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つぶやき

記事一覧

  • 見捨てられる不安(藤真夢)

    20220217(木)16:23
    見捨てるとか見捨てられるとか考えたことなんてなかったけど、今、この現状はどうしてもそんな事が頭をよぎってしまう。しかも、『見捨てられる』側で。

    「か、監督?」
    「監督兼キャプテンを頼まれた」
    「……そ、そんな事ってあんの?すごいね」

    もうさすがとしか言いようがない。私の彼氏である健司はバスケ部で、神奈川ではちょっとした…ううん、ちょっとじゃない、かなり有名なプレイヤーだ。しかも我が校、翔陽高校は神奈川でバスケをしていたら、知らない人はいないぐらいの強豪校。そんな学校の監督兼キャプテンになっただなんて、ますます遠い存在になってしまう気がした。てゆーか、『監督』ってどういう事?!同じ高校生なのに?!本当にそんなスゴい人の彼女が、どこにでもいるごくごく一般的な女子高生である私なんかでいいのだろうか……こうして隣に並んで歩いている事すら、信じられなくなるぐらいに思えてくる。

    「お前さ、何考えてんだよ」
    「え?」
    「なーんか変な事考えてんだろ?」
    「えっ…そ、そんな事は」

    立ち止まり何も言わずに、眉をしかめてじっと私の目を見つめてくる健司の視線を必至に交わす。けれどこんな事をするのは逆効果で、彼の無言の圧に逆らえるわけがなかった。観念した私はポツリポツリと弱々しい声で自分の思いを告げる。

    「……いや、ますます健司が遠くなっちゃうなぁ~なんて、ね!」

    なるべく語尾を明るく言ったつもりだった。重い女だなんて思われたくなかったから。ただでさえ健司はこの端正な顔立ちのせいで、女の子からは超絶モテモテだし、正直不安は募るばかりで、さっきも思ったけど、私なんかが彼女でいいのかと…付き合って半年、そう思う日々なんだよね。


    「オレがお前を見捨てると思うか?」

    そんな言葉と共に後頭部が大きな手に包まれ、私の唇は奪われた。言葉を発した本人、健司の唇によって。突然の事で棒立ちになった私にキスの嵐が降ってくる。待ってよ、ここ道端だよ?!いくら人通りが少ない夜道とは言え、いつ誰が通ってもおかしくは無い。それなのに健司はハムっと私の下唇を自分の唇ではさむと、感触を楽しむかのように何度も角度を変え、キスをしてくる。一瞬だけ離れたその隙に私は健司の胸をバシッと叩き、大きな声を我慢して彼に怒った。

    「ちょっと!!ここどこだと思ってんの?!」
    「んなもん、知ったことかよ」
    「はぁ?!知ったことかよって…んッ!!」

    再び唇を塞がれたかと思うと、今度は口内に健司の舌が入ってきた。まるで「逃げんなよ」と言わんばかりに私の舌を追いかけてくる。気付けば街灯の下に照らされた私たちは、息遣いが荒くなるほどに、お互いを求め合っていた。唇にだけじゃなく、首筋に健司の舌が這うと思わず「んぅッッ…」と甲高い声が出てしまう。

    「はっ、えっろい声…ここどこだと思ってんだよ」

    ニヤリと悪い顔で口角をあげる健司は私の手首をつかみ、ズンズンと歩き出した。私の家とは反対の方向へ。

    「ちょっ、どこ行くの?」
    「オレの大事な彼女が自信ねーみてぇだから、たっぷり愛して自信つけさせてやんねーと」
    「えっ…えっっ?!?!」
    「覚悟しとけよ?」


    この後私は、大好きな彼氏に溢れるほどの愛情を注がれたのでしたーーー。






    夢つぶやき

  • 先手必勝(越野夢)

