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つぶやき

記事一覧

  • 引退

    20200829(土)09:22
    「浸ってるんですか?」
    「別に…んなことねーよ」

    部活が終わったあと、最後まで部室に残っていた三井先輩に私は廊下から顔を出し、声をかけた。三井先輩がこの部室に来ることはもうない。なぜなら彼はもう引退だからだ。

    「ぶっつぶすとか言ってましたもんねー」
    「やめろ」

    三井先輩は私の頭を大きな手でつかみ、グリグリと左右に動かす。マネージャーで年下の私は、きっと三井先輩とはもうあまり会うこともなくなるのだろう。
    そう思うと心がギュッと締め付けられたかのように、苦しくなる。

    「…あのよ」

    三井先輩はコホンと咳払いをして言った。

    「お前さ、マネージャー卒業しねぇ?」
    「え?私まだ引退しませんけど」
    「ちげーよ…彼女、になって欲しいんだよ。オレの」

    三井先輩は顔を赤くして、そっぽを向く。
    ……告白って普通、目を見てするものじゃないの?私は思わずクスリと笑みがこぼれた。

    「……なに笑ってんだよ」
    「いや…三井先輩らしいなと思って」
    「んだよ、それ」
    「私でよければ、お願いします」

    私が1歩前へ出て、三井先輩に近づくと三井先輩は「ほ、ホントか?」と念を押してくる。
    普段は自信満々なのに、と私はまたまた可笑しくなってしまう。

    「はい、三井先輩が私の事を大事にしてくれるなら」

    すると三井先輩はガバッと私を抱きしめた。
    そしていつもの様に自信満々の声で言うのだった。

    「ったりめーじゃねぇか」
    追記
    リクエスト作品です。
    リクエストありがとうございます♡

    夢つぶやき

  • わかる

    20200828(金)08:16
    夏の日差しが痛いくらいにギラギラと降り注ぐ日、こんな日にはコレだよね!

    「いっただきまーす!」

    今日はかき氷店に美味しい美味しいかき氷を食べに来ています。有名なお店で、前から来たかったんだよねー。目の前には大きな大きなかき氷。なんていい眺めなんでしょう。

    「絶対こぼすよね」

    目の前に座る彼氏の神くんは、私がシロップをかけようとする時にこう言った。神くんとこうしてデートに出かけるのも久々で私は浮かれ気分だったのだ。

    「何言ってんの神くん、私の事いくつだと思っ…あ」

    神くんの予想通り私はシロップを豪快にこぼしてしまった。もちろん神くんはやっぱり、と呆れている。

    「なんでこんなにわかっちゃうかな、お前の事」

    神くんはティッシュで私がこぼしたシロップを拭きながら、ため息混じりで言った。

    「それは、私の事が好きだからって事でしょ?!」

    私はえへへと照れ笑いをしながら言う。

    「違うね」

    ……え?
    神くんのその言葉に私は固まってしまった。

    「好き、じゃない。大好き、だからだよ」

    そんな神くんの言葉に私はますます固まってしまうのだった。
    追記
    リクエスト作品です。
    リクエストありがとうございます♡

    夢つぶやき

  • 夢主がぶかぶかの彼Tシャツを着ていたら

    20200827(木)08:21
    夢主がぶかぶかの彼Tシャツを着ていたら


    〇洋平
    「ははっ、デカすぎんだろー。可愛いなぁ」
    笑顔でチュー

    〇リョータ
    「まっ、ちょっ、まって」
    写メ撮りまくる

    〇三井
    「おまっ…なんつー格好してんだよ」
    口に手をあてど赤面

    〇花道
    「かっ、かかか可愛すぎます!!」
    目を逸らしてど赤面

    〇流川
    無言で押し倒す

    〇信長
    「は?!やば!!やっば!!!!」
    ガン見

    〇神
    はぁ……とため息をついたあと、押し倒して
    「……わかってるよね?」

    〇牧
    「これは…そうか、誘ってるのか、誘ってるんだな?」ジリジリと押し倒す

    〇藤真
    「なんだよ狙ってんのか?」
    ニヤリ

    〇花形
    「……卑怯だろ、これは」
    熱烈なチュー


    〇岸本
    「えっろ!!最高やんけ!」
    がばーっと押し倒す

    〇南
    「……悪ないなぁ」
    顎に手をあて、上から下までガン見

    〇仙道
    「めちゃくちゃえっちだね、もっとよく見せて?」
    夢主を立たせて、自分は座りながら夢主の足を撫でて見上げる
    追記
    これは質問コーナーに来ていたお題です。
    ネタ提供ありがとうございます♡

