渋谷事変-霹靂-
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宿儺は漏瑚との闘いが楽しいのか笑い、強すぎる宿儺に遊ばれている漏瑚は歯を噛み締め
まだだ!と叫び、宿儺へと手を翳し炎を放とうとしたが腕を斬られ
宿儺に頭を殴り飛ばされると、顔をビルへと押し当てられビル一棟を破壊した
悠二の元にいた幻影の私は宿儺の肩に無理矢理乗せら、大きく穴が空き破壊されたビルの真下に宿儺と立っていた
宿儺ドSすぎだよ…
特級呪霊の漏瑚が宿儺の玩具みたいにやられてる…
幻影の私は蹲る漏瑚に哀れんでいた
「月明かりが通っているな、おかげでオマエの痴態もよく見える」
漏瑚は顎から大量に血が流れる、跪いていた
分かっていた…
分かっていたことだ!!
だがここまで…!!
漏瑚は口から流れでる血を手で抑えたが、宿儺に首根っこを掴まれた
「ほら、頑張れ頑張れ。俺が飽きるまで何度でも付き合うぞ?」
漏瑚は何棟かビルを焼き焦がすと、負けじと宿儺へと極ノ番「隕」を放った
宿儺と漏瑚の闘いの下で篤也とパンダは幻影の私の命令を聞き、瞬時にその場から離脱しようとした
二人が逃げようとするのを隠れていた呪詛師が何処へ行く?と立ちはだかった
それを篤也がシン・陰流「抜刀」を放ち、呪詛師を斬った
篤也の肩に乗っている幻影の私は、強いのにヘタレなんだからと呟いていた
パンダははやくはやく!と篤也へと言い、篤也は怒りながら呪詛師へと叫んだ
「聞け呪詛師共!!なんでか知らねぇが特級同士が殺り合ってる!!蟻んこの上で象がタップダンス踊ってんの!!一応言っとくけど俺達が蟻な!!さっさと逃げ」
「ならん」
宿儺が篤也の隣に降り立った
篤哉とパンダに呪詛師達は宿儺の圧倒的な強さを前に畏怖し、息をするのも忘れたかのように固まっていた
「これより四方一町の人間全員、俺がよしと言うまで動くのを禁ずる」
宿儺の肩に乗っている幻影の私が口を開いた
「宿儺、それ弱い者イジメだよ。篤也とパンダは私の大切な人だから殺しちゃダメ!」
「由奈、少し遊んでるだけだぞ。禁を破れば勿論殺す。ケヒッケヒッ、まだだぞ。」
篤也とパンダと呪詛師の頭上に馬鹿でかい隕石が近付いていた
「まだ、まだまだ。よしっ」
宿儺が手を叩き、よしと言った瞬間全員その場から離脱した
巨大な隕石は渋谷の街へと落ちると辺り一面焼け野原となった
燃え上がる炎の中に漏瑚は立っていた
「宿儺といえど無傷では済むまい」
「当たればな」
漏瑚のすぐ側に幻影の私肩に乗せ、胡座をかいて座り込む宿儺がいた
「何故領域を使わない?」
「領域の押し合いでは勝てないことは分かっている」
「五条悟がそうだったからか?クックッ、負け犬根性極まれりだな。だがせっかく興が乗ってきたところだ、オマエの得意で戦ってやろう。」
「■」 「開」
宿儺の手に炎が出て、漏瑚も幻影の私も驚いていた
「それは炎か?」
「そうか知られているものと思っていたが、そもそも呪霊知らぬはずだ。心配せずとも術式の開示など狡い真似はせん、構えろ。火力勝負といこう」
宿儺は漏瑚へと手から出した炎を向け構えた