    20220214(月)07:50
    デカいあくびをオレは空に向けてぶん投げる。それはまるでヤケクソだと言わんばかりの意味を込めてだ。と言ってもこんな気持ちで登校しているのは絶対に自分だけじゃないハズだと思うと、ほんの少しだけ気持ちが楽になった気がする。……べ、別に言うほど悲しい思いとか、悔しい思いをしてるわけじゃねぇけど。どーせお菓子会社の商業目的だろ?バレンタインなんて。

    「さみぃ…」

    まだほとんどの生徒の上履きが残っている状態の靴箱で、自分のを手に取り床にそれを落とす。パン!と床に落ちた時の音が静かな校内に響いた。そして上履きへと履き替えたその時だったーー

    「越野!」

    後ろから声をかけられ、振り向くと自分の口元を手で隠す女子が立っていた。コイツはクラスメイトの女子だ。なんでまたこんな朝早くに?つーか、なんで口抑えてんだ?

    「思った以上に自分の声が響いちゃってビックリした」

    少しだけ照れくさそうにして目の前のコイツは笑いながら、オレが頭の中で思っていた疑問の答えを出してくれた。そんなことかよ、と思わずオレは「ははっ」と声に出して笑ってしまう。

    「朝早い校舎ってこんなに静かなんだね…」

    「まーな。つか、なんでお前こんな早ぇの?部活とかしてたっけ?」

    「ううん、実はね…」

    そう言うとコイツは学校の指定カバンとは別に、手に持っていたデカい紙袋の中をゴソゴソとあさり「あったあった」と言ってラッピングされている手のひらサイズの袋をオレに差し出してきた。

    「ハッピーバレンタイン、なんちゃって」

    1発で目が覚めるようだった。その笑顔にも、その言葉にも。何も言えず、ドキドキとうるさい心臓と戦っているオレに「越野?」と呼びかけるコイツの声でハッとした。

    「さ、サンキュ」

    オレはぎこちなくお礼を言う。まさか自分の身にこんな事が起こるなんて考えてもいなかった。しかもこんな朝一番に、女子からバレンタインチョコをもらえる日が来るなんて……ん?待てよ。ある事にオレは気付いてしまった。コイツが持っているデカい紙袋の中身の存在を。ちょっと考えればわかる事だ、いや、考えるまでもねぇ。そのデカい紙袋の中にはオレに渡した物と同じものがわんさか入っているんだ…。いつも男女関係なく大勢の友達に囲まれているコイツの事だ、バレンタインに配るチョコなんて山ほどあるに決まってんじゃねーか。……まぁ、義理でもいいか。バレンタインチョコには変わりはねぇんだし。

    「みんなにそれ配るために早く来たのか?」

    「うーん…半分正解で、半分不正解」

    「なんだよそりゃ」

    「先手必勝ってやつかな」

    コイツはよくわかんねぇ事を言ったあと、さっきくれた袋をオレの手の中から奪い取った。そして袋に付いていた何かを剥がす。どうやらそれはハートの形をしたシールのようで、再び「はい」と袋を手の上に乗せてきた。意味がわからねぇ行動にオレが眉をしかめていると、ズイッと目の前にコイツの顔が近づいてくる。

    「このシールは目印。誰かさん専用のヤツってわかるよーに」

    ぺたっ。

    ?!おいおい、シールをオレのデコに貼りやがったな。シールを剥がそうと手をデコに持っていくと、貼られたシールはいとも簡単に剥がすことができた。

    「目印って、どういうことだよ」

    「にっぶ!!!……誰よりも先に越野に渡したかったんだもん。だから先手必勝」

    誰よりも先に?オレ専用?
    それってまさか……

    「じゃ、朝練頑張ってね」

    赤くなった顔を隠すかのようにヒラヒラと手を振り、アイツはバタバタと階段を駆け上がっていった。オレはというと、もう誰の姿もない階段をただ眺めている。きっとその顔は真っ赤に違いないーーー。






