つぶやき
甘党(洋平夢)
2021/02/02 10:05夢つぶやき
まだ頭がぼんやりとして夢の中にいるような気分だ。けど、いつもと違う天井を見て、昨夜のことは夢じゃなかったと確信をする。
そしてその出来事を思い出し、自然に身体が熱くなった。自分で自分を包み込むかのようにギュッと両腕をつかむ、昨夜愛しの人に抱かれた身体を。ーと、何も身につけていない身体に気付き、急いで服を着た。
そしてそのままゆっくりと部屋のドアを開けた。
「あ、起きたか?」
私の目に入ってきたのは愛しのその人、昨夜結ばれた洋平だった。彼は上半身裸でキッチンからマグカップを持って歩いてきているところだった。細身で引き締まっているものの、しっかりと筋肉がついたその身体に嫌でも目がいってしまう。
そんな私の視線に気付いた洋平は私に近づき声をかけてきた。
「なんだよ、見とれてんのか?」
「ちっ、ちが……わないけど」
「ははは!素直かよ」
洋平は私の頭を優しくクシャクシャと笑いながら撫でる。
「わり。まだ起きてこねぇと思って」
リビングのテーブルの上にマグカップを置いて、洋平は服を着た。そして私に「飲む?」とマグカップを指さす。
「うん、ありがとう」
「りょーかい。座って待ってな」
洋平は私のおでこに軽くキスをして、キッチンへと向かった。キスをされたおでこに軽く触れながら私はソファへと座る。目の前にはワイドショーが流れているテレビ、必要な物しか置いていないリビングは彼の性格を表しているかのようだ。
「あいよ、ミルクと砂糖はどっちも入ってるぜ、おじょーさま」
少したってコーヒーの香りを漂わせながら、洋平が私にマグカップを差し出す。私の好みを知っていてくれているのがとても嬉しく思う。
ニマニマしながらコーヒーを飲むと、ほろ苦い風味が口いっぱいに広がった。
「にが……」
「マジかよ?!どっちも入れたんだけどコレでもダメか?悪かったな」
「私は筋金入りの甘党だからね、でも今日はちょっと苦いぐらいが丁度いいよ」
私のそんな言葉に洋平は隣に座って首をかしげる。
「これ以上甘い思いしたらバチあたりそうだもん」
「……そんなに甘い夜でしたか?昨夜は」
洋平はニヤリとして、私が持っていたマグカップを奪い、ソレをテーブルの上に置いた。そしてそのままゆっくりと私をソファへと押し倒す。
「たまにはいいんじゃね?胸焼けするぐらい甘い思いしたって」
筋金入りの甘党の私には最高のご褒美だね。
そしてその出来事を思い出し、自然に身体が熱くなった。自分で自分を包み込むかのようにギュッと両腕をつかむ、昨夜愛しの人に抱かれた身体を。ーと、何も身につけていない身体に気付き、急いで服を着た。
そしてそのままゆっくりと部屋のドアを開けた。
「あ、起きたか?」
私の目に入ってきたのは愛しのその人、昨夜結ばれた洋平だった。彼は上半身裸でキッチンからマグカップを持って歩いてきているところだった。細身で引き締まっているものの、しっかりと筋肉がついたその身体に嫌でも目がいってしまう。
そんな私の視線に気付いた洋平は私に近づき声をかけてきた。
「なんだよ、見とれてんのか?」
「ちっ、ちが……わないけど」
「ははは!素直かよ」
洋平は私の頭を優しくクシャクシャと笑いながら撫でる。
「わり。まだ起きてこねぇと思って」
リビングのテーブルの上にマグカップを置いて、洋平は服を着た。そして私に「飲む?」とマグカップを指さす。
「うん、ありがとう」
「りょーかい。座って待ってな」
洋平は私のおでこに軽くキスをして、キッチンへと向かった。キスをされたおでこに軽く触れながら私はソファへと座る。目の前にはワイドショーが流れているテレビ、必要な物しか置いていないリビングは彼の性格を表しているかのようだ。
「あいよ、ミルクと砂糖はどっちも入ってるぜ、おじょーさま」
少したってコーヒーの香りを漂わせながら、洋平が私にマグカップを差し出す。私の好みを知っていてくれているのがとても嬉しく思う。
ニマニマしながらコーヒーを飲むと、ほろ苦い風味が口いっぱいに広がった。
「にが……」
「マジかよ?!どっちも入れたんだけどコレでもダメか?悪かったな」
「私は筋金入りの甘党だからね、でも今日はちょっと苦いぐらいが丁度いいよ」
私のそんな言葉に洋平は隣に座って首をかしげる。
「これ以上甘い思いしたらバチあたりそうだもん」
「……そんなに甘い夜でしたか?昨夜は」
洋平はニヤリとして、私が持っていたマグカップを奪い、ソレをテーブルの上に置いた。そしてそのままゆっくりと私をソファへと押し倒す。
「たまにはいいんじゃね?胸焼けするぐらい甘い思いしたって」
筋金入りの甘党の私には最高のご褒美だね。
追記
このお話はTwitterでのフォロワーさんのツイートを参考に書かせていただきました!
ありがとうございます♡
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