かなんかで、術式使えねぇだろ!!」
野薔薇は分身だと気づき、術式使えない事も言い当てると
真人は額の刺さった釘を引き抜くと、正解と嬉しそうな顔で答えた