    夢つぶやき

  • 好きな子に『集中してるキミ、かっこよかったよ』と印字されているコーヒースティックをもらったら

    20220210(木)13:11
    好きな子に『集中してるキミ、かっこよかったよ』と印字されているコーヒースティックをもらったら


    〇洋平
    「なぁ、これ深読みしちゃうぜ?」
    笑いながら言ってくる

    〇リョータ
    (?!かっこいい?!え?!マジ?!え?!は?!……聞けねぇ~~~~~~)

    〇三井
    「…ったりめーだろ!」
    真っ赤

    〇花道
    「〇〇さんに貰ってしまった……」
    貰ったことにカンドーして文字までは気付かない

    〇流川
    フツーに気付かない

    〇信長
    「神さん…これどー思います?」
    貰ったやつ部活の時に神さんに相談

    〇神
    「ほかのヤツにあげた?」
    笑ってるけど、目はマジだよ

    〇牧
    「ありがたいな」
    余裕で大人の笑み

    〇藤真
    「知ってるっつーの」
    貰ったヤツでペシペシ頭叩いてくる

    〇花形
    「これは勘違いされても仕方ないやつだぞ?」
    苦笑い

    〇沢北
    「集中してなくても、だろ!!」
    つっこんでくる

    〇深津
    「……わかったピョン」
    次の授業からクソほど集中する

    〇諸星
    「なぁ、これって……いや、なんでもねぇ」
    結局聞けずじまい

    〇岸本
    「ちょっとほかの種類も見せぇ!」
    確認してくる

    〇南
    「ありがたくちょーだいしとくわ、お前の気持ち」
    貰ったヤツを1回だけ頭にペシッと軽く叩きつけてくる

    〇土屋
    「そないにいつも見てくれてるん?」
    顔覗き込んでくる

    〇福田
    (かっこいい…かっこいい……)
    ふるふる

    〇越野
    「こんなん純粋な男子高生にやるもんじゃねぇ!」
    赤くなって逆ギレ

    〇仙道
    「集中してる時だけかぁ~」
    困ったように笑う







    追記
    でも夢主は何の気なしに渡してるのでキョトン。笑
    これスゴくわかりにくいので、私のTwitterの画像を見てくれるとありがたいです!!

    キャラ別夢つぶやき

  • 愛妻の日(牧夢 社パロ 夫婦)

    20220131(月)19:22

    「ただいま」

    毎日聞くその声はとても心地よく、今すぐにでもその声に応えるべくあなたのそばに行きたいのだけど……ごめん!今は無理なの!!だからせめて声だけでも伝わりますように。

    「おかえりーーー!!」

    思いのほか大きな声が出てしまったことに自分自身が驚いたけど、家中に響いた声は彼に伝わったらしい。苦笑いをしながら「そんなにデカい声出さなくても」と、いま私がいるキッチンまで歩いてくるのは私の旦那様、と言っても数ヶ月前に籍を入れたばかりなので、旦那様になりたての彼だ。そして私が大声を出した理由は、ズバリ料理中で手が離せなかったため、です。ベタな理由だけど、新婚っぽくていいでしょ?

    「牧くん、おかえり」
    「そろそろ『牧くん』は卒業するんじゃなかったのか?」
    「あ、あはは……そのうち、ね」
    「まぁ、好きにするがいいさ」

    旦那様である牧くんと付き合い始めたのは学生の頃、その時の呼び名が今になっても私は抜け出せずにいた。ジャージャーとフライパンの中で熱せられる野菜の音に負けないよう、いつもより声を張って話す私たちだったが、ひとつの事に気がついた。それは牧くんが持っている異質な物だ。いや、持つ人によっては全然異質でもなんでもないのかもしれないけど……牧くんが持つと、ねぇ?見た目はすごく素敵で似合うんだけど、持つイメージが無さすぎるというか、なんというか。

