渋谷事変-霹靂-
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二十二時五十一分
首都高速三号渋谷線渋谷料金所
ここには夜蛾学長と硝子ちゃんがいた
敵に見つからないように夜蛾学長の呪骸も数多く、待機しており
ケガ人をここで硝子ちゃんが治していた
伊地知さんも琢真もここで反転術式で治し、寝台へと寝かされていた
硝子ちゃんは煙草を吸い、隣に立つ夜蛾学長へと喋りかけた
「学長〜呪骸もいるし私一人でいいですよ、由奈のこと心配でしょ?」
「由奈か…保護者としては少し心配だが…特級術師になり、精神的にも身体的にも強くなった。きっと大丈夫だ。それよりもここがバレれば敵は真っ先にオマエを殺りにくるぞ、硝子。」
大袈裟ですよと硝子ちゃん煙を吐いた
「大袈裟なものか。反転術式で他人を治す、悟にもできないことだ。猪野も伊地知もオマエが来ていなければ死んでいた。」
「それは学長と由奈の判断のおかげですよ。それに七海をすぐにフリーにできたのも大きい、アイツに電話番をさせるなんてありえないですもん。」
「…煙草やめたんじゃなかったのか?」
夜蛾学長の言葉を聞き、吸っていた煙草を手すりで潰すと火を消した
「…少し、学生時代を思い出しましてね」
硝子ちゃんは真っ暗な夜空へと顔を上げ、目を閉じた