    キャラ別夢つぶやき

  • 距離

    20200826(水)21:51
    今日は日曜日、頂上へ向かうロープウェイの中には数人の観光客がいる。私たちもその中の2人だ。

    「ほら、こっちのがよく見えるぞ」

    私の肩を叩きながら言うのは、最近付き合い始めた彼氏の清田くん。私が清田くんに近づくと彼はロープウェイの窓に手を付き、「ほらな」と得意気にニカッと笑った。いつもより近い清田くんの距離に私の心臓はドキリと鳴る。私がドキドキしていると清田くんは私の手をキュッと握った。
    そぉっと清田くんを見ると、窓の外を見ながら顔を少し赤らめている。そしてポツリと言った。

    「…嫌なら言えよ?」

    嫌なわけないじゃない。
    私は恥ずかしいけど、勇気を出して言った。

    「…い、嫌じゃないです。今日はこのままずっと繋いでいたい」

    すると清田くんはこちらを向き、目を丸くして、顔をさらに真っ赤にしたと思ったら…ゴン!っと、ロープウェイの窓に頭突きをするかのようにおでこをあてた。

    「え?!何してるの?!」

    「……んな可愛いこと言われたら、オレ死ぬって」

    これから徐々に距離を縮めていこうね。
    清田くん……ううん、信長くん!!
    追記
    リクエスト作品です。
    リクエストありがとうございます♡

    夢つぶやき

  • 質問の回答54

    20200826(水)08:54
    Q.ヒロインがぶかぶかTシャツを着た時の反応は?

    A.近日中にキャラ別つぶやきにて書きますね。


    Q.宝くじで高額当選したら何につかいますか?

    A.家を建て直します!
    すっごい豪華なホームシアターと書斎が欲しい!!!
    あと金に物言わせてどうにかGLAYさんに会えないかな……町おこしとかで来て欲しい。


    Q.キスマや噛み跡をつけそうなキャラは?

    A. ・どこにでも構わずつけそうなのは……
    流川くん、岸本

    ・見えないとこにつけそうなのは……
    リョータ、南、仙道さん

    あくまでも個人の主観です💁‍♀️💁‍♀️💁‍♀️


    Q.夜型人間ですか?

    A.休みの前の日だけちょっと夜更かしして、昼まで寝てるタイプですヾ(:3ヾ∠)_
    平日は日付が変わる前には絶対寝たいです!

    質問の回答

  • 肩もみ

    20200826(水)07:48
    肩こりに悩まされている人は世の中でどれぐらいいるんだろう?きっとこの日本にはごまんといるのだろう。私もそんなウチの1人だった。
    寝る前に湿布を貼ろうとした時、泊まりに来ていた彼氏の牧くんに声をかけられた。