    「どうしたの?それ」

    炒め終わった野菜をお皿にうつしながら、牧くんに問いかける。そう、彼が持っている花束へと視線を向けながら。

    「あぁ、コレか」

    そう、牧くんが持っていたのは花束だった。決して大きくはないけど、可愛らしいリボンがついたキレイな花束だ。コン…とフライパンをガス台に置くとその花束は私へと差し出される。それを受け取るとふんわり花の香りが心を癒した。

    「ありがとう…でも、どうしたの?」
    「今日は『愛妻の日』らしいからな。と言っても職場のやつが言ってたのを聞いただけなんだが」
    「そうなんだ、私も知らなかった」
    「気に入ってもらえたか?」

    牧くんは私の頭の上に優しく手を乗せ、フッと微笑む。そんな笑みにつられて、思わず自分の顔が緩むのがわかった。

    「もちろん!」
    「それは慣れないことをしたかいがあったな」
    「でもこれ1本1本牧くんが選んだわけじゃないよね?」
    「さすがにな。店員の人におまかせさせてもらった」
    「へぇ~、にしても私が好きな色合いですごい気に入っちゃった」
    「それはオレが頼んだからな」
    「へ?」

    花束の写真をスマホで撮っている私の手が止まる。だって、頼んだって……

    「牧くん私の好きな色知ってたの?」
    「……随分と軽く見られたもんだな、オレの気持ちも」
    「や、そういう意味じゃないけど」

    軽く、というか…あんまりそういう事は覚えていない人って勝手に思っていた。サプライズとかも滅多にしない人だし。尽くす!っていうタイプでもないしね、かろうじて覚えてるのは誕生日ぐらいかなって思ってたよ。

    「何年お前と一緒にいると思っているんだ」
    「ふふ、そうだよね。ありがとう、紳一」

    こうやってお互いのことをわかっていけばいい、いくら長く一緒にいたって全部が全部知っているというわけでもないし、結婚したからゴールっていう事でもないもんね。だから、私がいま頑張って『紳一』って呼んだことももう少し経てば笑い話になるのかな。……にしても、なんで何も言ってくれないの、牧くんは。

    「あの…ちょっと?」
    「あぁ、すまない。思っていたよりもこれはクるもんだな」
    「え?何が…って、ひゃあっ!!」

    シュルっと自分のネクタイを緩めたあと、牧くんはひょいっと私を軽々しくお姫様抱っこした。いきなりの出来事で何が何だかわからないんだけど?!

    「まずは腹より先に満たしてもらうとするか」

    ニヤリと笑う旦那様に逆らうことなんてできる訳もなく、私はそのまま寝室へと連行されるのだったーー。



    夢つぶやき

  • 借り物競争(深津夢 SS)

    20220125(火)10:17
    こんなに堂々と指をさされた事なんて初めてだった。優しく、それでもするどく目の前にあるキレイな人差し指の爪先があと数ミリで私の鼻先にあたってしまいそうだ。そんな指先を見ている今の私は、きっと完全に寄り目になっている事だろう。

    「わ、私?!」
    「そうだピョン、早くするピョン」
    「え、ちょ」

    気付いた時には腕を掴まれ、歓声湧き上がるグラウンドを走っていた。というよりは深津に引っ張られている。私を引っ張っているこの男は深津と言ってクラスメイトの男子で、超強豪であるバスケ部のキャプテン、いつも無表情。そしていつも語尾に変な言葉をつける変わった男だ。そんな彼に引っ張られている私は必死についていこうと、息を切らしながら全力疾走。いつの間にか手を繋いでいた私たちは目の前のゴールテープを切った。なんて気持ちのいい瞬間なのだろう。

