鈍感と鈍感
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えっと、最後のは衆合地獄だな。
お香さんか、針山にいるかな。
うわぁ、相変わらず悲惨なとこだなぁ。
まぁ亡者の自業自得だけどね。
お香さん発見。
『お香さぁん‼お届けものです』
「あら柚ちゃん、ちょっと待ってね」
ひらひらと針山の上から降りてくるお香さん。
美しい。
「お待たせ」
『いえいえ、これ頼まれていた痺れ薬です。亡者に使うんですか?』
「えぇ、痺れて戻るのと普通に登るのどちらが辛いか試したくて」
『そうなんですね。はぁ、惚れ薬とか白澤様に貰って鬼灯様に使いたいなぁ。』
「相変わらず鬼灯様一筋ね」
『えぇ、これは揺るがないですよ。』
「んー私的に鬼灯様も満更じゃないと思うんだけどな」
『え、何がです?』
「鬼灯様も柚ちゃんの事が好きなんじゃないかってこと」
『いやいやっないですよ‼毎日クリーンヒットですもん』
「じゃあちょっと試してみたら」
『試す?』
「そう、ずっと柚ちゃん押してるでしょ?」
『はい』
「押してダメなら引いてみろ。よ」
『引く……』
「みんな応援してるから頑張って」
お香さんにお礼をしてその場を後に閻魔庁へ鬼灯様に仕事の報告をしに戻ることにした。