    「肩こりひどいのか?」
    「そうなんだよぉ、痛くて…」

    肩に手を乗せ、グリグリと押しながら私が言うと「後ろ向け」と言って牧くんは私の肩に手を乗せた。だが……

    「痛い痛い痛い!」

    私の肩もみを買ってでてくれた牧くんだったが、思った以上の力の強さに私は大声を出した。

    「す、すまない…」

    申し訳なさそうにしょんぼりする牧くんが可愛いと思った私は、彼の頬にそっと軽くキスをした。

    「気持ちだけで嬉しいよ」
    「そうか」

    少しだけ嬉しそうな顔をする彼をまたまた可愛いと思ってしまった。

    「牧くんが抱きしめてくれたら、肩こりも良くなるかも」

    私が笑いながら言うと、牧くんはフワリと私を抱きしてくれる。

    「それなら、いくらでも抱きしめてやるよ。嫌という程な……」

    そして牧くんは「これはおまけだ」と言ってキスをする。

    夢つぶやき

  • 付箋

    20200825(火)07:34
    消耗品の文房具を買おうとカタログを見ていると、1人の男性職員が私のデスクに手を置いて、そのカタログを覗き込んできた。

    「付箋買うならオレの分もよろしくな」

    声をかけてきたのは先輩である三井さんだ。
    三井さんは私が見ていた付箋のページを指でトントンと軽く叩く。

    「どの大きさのやつですか?」

    私が聞くと三井さんは「これ」と私が見ていたページに1枚の付箋を貼った。

    「…これと同じ大きさのやつな」

    そう言って三井さんは去っていった。そして彼が貼った付箋には殴り書きで「今日帰りに家行く」と書かれてあった。思わず私は吹き出しそうになるのを必死で堪えた。
    直接言えばいいのに…どうりで恥ずかしそうに足早に去っていった訳だ、私の愛しの彼氏さんは。

    夢つぶやき

  • 浮かれる

    20200824(月)07:46
    「12階だって」

    洋平はそう言って鍵を持って来た。今日は久々に恋人の洋平と温泉旅行にやって来た。洋平がチェックインをしてくれている間も、私は1人で浮かれ気分だった。

    「もしかして最上階じゃない?」

    フロントから部屋へと行くために乗ったエレベーターの中、ボタンを押す時に私は気づいて言う。

    「やったね!部屋からの景色も良さそ」

    私の言葉はエレベーターの壁に手をつけながら、唇を寄せてきた洋平によって塞がれた。

    「わり、浮かれてて我慢できなかった」

    洋平はニヤリと笑って、再び私にキスをする。

    夢つぶやき

  • ドーピング

    20200823(日)17:08
    今日は金曜日、週末の疲れがピークに達していると……

    「ねぇ、それ完全にドーピングだよね?」

    職場の先輩である神さんが、私のデスクに上がっている飲み物たちを指さして言う。栄養ドリンクに野菜ジュース……こんなにの頼ってしまっていることが恥ずかしくなってしまう。

    「あはは…ちょっと疲れが溜まってまして」

    私は苦笑いで答える。神さんに呆れられちゃったかな…と心配をしながら。
    だって、私は神さんに対して密かに恋心を抱いているのだから。神さんは真面目だし、普段はおっとりしていそうだけど、ホントはかなりストイックだし、こんなのには頼らなさそうだもん…。

    「それならさ、今日栄養のつくような美味しいもの食べに行かない?」
    「え?」

    突然の神さんの誘いに私は驚く。

    「オレとだったら元気になれない?」

    ニコリと笑いながら神さんは言うのだった。
    ……この誘いだけで1週間の疲れが全部飛びました。

    夢つぶやき

  • 貰い手

    20200823(日)12:40
    頼んだポテトを1人でモグモグと食べ終わる頃、ようやく待ち合わせをしていた相手がやって来た。

    「わ、わりぃ…」

    息を切らしながらやって来たのは幼なじみの寿。寿とは小さな頃からから家族ぐるみでの付き合いで、今日は彼のお母さんの誕生日プレゼントを買うために街へ出てきたのだ。
    隣の家に住んでいるので、いつもなら家から一緒に出るのだが、今日は先に用事があった私と、部活があった寿なので珍しく街中で待ち合わせをした。

    まぁ…息を切らしてきたのは急いで来た証拠だから許してあげる。

    「アップルパイ、奢ってね」
    「あ?お前それ以上太ったらどーすんだよ。嫁の貰い手なくなんぞ」
    「安定の最低だね」

    私がむくれながら言うと、テーブルの上に乗っている残り2.3本しかないポテトを、1本つまみながら寿が言った。

    「…ま、しゃーねーからオレが貰ってやるよ」

    そしてむぐむぐとポテトを口に入れた。

    「そうね…誰かさんは黙ってたらカッコイイから、それに見合うようないい女になるね!」

    私がにしし、と笑いながら寿に言うと

    「黙ってたら、は、よけーだ」

    くしゃくしゃと寿は私の頭を雑に撫でるのだった。

    夢つぶやき