    「…はぁッ、やっば!!1位じゃん!ねぇ!1位だよ!」

    繋いでいた手を離し、私は隣でまったく息を切らしていない深津の肩をバシバシと叩く。ゼェゼェと息を切らしながら。な、なんでコイツは平然としてんのよ。短い距離とは言え、あれだけ全力疾走して、少しも息が乱れていないし、1位なのに顔の表情が1ミリも変わらないって…ホントに読めないわ、コイツは。てゆーか、なんでそんなに自分の手のひらを見てるの?深津はさっきまで私と繋いでいた手を穴が空くほど見つめている。

    さて、ここでようやく説明をしましょう。なぜ、私と深津はグラウンドを爆走したのか。今日は私が通う山王工業の体育祭の日、そしてただ今行われている競技は『借り物競争』なのです。この競技に出ない私は応援席からクラスメイトと共に大きな声援をあげていたのだが、まさかの借りられる側として駆り出された…という訳です。

    「てゆーか、お題なんだったの?」

    お題の紙切れを審判である体育委員に渡した深津に私は問いかける。一応お題が合っているかどうかを確認しなければならないらしい…体育祭でそこまでするんだ。実はここの借り物競争はちょっと名物で、『好きな人』とか『素敵だと思う人』とか漫画にありがちなベタベタお題が多数含まれているんだよね。まさか……深津ってば私の事?

    すると私の顔をじっと見たあと「ポニーテールだピョン」と言って彼は顔を背けた。
    あぁ、ポニーテールね、確かに今日の私の髪型はポニーテールだわ。いつもは髪をおろしている私だけど、今日は体育祭なのでたくさん動き回るだろうと髪の毛を1本に縛り、【馬のシッポ】と呼ばれる髪型、ポニーテールにして来ていた。

    「そっか、ポニーテールね」

    なんだか少しだけ残念な気持ちになった。何かを期待していたかのような、ガッカリとした気持ち。私がこの気持ちの正体を知るのはもう少し先の話。深津がポケットにしまったその紙は、数ヶ月後「ラブレターだピョン」と言って私の手に渡される事となる。そしてその時にはじめて本当のお題を知ることになって私は赤面するんだけど、それもまたもう少し先の話。



    **********************

    オレは一之倉。バスケ部3年で体育委員をやっている。今日はその体育委員が1年で1番大忙しな日、体育祭だ。オレの今の仕事は、借り物競走の走者がお題にきちんとそったものを連れてゴールしたかどうかを審判する事。ゴールテープの先で次の走者を待っていたその時、同じバスケ部の深津が1人の女子を引っ張ってゴールテープを切った。連れられて来た女子は1位だった事に飛び跳ねて喜び、とても無邪気な笑顔で深津の肩をバシバシと叩いている。そんな笑顔の彼女をよそに深津はいつも通りの無表情でオレに紙切れを差し出す、4つ折りになったその紙を開くと中にはこう書かれていた。

    『笑顔が素敵な人』

    それを見たオレは無言で親指と人差し指で輪を作り、『OK』のサインをして深津へその紙を戻す。そしてその後、楽しそうに笑う女子と歩く深津の後ろ姿に向かってグッと親指を立てた。その女子と手を繋いで街中を歩く深津を目撃するのはもう少し先の話ーー。


    夢つぶやき

  • 「バレンタインなに食べたい?」って聞くと

    20220124(月)13:07

    『バレンタインなに食べたい?』って聞くと

    〇洋平
    「どーせ一緒に食うんだから、お前が食いたいものにしよーぜ」笑いながら

    〇リョータ
    「え?!くれるの?!やっば……」
    手で顔をおおって幸せ噛み締める

    〇三井
    「あ?んなもん、なんでもいーって」
    興味無さそうに言うけどめっちゃ楽しみ

    〇花道
    「この天才は〇〇さんからいただけるものなら、なんでも全てたいらげます!!」
    胸をドーン!!

    〇流川
    「オマエ」
    チューしてくる

    〇信長
    「一緒に選ぼーぜ!」
    仲良く選びましょう

    〇神
    「一緒に作るっていうのはどう?」
    仲良く作りましょう

    〇牧
    「そうだなぁ…お前の愛さえ入っていてくれればそれでいいんだが?」
    ニヤリ

    〇藤真
    「作りなれてるもんにしよーぜ!腹壊したくねぇし」
    笑いながら頭クシャクシャしてくる

    〇花形
    「その気持ちだけで腹いっぱいだな」
    照れ笑い

    〇沢北
    「……お前の愛。や、嘘。今の無し!!」
    恥ずかしがりッッッ!

    〇深津
    「そんな事聞かれたら今から楽しみで寝れなくなるピョン」
    頭撫でてくれる

    〇諸星
    「お、リクエスト聞いてくれるのか?太っ腹だな」
    ニカッと笑って頭ポンポン

    〇岸本
    「甘いもんそないに好きやないからなぁ…まぁ、こっちの甘いもんは別腹やけど」
    押し倒してくる

    〇南
    「なんでもええよ。変なもんさえ入ってへんかったら」
    意地悪そうに笑う

    〇土屋
    「〇〇ちゃんと甘い時間過ごせたら、それだけでええよ」
    頬杖つきながら頭撫でてくる

    〇仙道
    「今年は特別なバレンタインになりそーだな」
    デコチューしてくる

    キャラ別夢つぶやき

  • 『彼女が「あとちょっとで旅行だねっ」とウキウキしながら言うと』

    20220114(金)08:09

    『彼女が「あとちょっとで旅行だねっ」とウキウキしながら言うと』

    〇洋平
    「うちの彼女はホントに可愛いな」
    頭なでなでしてくれる

    〇リョータ
    「むり!!かわいい!!!」
    両手で顔を覆う

    〇三井
    「まだ先だろ?」
    と言いつつ自分もめっちゃ楽しみにしててソワソワ

    〇花道
    (かっ…かわいいっっっっっ!!)
    無言で感動

    〇流川
    フッと一瞬だけ微笑んで
    「そーだな」

    〇信長
    「なー!!超楽しみだぜ!」
    ニカッとはなまる笑顔

    〇神
    「待ち遠しいね」
    優しく頭ポンポン

    〇牧
    「そんなにいい顔をされると、今すぐ連れ出したくなるな」
    指で頬を撫でてくる

    〇藤真
    「はははは!いっちょ前に可愛いこと言うじゃねぇか」
    頭グリグリしてくる

    〇花形
    「ホッとしたよ。楽しみなのはオレだけなのかと思っていた」
    照れ笑い

    〇沢北
    「そうだ!オレ行きたいとこ増えたんだよ!」
    スマホ見せてくる

    〇深津
    「準備は完璧だピョン」
    スっとてるてる坊主差し出してくる

    〇諸星
    「お前なぁ…反則だろ、その顔は」
    顔赤くして自分の口元を手でおさえる

    〇岸本
    「夜の予行演習しとこか?!」
    ニヤリして押し倒してくる

    〇南
    「それまでええ子にしとかんとなぁ」
    いたずらっぽく微笑み、頭グリグリしてくる

    〇土屋
    「楽しい思い出ぎょうさん作ろな」
    手を握ってにっこにこ

    〇仙道
    ニコニコと頬杖つきながら
    「楽しみだなぁ、〇〇の勝負下着」





    キャラ別夢つぶやき

  • 日々(神夢・社パロ)

    20220112(水)08:22
    多く忙しいと書いて『多忙』と言います。先週の仕事始めから今日の今日まで仕事漬けになっている、今の私のことをこのように言います。仕事さんさぁ…年初めからこんなに本気出さなくてもいいんだよ?いや、年末の時からすでにこの兆候はあったんだけど、まさかここまで本気出されるとは思わなかったよ。私はデスクの上に裏返しで置いてあるスマホを手に取り、クルッと画面をこちらに向けた。ホーム画面には23時手前の時刻表記と、新着メッセージあり、の文字。

    「きっと宗一郎くんだ…」

    案の定LINEを開くと1番上のトーク欄に愛しい人の名前。私の彼氏である宗一郎くんからのメッセージが未読になっている。パソコンをシャットダウンしながらそのLINEのメッセージを開封した私は、バタバタと帰り支度を急ぐのだった。

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    「宗一郎くん?!」

    自宅の玄関の鍵を開けると同時に大きな声をあげた私は、ブンブンと靴を投げるようにして脱ぐ。まるで学校から帰ってきた小学生の男の子のように。
    いや、言い訳させてね?いつもはちゃんとお上品に靴を脱ぐし、なんならちゃんと揃えて向きも変えるよ?じゃあどうして今こうなっているのかって?それはーーー

    「おかえり」

    リビングへのトビラを勢いよく開くと、そこには両手を広げて優しく微笑んでいる宗一郎くんの姿。ね?こんなの靴なんてぶん投げちゃうでしょ?先程社内で見たLINEは『家に行くね』というメッセージだったのだ。

    「遅くまでお疲れ様」

    宗一郎くんの腕の中、彼の優しい言葉に私はうるうると視界が滲んでいくのがわかった。人間疲れている時に優しい言葉をかけられると泣きたくなるものだ、ましてや心の支えである人の言葉なんて涙腺崩壊の案件だよ。

    「泣いてるの?」
    「な、泣いてません!」

    嘘とわかる嘘に宗一郎くんはクスクスと笑いながら、私の頭を優しく撫でてくれる。その大きな手はギチギチに固まった冷たい私の心を一瞬でほぐしてくれる魔法の手だ。
    それから宗一郎くんが作ってくれたご飯を食べ終え、あまり大きいとは言えないリビングのソファに2人で座ると、自然にピタリと身体はくっつく。

    「宗一郎くん、来てくれてありがとう」
    「オレの充電の為、だよ」
    「お互い満タンになったね」
    「今はね、オレ燃費悪いからさ」
    「ふふ、それは奇遇だね。私も燃費あんまり良くないよ」

    忙しさの中でもいつも私たちの心の中にはお互いの存在がいる、ただそれだけでも幸せなことだけれど、やっぱりこうやって直に体温を感じていたいよね。そばにいたい、触れ合いたい……そう思うことは自然な事だ。だって大好きな人なのだから。

    「やっぱり一日の終わりに充電って必要だと思わない?」


    宗一郎くんはそう言うと、テレビへ向けていた身体を隣に座っている私の方へと向ける。なんとなくそれにつられて私も身体の向きを宗一郎くんへと向け、2人は向かい合わせになった。すると、私の両手が優しく大きな手に包まれる。

    「だから、一緒に暮らさない?2人で」
    「え?」
    「おはようとおやすみを毎日言いたいんだ」

    些細なことだけど、あなたとならとても贅沢な事になるのは間違いなしーーー。



    夢つぶやき

  • 予約(三井夢)

    20220108(土)22:54
    この学年で1.2位を争うぐらいに【美人】で有名な女子の前の席になった。けど、そんなことオレには関係ねぇ事だと思っていたんだ、今この時間までは。

    「三井ってシャンプー何使ってんの?」

    朝独特のザワつく教室の中、後ろの席から聞こえてきた声と、フワリと漂う甘ったるい匂いにオレの心臓はドクンとひとつ大きな音をたてた。声の主とは1年生の時から同じクラスだった事はわかっている。そして3年生になった今の今まで1度も話をした事が無い事もわかっている。さらにもう1つ、この学年でコイツの事を知らない奴はおそらくいないだろうという事も知っている。その理由はただひとつーーーコイツが【美人】だからだ。

    「ねぇ、聞いてんの?」
    「お、おぅ…なんだよ」
    「だぁかぁらぁ、シャンプー、何使ってんの?」

    オレが椅子の背もたれに肘を乗せながら半分だけ身体を横に向けると、サラッとコイツはオレの長い髪の毛を流れるように撫でた。驚いたオレは思わず椅子から立ち上がる、それは引いた椅子が、机の足にガタッとぶつかるぐらいのもの凄い勢いで。

    「なっ?!」
    「超キレーじゃん、三井のロン毛。だからずっと聞きたかったんだよね」
    「だ、だからって触んなよ!」
    「……小学生かよ。てか、座れば?」

    そう言われ、今自分が周りのクラスメイト達から注目されている事に気付き、逃げ出したい気持ちを抑えながら黙って椅子に座った。身体は黒板へ向けて真っ直ぐ前にでは無く、半分だけ横に向けながら。

    「んで、何使ってんの?」
    「あ?!」
    「何回言わせんのよ。シャンプーだって」
    「んなもん知らねーよ、家にあるやつだ」
    「じゃあどんなパッケージ?」
    「そんなん説明できっかよ」

    なんでそんなに知りてぇんだよ。さすが美人は美容っつーやつに興味津々なんだな。

    「じゃあさ、帰り付き合ってよ。薬局」
    「……は?」
    「さすがに見ればわかるでしょ?それとも薬局じゃ売ってないようなやつ?美容室でしか買わないとか?」
    「そんなたいそうなモンじゃねーよ」
    「じゃあ決まりね。放課後デート、予約完了」

    目を細め妖艶な笑みを浮かべたコイツの顔に、さっきとは比べ物にならない程オレの心臓が大きな音をあげる。と同時に、始業の鐘の音が学校に鳴り響いたーーー。






    追記


    ゆゆメモ✍️
    需要があればもう少し長く書いて本棚に入れようかな、と思っております。

    夢つぶやき

  • まぁ、いいか(流川夢)

    20220107(金)08:18

    バスケに関しては妥協はしねぇ。それでも少しだけ…まぁ、いいかと思えるようになったんだ。コイツがオレの中でいつの日からか大事な存在になったその時から。

    「ねえ!流川くん見て」

    オレの部屋の窓を指さし、首だけをこちらに向けて話す女子、コイツがオレのダイジナヒト。冬休みがあと数日で終わるという日、体育館が使えないらしく部活がなくなった。その知らせをオレはコイツに言ってはいなかったのだが、どこかからかその情報を仕入れたらしく、今こうしてオレの家に遊びに来ている。別にワザと言わなかったわけじゃない、ただ単に忘れていただけだ。それに近くの公園でバスケをしに行ったあと、コイツの家にも寄ろうと思っていたし。
    それでも、どうしても何がなんでもバスケがしたい気持ちを抑えられないオレに「じゃあ行こっか」と承諾をしてくれたコイツと共に外に出ようとした矢先の事だった。

    「雪降ってきたよ」
    「む」

    オレと比べると短くて華奢なその指が指した窓の外には、チラチラと白い雪が舞っていた。どうりでクソさみぃはずだ。これじゃバスケ行けねぇか……窓の外に釘付けになりながら立っているコイツをチラッと見ると、舞っている雪に負けず劣らずキラキラした目で外を見ていた。オレはそんなコイツの頭をクシャクシャと軽く撫でる。雪よりも輝く目がキレーだな…なんて思いながら。

    「雪、好きなのか?」
    「好きってゆーか、綺麗だよね。寒いのは苦手だけど」
    「わかる。さみぃのはキツい」
    「ふふ、一緒だね」

    後ろから抱きしめるとフワリと甘く優しい香りがする。オレが落ち着く香りだ。でも少しだけ困ってる…何よりもバスケ優先で、それ以外に好きなモンも夢中になれるモンも無かったのに、つーか、バスケだけあればいいと思っていたのに。そんなオレが1丁前に『守りてぇ』とか『そばにいてぇ』とか思っちまってる。

    ……まぁ、いいか。
    お前がそばにいてくれるなら。





    夢つぶやき